東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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溢血②

2021.03.08

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

あっという間に3月ですね。

 

 

 

風が強い日が多くて、自転車が前に進みません!(笑)

 

 

 

それでは、前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

今回は東洋医学的に見た出血を説明する前に、簡単にではありますが、「血」について書いていこうと思います。

 

 

 

血は、脈中を循行して濡養に働く赤い液体で、人体の構成成分であり、生命活動を維持する基本物質です。

 

 

 

これは、東洋も西洋も同じですね。

 

 

 

働きとして、身体中に栄養と潤いを与え、精神活動を支える事が主な役割となっております。

 

 

 

血が全身を巡る事により、臓腑や器官が正常に働くことができます。

 

 

 

また、人間の精神や意識は血と深い関係がある為、血の状態は、精神活動や意識を支える上で、非常に重要な役割を持つことになります。

 

 

 

脈は血液(営血)が循行する管道であり、「血府」と呼ばれ、身体の外に出た血を「離経の血」または「死血」と呼びます。

 

 

 

打撲による内出血などは、離経の血に相当しますね。

 

 

 

血の基本的な原料は、営気と津液で、腎精と水穀の精微から化成されます。

 

 

 

飲食物が脾胃の運化を受け、水穀の精微に転化したのち、営気により脈中に滲注し、肺に上輸され清気と合するとともに、心火(心陽)の温煦を受けて、赤く変化し、血となります。

 

 

 

精と血は相互資生・相互転化の関係にあるので、「精血同源」とも言われ、腎陽の温煦により、腎精が血に転化し脈中に入ります。

 

 

 

原料である津液と営気を混ぜれば出来上がるのではなく、心火という陽気により少し煮詰めることにより、赤い血に変化するというところがポイントですね。

 

 

 

血は自分だけで運行することはできません。

 

 

 

脈の中を流れるには、気の推動作用が必要で、血が脈の外に漏れない様にするためには、気の固摂作用が必要です。

 

 

 

続く

 

 

 

参考文献

『中医学ってなんだろう』著:小金井信弘 (東洋学術出版)

『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

 

 

 

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