東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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問診と聞き方の工夫

こんばんは、森岡です(^_^)

この前、学校でこんな話をしていました。

友達:「問診って重要だよね~。」

僕:「ですよね~。」

友達:「でもなかなか欲しい情報が出てこないんだよね。」

僕:「それは聞き方の問題なんじゃないの?」

東洋医学を使って診断・治療する際に問診は欠かせないものです。

東洋医学の診察法は「四診」といって、

”望(ぼう)・聞(ぶん)・問(もん)・切(せつ)”

から成り立ちます。

望は目を、聞は耳を、問は口を、切は手を駆使して、病態を微に入り、細に入り、把握していくのです。

非常にシンプルであるが故に、これらを完璧にこなすには相当の鍛錬が必要です。

その中でも問診は重要です。

問診がうまくなるとかなりのところまで病気を把握でき、治療をするツボまでいくつかに限定できることもあります。

中国明代の名医、張景岳(介賓)先生も、彼の著書『景岳全書』の中で、

十問歌(問診の手順と要点について記載されている)を記しているほどで、

問診に重きを置いていたことが伺い知れます。

また、四診については難経六十一難が有名ですよね。

その中で問診については、

「問いてこれを知るを工と言う」

と書いてあります。

また、江戸時代に広岡蘇仙が記した『難経鉄鑑』において、

”工”とは”知恵がある”という意味であると出ています。

つまり、問診は知恵がなければできないってことです。

ですから知恵を絞って、あらゆる角度から問診しないと病気と戦えないってことですね。

そして、あらゆる角度から問診するには陰陽論が役立ったりするんですよね~。

う~ん、東洋医学深すぎます!!

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こんばんは。齋藤です。

 

 

4月もいよいよ最終週となりました。

 

 

世の中はゴールデンウィークが始まりますね。

 

 

通勤の電車が混んでなくて嬉しいです!

 

 

前回の続きです。

 

 

前回の話はコチラ

 

 

前回は、「労傷、過度な消耗(過度な下痢、嘔吐、発汗、出血)」が引き起こす気虚に関して、書きました。

 

 

今回は、その続きになります。

 

 

過度な下痢や嘔吐、発汗などで、津液が大量に損傷されることがあります。

 

 

津液は体液として考えられているので、嘔吐や下痢、発汗により、津液を体外に排出しているとこになります。

 

 

気は目に見える、血や津液に宿ることで、身体の中に留まっています。

 

 

例えば、発汗を通して津液が外に漏れ出てしまう事になるのですが、気も一緒に出ていってしまうと考えられています。

 

 

その為、大量に発汗した後に、少し疲労感を感じたりするのは、気が汗(津液)と一緒に出ていってしまっているせいと考えられています。

 

 

正常な範囲であれば、自然と回復するので問題ないのですが、大量の発汗や激しい嘔吐や下痢などでは、一気に津液が損傷される可能性があるので、気虚を引き超す原因になることが考えられます。

 

 

例えば、発熱して、大量に発汗する方もいますので、そういった後に、気虚の症状が出るようになっていないか、もちろん、津液の不足や、血虚、陰虚の症状が出ていないのかなども、問診でしっかりと確認する必要があると思います。

 

 

 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸・漢方の名医になるための気血弁証論治学』 編著;神野英明 (たにぐち書店)

 

 

 

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