東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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五輸穴⑬

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

そろそろ1月が終わってしまいますね。

 

 

 

あっという間!

 

 

 

少しずつ陽も伸びてきましたね。

 

 

 

もう少しで暦の上で春になります。

 

 

 

季節の変わり目に体調を崩す方も多いですので、気を付けてください。

 

 

 

それでは前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラです。

 

 

 

今回は、難経六十六難に関して書いていこうと思います。

 

 

 

原文は以下の通りです。

 

 

 

「六十六難曰、経言肺之原出於太淵、心之原出於太陵、肝之原出於太衝、
脾之原出於太白、腎之原出於太谿、少陰之原出於兌骨、胆之原出於丘墟、胃之原出於衝陽、三焦之原出於陽池、膀胱之原出於京骨、大腸之原出於合谷、小腸之原出於腕骨。

 

 

十二経皆以兪為原者何也。

 

 

 

然。

 

 

五蔵兪者、三焦之所行、気之所留止也。

 

 

 

三焦所行之兪原者、何也。

 

 

 

然。

 

 

斉下腎間動気者、人之生命也、十二経之根本也、故名曰原。

 

 

三焦者、原気之別使也、主通行三気、経歴於五蔵六府。

 

 

原者、三焦之尊号也、故所止輒為原、五蔵六府之有病者、皆取其原也。」

 

 

 

以下、訳文になります。

 

 

 

「六十六の難に曰く、経に言う、肺の原は太淵に出で、心の原は大陵に出で、肝の原は太衝に出で、脾の原は太白に出で、腎の原は太谿に出で、少陰(心)の原は兌骨(神門)に出て、胆の原は丘墟に出で、胃の原は衝陽に出で、三焦の原は陽池に出で、膀胱の原は京骨に出で、大腸の原は合谷に出で、小腸の原は腕骨に出ず。

 

 

 

十ニ経皆兪を以って原と為すとは、何ぞ也や。

 

 

 

然るに、五蔵の兪とは、三焦の行く所、気の留止する所也。

 

 

 

三焦行く所の兪を原と為すとは何ぞ也や。

 

 

然るに、臍下腎間の動気とは、人之生命也。

 

 

十二経の根本也。

 

 

故に名づけて原と曰く。

 

 

三焦とは原気の別使也。

 

 

 

三焦の通行を主り、五蔵六府に於いて経歴す。

 

 

 

原とは三焦の尊號也。

 

 

故に止る所を輙(すなわ)ち原と為す。

 

 

五蔵六府の病有る者は、皆な其の原を取る也。」

 

 

 

六十六難では、十二経の原穴に関して論じています。

 

 

 

続く。

 

 

 

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五味⑯

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

あっという間に立冬が過ぎ、暦の上では冬です。

 

 

 

気温も徐々に低下してきていますので、体調管理には十分気を付けてください。

 

 

 

私は既に炬燵を用意した為、自宅では炬燵から離れられず、廃人化しています。笑

 

 

 

それでは前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

今回は、霊枢「九鍼論篇」に記載されている、五味に関する記載に関して、簡単ではありますが、書いていこうと思います。

 

 

 

霊枢「九鍼論篇」では、主に九鍼の起源・名称・形状及び九鍼の適応症と禁忌などを明らかにしています。

 

 

 

原文は以下の通りです。

 

 

 

「五裁。病在筋、無食酸。病在気、無食辛。病在骨、無食鹹。病在血、無食苦。病在肉、無食甘。口嗜而欲食之、不可多也、必自裁也。命日五裁。」

 

 

 

現代語訳は以下の通りです。

 

 

 

「飲食に関する五つの制約があります。

 

 

 

酸味には収斂する性質があり、病が筋にある時には、収斂作用は好ましくないので、酸味を多食してはならない。

 

 

 

辛味には発散する性質があり、病が気にあるときには発散作用は好ましくないので、辛味は多食してはならない。

 

 

 

鹹味には堅いものを軟らかくする性質があり、病が骨にあるときには軟化作用は好ましくないので、鹹味を多食してはならない。

 

 

 

苦味には乾燥させる性質があり、病が血にあるときには乾燥作用は好ましくないので、苦味を多食してはならない。

 

 

 

甘味は塞いで滞らせ湿を助ける性質があり、病が肉にあるときには鬱滞は好ましくないので、甘味を多食してはならない。

 

 

 

もし、好んで食べたいと思っても、多食してはならず、必ず自ら制約して、適当なところで止めなければならない。

 

 

 

これを五裁という。」

 

 

 

病気がある際に制約しなければならない五味を、五行をベースに、五味の作用を絡めて説明されていますね。

 

 

 

以上、長期間に渡り、五味に関する事を書いてきましたが、今回で一旦終了となります。

 

 

 

総括すると、最後に書かれている様に過食しないで、きりのいい所で終わらせられる様にしろということですね。

 

 

 

なかなかそれができないんですけどね。笑

 

 

 

要は中庸が大事ということです。

 

 

 

参考文献

『現代語訳 黄帝内経素問 上巻』 南京中医学院編 石田秀実監訳 (東洋学術出版)

『意釈黄帝内經素問』 小曽戸丈夫+浜田善利共著 (築地出版)

 

 

 

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