東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

卒中風と後遺症②

2021.12.28

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
*********************************************************************************************

 

 

こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は前回の続きとして中風の病因病理について、お話ししていきたいと思います。

 

 

 

前回までのお話はこちら!

卒中風と後遺症

 

 

 

中風の病因病理には次の要因が関係しています。

 

 

 

①精気の虚衰

 

 

 

加齢や思慮煩労過度、房事不節などによって、腎精、腎陰が虚衰すると、陽気がたかぶりやすくなり、内風が発生したり、外邪の侵襲を受けやすくなります。

 

 

 

②湿痰内生、化火生風

 

 

 

脂物、甘味の多食、飲酒過度など飲食不節によって痰濁が停滞し、鬱火して内風が生じます。

 

 

 

③情志不和、化火生風

 

 

 

過剰な精神的緊張、頭脳労働の過度、情緒の激しい変動などによって肝火を生じ、内風が起きます。

 

 

 

④外邪入中

 

 

 

気候の変化、特に急に寒冷になる時に寒邪が侵襲し、血脈の流れに影響し、血瘀(寒凝血瘀)を形成します。

 

 

 

①、②、③などにより、衛気が上手く巡らないと外邪の侵襲を受けやすくなります。

 

 

 

そうすると経気の流れが阻害されたり、内風が助長されたりします。

 

 

 

①から④が絡み合うことで気血が上逆したり、内風が中心となって上擾したり、

 

 

 

それらに痰濁や血瘀が絡んだりして発症しますが、根本原因は下虚上実であり、本虚標実が基本病理です。

 

 

 

中風の分類は下記の通りです。

 

 

 

1.中経絡

 

①真中風(外感表証あり)

 

②類中風(外感表証なし、裏証)

 

 

 

2.中臓腑

 

①閉証(邪実中心)

    ①-1.陽閉

    ①-2.陰閉

 

②脱証(陽気の虚衰がひどい)

 

 

 

長くなってしまいそうなので、続きは次回のお楽しみということで!

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

【参考文献】

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『症状による中医診断と治療 下』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

『基礎中医学』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 


清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

 

関連記事: 樫部

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ