東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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婦人科⑦

2025.10.25

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

今週は一気に気温が下がり、雨も多く寒い、1週間でした。

秋を通り越して冬、のようです。

 

 

 

 

それでは前回の続きです。

 

 

 

 

腎の働きに関して。

 

 

 

①腎は生殖を主る。

②腎は衝脈、任脈の本。

③腎精が気を化して血を生ずる。

④腎は津液を主る。

⑤腎は胞(子宮)を繋ぐことを主る。

 

 

 

本日は④腎は津液を主る。という働きに関して。

 

 

 

 

まずそもそも津液とは体を流動する生理的な水分のことを指します。

 

 

 

津液は、脾の運化作用により肺に送られ、肺の宣発作用で胸中から全身に運ばれます。その後、津液は肺の粛降作用と腎の納気作用により腎に集められ処理されます。

 

 

 

腎はその津液を気化作用によって清濁に分けます。

 

 

 

 


清なるものは腎陽の蒸騰作用腎気の固摂作用によって生体に必要な水液を貯留し、再び胸中に戻して再利用します。これは「合(閉)」の機能で、この機能が失調すると、気が水を蒸騰しないので津液の再利用ができず、全てが尿として排出されます。そのため排尿量が多くなったり、

尿の色が無色になったりします。

 

 

 

 


濁なるものは腎陽の温化作用腎気の推動作用によって生体に不用な水液を膀胱に送り、尿として排出します。これは「開」の機能で、この機能が失調すると、濁液の排出機能に異常が生じて尿量が少なっかったり、浮腫が生じます。

腎は「水液の貯蔵・散布・排泄」という水分代謝を調節し、体内の津液代謝の平行を保つ機能を持っているので、「腎は水液を主る」も言われ、この機能を主水作用と言います。

 
 
 
 
次回へ続きます。
 
 
 

参考文献

『中医婦人科学』 主編:辰巳洋  (源草社)

『現代語訳 黄帝内経素問 上巻』 石田秀実 監訳 (東洋学術出版)

『中医学入門』編著:神戸中医学研究会 (東洋学術出版)

『まんが中国古代の養生法』 絵・文:周春才 訳:鈴木博 (医道の日本社)

 

 

 

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