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こんばんは 浅田です
前回、反抗期と東洋医学について書きました。
女性は十四歳頃から、男性は十六歳頃から、生殖器を中心に身体が大きく変化する時期であり、それに伴ってココロや精神が乱れやすくなるという内容です。
参照
生殖器が発達し始める時期に、精神の乱れが起りやすくなるということは、生殖器が衰退していく時期にも、精神の乱れが起こりやすくなるのです。
生殖器系統を始めとして身体が衰退していき、心身共に様々な症状が出てくる時期が「更年期」です。
更年期の一般的な精神症状の特徴としては、
・イライラしやすく、人に当たってしまう
・些細なことが気になってしかたがない
・気分の浮き沈みが激しい
・以前とは人格が変わってしまい、行動や言動に変化が出る
・理由もなく、憂鬱な気分になる
・不安感に襲われ、今後の将来に希望が持てなくなる
・物事に対してやる気が起きない
などが挙げられます。
『素問・上古天真論』には、
「女子….七七任脉虚.太衝脉衰少.天癸竭.地道不通.故形壞而無子也.」
(女性は七七(四十九歳)で、妊娠に関する脈が衰え、血が少なくなると月経が終わり、生殖器官が老化し、生殖能力が無くなる。)
「丈夫….八八則齒髮去.腎者主水.受五藏六府之精而藏之.故五藏盛乃能寫.」
(男性は八八(六十四歳)で、歯も髪も抜け去ってしまう。全身の活動の源である精をしまっている腎の臓が衰え、内臓も筋肉も骨も衰退し、生殖能力は尽き果てる。)
「此雖有子.男不過盡八八.女不過盡七七.而天地之精氣皆竭矣.」
(子供ができると言えども、男性は八八(六十四歳)が限度で、女性は七七(四十九歳)が限度である。この年齢を過ぎると男女の生殖能力は皆尽きてしまう。)
と書いてあります。
このように、女性は四十九歳、男性は六十四歳で、生殖器を始めとして、身体が大きく変化、衰退していくのです。
反抗期と同様に、身体が大きく変化する時は、ココロや精神も変化し、情緒が不安定になってしまい、上記に挙げた症状が出てきてしまいます。
女性の身体が成長し始める十四歳、そして衰えが始まる四十九歳。
男性の身体が成長し始める十六歳、そして衰えが始まる六十四歳。
この時期に、如何に心身の陰陽のバランスを整えてあげるかが大変重要になってきます。
参考文献
『中医心理学』 たにぐち書店
『症例から学ぶ中医婦人科』 東洋学術出版社
『全訳中医婦人科学』 たにぐち書店
『黄帝内経素問』 東洋学術出版社
『素問』 たにぐち書店
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こんばんは。二神です。(^ー^)v
最近は天候の変化も激しく体調管理が難しい季節になってきましたが、
皆さんは体調など崩していないでしょうか。
西の方から段々と梅雨になろうとしていますので、しっかり準備をして
この時期を乗り切りましょう。
さて、最近巷でよく耳にするグラノーラという食べ物を皆さんはご存知でしょうか。
妻に勧められて、ここ数日朝食に大豆のグラノーラをよく食べさせられております。
この大豆のグラノーラの中には大豆の他に黒大豆、青大豆、きなこ豆乳なども入っており、
とにかく大豆づくしで栄養満点の様です。
美味い!!また食べたい!!とまでは思いませんが、
それなりに大豆にしては美味しいかなというのが、私の正直な感想です。
確かに大豆は栄養豊富な食品であり、特記すべき栄養成分としては、
・食物繊維
→水様性食物繊維と不溶性食物繊維を豊富に含んでおり、排便をスムーズにして
便秘を予防します。
・レチレン
→不飽和脂肪酸に含まれる成分でリン脂質を主とする混合物。人体の中では脳や肝臓に
多く存在しており、脂質の代謝を正常にして肝臓を保護する役割があります。
・イソフラボン
→簡単に言えば、体内において体内において女性ホルモン様の働きをし、
更年期障害の改善、骨粗鬆症の予防、血流の改善、乳癌の予防などに効果があります。
・サポニン
→主に苦味や、アクと言われている成分で、界面活性作用や抗酸化作用が強く、
血栓の元になる過酸化脂質の生成を抑制し、過酸化脂質を原因とする
血管系障害(動脈硬化、高血圧など)を低減させる効果があります。
簡単に上げるだけで、上記のような栄養成分があるとされており、
大豆は栄養素の豊富さから、別名「豆の王様」と呼ばれているほどです。
東洋医学的に考えても、胃腸の働きを助けて腸を整え、胃腸を潤し利尿作用を促したり、
造血を促すことで五臓の働きを助ける、濃を排除し毒を消すなど様々な効能ががあります。
ただ、西洋医学的にも東洋医学的にも食べ過ぎには注意と記載がある為、
皆さんも食べ過ぎには十分に注意してください。
私も、少しだけ妻を信じて朝食に大豆グラノーラ続けてみようと思います。
妻は起きるのが苦手なのか、朝食を作るのがめんどくさそうなので、
これが朝食代わりなればラッキーぐらいに思っている様な気はしますが。(笑)
皆さんも試してみてはいかがでしょうか。
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