東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

ぼた餅とおはぎ④

2017.09.25

*****************************************************************************************

にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

「エキテン」清明院サイト

 

読者の皆様、 こちらのバナーのクリックにご協力下さい!

*****************************************************************************************

 

 

 

こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

ぼた餅とおはぎ

 

 

 

ぼた餅とおはぎ②

 

 

 

ぼた餅とおはぎ③

 

 

 

今回は、小豆を東洋医学的に見ていくと、どのような効果があるかを書いていきます。

 

 

 

小豆は中国では赤小豆(せきしょうず)といわれ、漢方薬として使用されていました。

 

 

 

性味は平性で、甘、酸。

 

 

 

平の為、冷やしも、温めもしません。

 

 

 

甘味には滋養、強壮の効果があります。

 

 

 

身体の衰えをおぎない、リラックスさせ、他の食材の作用を中和します。

 

 

 

食べ過ぎてしまいますと、体に熱がこもり易く、余分な水分を体内に溜まりやすくなります。

 

 

 

酸味には身体を引き締め、出すぎるものを収め、身体の中に留まらせる効果があります。

 

 

 

食べ過ぎてしまいますと、胃腸の負担になり、体が無力になります。 

 

 

 

効能として、「利水消腫」と「解毒排膿」があります。

 

 

 

利尿作用があり、浮腫を改善し、体の内外の毒素を消し、膿を排出させる働きがあります。

 

 

 

現代で言うデトックスですね。 

 

 

 

その為、もともと水分の足りない陰虚の方や、陽虚で尿量の少ない方には、体調を悪化させてしまう事があるため注意が必要です。

 

 

 

また、豆はもともと消化が良くない為、胃腸が弱い方にも注意が必要です。

 

 

 

そのほかには、高年者の方にも注意が必要で、利尿作用が強いため、摂取しすぎることにより、体調を悪化させてしまう可能性がありますので、ご注意を。

 

 

 

同じく利尿作用がある豆には、緑豆がありますが、あちらは涼性で、余分な熱をとる力があるのですが、冬場など寒い季節には、寒熱の偏りのない平性の小豆が向いています。

 

 

 

小豆の形を良く見ると腎臓の形に良く似ています。

 

 

 

中医学ではこんなことからも「豆は腎臓みたいな形をしているから腎臓の働きと関係がある」と考えるわけです。

 

 

 

実際、利尿作用を持ち合わせているのが、すごいところですね。

 

 

 

色々と調べてみましたが、小豆にこの様な効能があるなんて驚きでしたね。

 

 

 

体にとって良い効果がある食材ではありますが、やはり食べ過ぎは体に悪影響を与えてしまいますのでご注意を!

 

 

 

参考文献  

東方栄養新書

 

 

 

関連ブログ

 

 

 

院長ブログ

 

 

 

スタッフブログ

 

 

 

*****************************************************************************************

読者の皆様、こちらのバナーのクリックにご協力下さい!

 

にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

「エキテン」清明院サイト

*****************************************************************************************

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

関連記事: 齋藤

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ