お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2020.05.14
清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、
募集内容の詳細はこちら!!
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**************************************************************************************
こんばんは!樫部です。
本日も良いお天気でしたね!
気温も上がり、汗をかきやすくなってきましたので、麦茶の美味しい季節となりました。
また、街路樹の緑もより一層深まり、公園ではクリやシイの木の花が咲いて、独特な香りがするようになってきました。
往診先で、この時期に咲く花のお話をしていたところ、
「牡丹(ボタン)と芍薬(シャクヤク)って似てるよね?結局、どっちがどういう花だっけ?」
という話になりました。
確かに、似ていますし、それぞれの特徴をいざ挙げようとしますと、なかなか難しいものですね(笑)
↑牡丹
↑芍薬
写真をご覧になっていただけますと分かるように、瞬時に判断するのが難しい気がします…
英語では、牡丹と芍薬は『peony:ピオニー』と表記され、同じものとして扱われてしまっているほどです。
(芍薬は漢方の方剤名に使われている為、名前には馴染みがありますね♪)
ところで!
日本には美しい女性の立ち居振舞いを形容する言葉として、
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
というものがあります。
実は、これらの言葉は、それぞれの植物の特徴を佇まいによって見事に表現しています。
では、なぜ立ち姿と座り姿にたとえられるのでしょうか。
芍薬は、多年草で草に分類されています。
季節になると、地面からスッと伸び、茎の先に花が咲く様子が「立ち姿」に見えるということです。
牡丹はというと、落葉低木で木に分類されますが、
低木の幹から新芽を出し花を咲かせる様子が「座り姿」に見えることから、表現されるようになったそうです。
牡丹と芍薬は、 葉、蕾、香りをよーく吟味すると見分けがつくそうなので、以下まとめてみました。
【牡丹】
●葉の形
葉は薄くツヤがなく大きく広がる葉の先はギザギザした形。
●蕾の形
先がとがっている。
●香り
品種にもよるが、香りが少ない。
【芍薬】
●葉の形
葉に厚みとありツヤがあり葉の先にギザギザがない。
●蕾の形
球体をしている。
●香り
甘く薔薇に似た香りがする。
以上が両者の違いと特徴です。
特徴を押さえると、確かに違った植物であることが分かるようになりますね!
それぞれの原産国は中国ですが、現地では牡丹は「花の王」、芍薬は「宰相」と表現されているそうです。
常に比較され、それぞれの持つ美しさを愛されている牡丹と芍薬ですが、
お見掛けされた際、目の前の花が牡丹なのか、それとも芍薬なのか…
試しに目利きをしてみるというのはいかがでしょうか?♪:*
【参考文献】
薬草500種-栽培から効用まで 誠文堂新光舎
趣味の園芸 NHK出版
広辞苑
掲載写真:趣味の園芸 NHK出版より
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.08.11
秋突入2025.08.10
論文を見ること、出すこと(後編)2025.08.09
気象発病学説⑨2025.08.08
再試験2025.08.07
第5回《腎》根のない空間、沈む日々2025.08.06
問診に関して㊶(二便の問診⑦)2025.08.05
神昏(しんこん)とは①2025.08.04
血の病⑰2025.08.03
論文を見ること、出すこと(前編)2025.08.02
気象発病学説⑧2025.08.01
体力づくり2025.07.31
第4回《心》落ち着かない部屋、乱れるリズム2025.07.30
問診に関して㊵(二便の問診⑥)2025.07.29
畏悪風寒(いおふうかん)とは⑤2025.07.28
血の病⑯2025.07.27
線維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告④2025.07.26
気象発病学説⑦2025.07.25
試験返却2025.07.24
第3回《肺》境界をまもり、境界をひらく2025.07.23
問診に関して㊴(二便の問診⑤)2025.07.22
畏悪風寒(いおふうかん)とは④2025.07.21
2025年夏 参議院選挙2025.07.20
線維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告③2025.07.19
気象発病学説⑥2025.07.18
ほどよい疲労感2025.07.17
第2回《肝》停滞する部屋、動けない自分2025.07.16
問診に関して㊳(二便の問診④)2025.07.15
畏悪寒風(いおふうかん)とは③2025.07.14
血の病⑮2025.07.13
線維筋痛症に対する伝統鍼灸の症例報告②2025.07.12
梅雨明け2025.07.11
茅の輪2025.07.10
第1回《脾》 整わない部屋、調えられない心2025.07.09
問診に関して㊲(二便の問診③)2025.07.08
畏悪風寒(いおふうかん)とは②2025.07.07
令和7年7月7日2025.07.06
症例報告:線維筋痛症に対する伝統鍼灸①2025.07.05
梅雨明け間近2025.07.04
言葉の奥深さ2025.07.03
整えることは、調えること2025.07.02
問診に関して㊱(二便の問診②)2025.07.01
畏悪風寒(いおふうかん)とは①2025.06.30
日本の夏はこれ2025.06.29
CONSORT声明2025⑨2025.06.28
気象発病学説⑤2025.06.27
ワクワク感2025.06.25
問診に関して㉟(二便の問診①)2025.06.24
癇(かん)とは④2025.06.23
インターホンと病因病理2025.06.22
CONSORT声明2025⑧