お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
清明院では現在、求人募集しております。
募集内容の詳細はこちら。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは!樫部です。
本日は「胃痛・胃もたれ」についてお話していきたいと思います。
心窩部付近の疼痛のことを胃脘痛といいます。
胃脘痛の主要症状は、疼痛、脘腹脹満、ゲップ、呑酸、悪心嘔吐、食欲不振、胃もたれがあげられ、
このときの疼痛は、脹痛、刺痛、隠痛、激痛などなど、様々である為、問診時に必ず痛みの質を確認し、弁証に役立てます。
胃脘痛は心窩部周辺に痛みを伴うため、心痛、脇痛、腹痛との鑑別する必要があり、特に心痛との鑑別は注意が必要です。
胸腹間の気機が塞がれ、不快感を自覚する症状のことを痞といいますが、患者さんは、この感覚を「胃がもたれる」と表現することがあります。
脘痞、心下痞は、心窩部が痞えた感じで苦しく、押さえると軟らかで不快な感じがありながらも痛みは無い状態です。
実痞は、病邪によって起こる心窩部の痞えであり、
虚痞は、正気の弱りによって起こる心窩部の痞えのことを指します。
胃脘痛の弁証分類については、長くなってしまいそうなので、次回のお楽しみということで!
つづく
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
清明院では現在、求人募集しております。
募集内容の詳細はこちら。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは。齋藤です。
暑い暑い暑い。
陽射しが痛いですね。
こんな中、競技を行っているアスリートの方々、本当に応援したくなりますね。
自宅でテレビをつけると、何かしら競技が行われている環境は、スポーツ観戦が好きな自分としては、非常に楽しい毎日です。
がんばれニッポン!
これまでのブログはこちらです。
前回の話はコチラ。
それでは前回の続きです。
腸の損傷の場合は、まず燥邪が肺を損傷し、肺の粛降機能(気を体の内側、下方へ送る機能)が低下します。
粛降機能が低下することにより、気の流れが悪くなり気が停滞し、津液は気と一緒に流れている為、津液の循環も阻害されます。
そうすると、体を潤す機能のある津液が腸で不足してしまい、腸管に潤いが無くなり、大腸の伝導機能(蠕動運動の様なもの)が上手に働かなくなってしまいます。
極端な場合は、燥邪と有形の糟粕(簡単に言うと便)が結び付くことにより、腸管がさらに乾燥し干乾びてしまい、更なる腑気の停滞を招いてしまいます。
さらに悪化していくと、どんどん体の内部に侵入し、営血を損傷していき、酷くなると営血が枯渇してしまいます。
燥邪が気から血に入り、絡脈を損傷する為、血液の循環が乱れ、喀血するか、痰に血が混じるなどの症状が認められるようになります。
血液の循環が阻害されることにより、熱や瘀血などを発生させ、出血し喀血などの症状が出てきてしまいます。
これにて燥邪は終了です。六淫の外邪全て終了になりました。
六淫の外邪の種類や特徴、発症期の環境などを考慮しながら、どの外邪の関与があるのかを問診し、噛分けていくことが、重要になってくると思います。
参考文献
『中医学ってなんだろう』著:小金井信弘 (東洋学術出版)
『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『内経気象学入門』 著:橋本浩一 (緑書房)
『中医弁証学』著:兵頭明、 柯雪帆 (東洋学術出版)
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2024.05.20
気の病㉜2024.05.19
乳がんの内分泌療法によるホットフラッシュ・関節痛と鍼灸①2024.05.18
風邪⑫2024.05.17
苦慮する2024.05.16
煩躁(はんそう)とは⑤2024.05.15
腰痛とは⑭2024.05.14
煩躁(はんそう)とは④2024.05.13
そろそろ梅雨2024.05.12
大学院の生活2024.05.11
風邪⑪2024.05.10
癒しの時間2024.05.09
煩躁(はんそう)とは③2024.05.08
腰痛⑬2024.05.07
明日より診療を再開いたします2024.05.06
ゴールデンウィーク2024.05.05
非がん性呼吸疾患と鍼灸③2024.05.04
風邪⑩2024.05.03
久しぶり2024.05.02
煩躁(はんそう)とは②2024.05.01
腰痛⑫2024.04.30
煩躁(はんそう)とは①2024.04.29
気の病㉛2024.04.28
非がん性呼吸疾患と鍼灸②2024.04.27
風邪⑨2024.04.26
基礎から考える2024.04.25
発狂(はっきょう)とは②2024.04.24
腰痛とは⑪2024.04.23
発狂(はっきょう)とは①2024.04.22
気の病㉚2024.04.21
非がん性呼吸疾患と鍼灸①2024.04.20
穀雨2024.04.19
思い出す2024.04.18
語言錯乱(ごげんさくらん)とは③2024.04.17
腰痛とは⑩2024.04.16
語言錯乱(ごげんさくらん)とは②2024.04.15
ランドセル2024.04.14
緩和ケアにおける吐き気・嘔吐と鍼灸①2024.04.13
風邪⑧2024.04.12
癒しを受ける2024.04.11
語言錯乱(ごげんさくらん)とは①2024.04.10
腰痛とは⑨2024.04.09
鄭声(ていせい)とは2024.04.08
祝入学2024.04.07
術後の悪心嘔吐(PONV)と鍼灸④2024.04.06
新年度2024.04.05
2024年度入学式2024.04.04
譫語(せんご)とは⑤2024.04.03
腰痛とは⑧2024.04.02
譫語(せんご)とは⑤2024.04.01
ヘアドネーション③