東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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卒中風と後遺症

2021.12.23

 

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は「卒中風と後遺症」について、お話ししていきたいと思います。

 

 

 

『金匱要略』には、脳血管障害を中医学的には卒中風という記載がされています。

 

 

 

脳血管障害は、急性脳血管疾患ともいわれ、脳血管の急性の血液循環障害によって引き起こされた片麻痺、失語、人事不省など急性または亜急性の脳傷害のことを指します。

 

 

 

また、中年以上の高血圧症患者が罹患しやすい特徴をもっています。

 

 

 

一般的には、出血性のものと虚血性のものに分類されます。

 

 

 

卒中風とは、突然昏倒し、人事不省あるいは突然口眼喎斜、言語不利、半身不随になる病証で、

 

 

 

昏迷時間が長い特徴があり、最悪の場合、死に至ることもあります。

 

 

 

卒中風の後遺症としては、半身不随、言語不利、口眼喎斜、偏身麻木などが残りやすいです。

 

 

 

その為、長期的な治療に加えて、歩行訓練や発音訓練も平行して行って行く必要があります。

 

 

 

発症の兆候としては、頭痛、眩暈、半身のみの麻木、力の入りづらさがみられることが多い為、早期に予防し、根治しておくことが大切です。

 

 

 

卒中風は、厥証癇証とは異なります。

 

 

 

厥証は、昏迷時間が一般的に短く、顔面蒼白、四肢厥冷を伴うものの、昏迷時に失語、口眼喎斜、四肢抽搐がみられません。

 

 

 

癇証は、昏迷時に号泣したり、動物のような奇声をあげたりして倒れ、四肢抽搐を呈したり、涎を垂らしたり、口や目がひきつって、目は上方注視したままになるといった症状がみられます。

 

 

 

この場合も昏迷時間は短く、覚醒後しばらくすれば平人と変わらず、後遺症がないといった特徴があります。

 

 

 

長くなってしまいそうなので続きは、次回のお楽しみということで!

 

 

 

つづく

 

 

 

 

【参考文献】

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『症状による中医診断と治療 下』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

『基礎中医学』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

 

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