東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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精力減退を感じる

 

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は「精力減退」について、お話しきていきたいと思います。

 

 

 

東洋医学的に男性の勃起不全のことを「陽痿」といいます。

 

 

 

性的な満足に対する欲求不足のことを「性欲淡漠」といいます。

 

 

 

性欲自体があっても陽痿である場合や、性欲も全くなく陽痿になっている場合、あるとき急に陽痿になる場合など、様々なケースがあります。

 

 

 

陽痿の弁証分類は主に4つあり、病因は全て内傷に分類されます。

 

 

 

1.腎陽虚

 

 

 

性欲過度による房室不節、先天不足の虚弱体質者の性交、少年期の手淫過多などにより腎気を消耗したために陽痿を生じます。

 

 

 

その他に、陰部の冷え、腰膝無力、耳鳴、脱毛、歯の動揺、寒がる、四肢の冷え、るい痩、息切れ、無力感、眩暈、頭暈といった症状を伴います。

 

 

 

2.心脾両虚

 

 

 

心配事、思慮過度により心脾が傷害され、脾気、心血が消耗し、後天の化源が不足したために腎気が充足せず、腎陽が不足して陽痿が生じます。

 

 

 

この場合は、動悸、息切れ、自汗、顔色萎黄、るい痩、元気が無い、眠りが浅い、多夢を伴います。

 

 

 

3.驚恐傷腎

 

 

 

驚きや恐れにより腎気や腎精を消耗して陽痿を生じます。

 

 

 

平常時は勃起するものの、性交の段階になると焦燥・不安のために陽痿、ビクビクして不安、元気がない、眠りが浅い、多夢がみられます。

 

 

 

4.湿熱下注

 

 

 

肥満して内湿の盛んな者が脂物の多食や飲酒を嗜好して湿熱を生じ、それが陽明脾胃に停滞すると、湿熱が下焦に流注して陽痿を生じます。

 

 

 

この場合、陰部が湿潤して、痒みや痛みを伴い、尿が濃く少ない特徴があります。

 

 

 

陽痿についてのお話は以上です。

 

 

 

次回は「体重の増減がある」ことについて、お話ししていきたいと思います。

 

 

 

 

【参考文献】

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『症状による中医診断と治療 下』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

『基礎中医学』

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息切れがする②

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は前回の続きで、「少気」について、お話ししていきたいと思います。

 

前回のお話はこちら

 

 

 

少気は、短気と同じ「息切れ」というカテゴリーでありながら、

 

 

 

呼吸が短く静かな呼吸をして、「ハァハァ」大きな音が出ない特徴があり、虚証でみられる特徴があります。

 

 

 

この場合、息をしても吸い足りない感覚があります。

 

 

 

そして、少気の弁証分類は、主に5つあります。

 

 

 

1.肺気虚

 

 

 

肺気が虚すことで、息切れが引き起こされます。

 

 

 

気虚の程度によっても変化しますが、入浴や運動などの肉体的負荷が掛かると、息切れが増悪する特徴があります。

 

 

 

その他にも声に力が無かったり、呼吸が弱かったり、風邪を引きやすいといった症状がみられます。

 

 

 

2.心気虚

 

 

 

虚弱体質、久病、思慮過度、心労により、心気が不足すると、心気の機能を保つために肺気が補助しようと活発になり、息切れが起こります。

 

 

 

その他に、心悸、眠りが浅い、中途覚醒といった不眠の症状がみられます。

 

 

 

3.脾気虚

 

 

 

虚弱体質、久病などで脾気が虚し、運化が低下すると、水穀の精微を化生出来ないため、気の産生が不足すると息切れが引き起こされます。

 

 

 

この場合、息が切れて喋ることが億劫になり、空腹感なく、少食となります。

 

 

 

便は泥状で、倦怠感もみられるようになります。

 

 

 

4.腎不納気

 

 

 

肺気虚から進展して腎気虚が悪化すると、納気出来なくなります。

 

 

 

この場合の息切れは、身体を動かすことが増悪因子となります。

 

 

 

また、話すのが億劫となったり、腰や膝に力が入りにくくなったり、自汗がみられます。

 

 

 

5.熱傷気陰

 

 

 

この場合はパターンが2つあります。

 

 

 

1つ目のパターンは、外感熱病の後期の息切れです。

 

 

 

邪熱が肺胃に侵入し、気や津液を消耗した場合に引き起こされます。

 

 

 

この場合、倦怠無力感、るい痩、舌苔が薄く乾燥、口乾を随伴します。

 

 

 

2つ目のパターンは、暑邪によるものです。

 

 

 

「暑は気を食む」徒いわれる通り、暑邪によって気・津液をひどく消耗した場合に、息切れがみられます。

 

 

 

この場合、倦怠感、身熱、多汗、口渇多冷飲がみられます。

 

 

 

少気についてのお話は以上になります。

 

 

 

次回は「眩暈」についてお話ししていきたいと思います。

 

 

 

 

 

【参考文献】

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

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