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日本東洋医学会 東京都部会に参加してきました!!

2018.11.13

20181015_205901.JPG

 

 

 

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11.11の日曜日は、日本東洋医学会、東京都部会に参加してきました!

 

(終了後、北辰会関東支部定例会にも参加してきました!!)

 

 

今回は、先日このブログで一貫堂医学、森道伯先生に関する記事を書いたときに何度か連絡を取らせていただいた矢数芳英先生が一貫堂医学について語るということで、

 

お誘いいただき、楽しみにしていました。

 

墓マイラー 52 森道伯先生

森道伯という人物

一貫堂医学について 10(患者の死と道伯先生の臨床)     参照

 

 

この日は朝から女子医大の東洋医学研究所の所長である伊藤隆先生による、藤平健先生に関する講義。

 

 

藤平健先生に関しては、以前少し触れました。

 

「四逆散」というお薬 8

墓マイラー 20 尾台榕堂先生

尾台榕堂という人物

丸山昌朗という人物             参照

 

 

藤平健先生は、千葉古方、奥田謙蔵先生の流れをくむ、昭和漢方界を支えた重鎮の先生の一人です。

 

(千葉大の和漢診療科のHPに詳しい紹介ページがあります。)

 

 

声が聴き取りやすく、内容も難しくなく、藤平先生の併病理論がよく分かる、非常に聴きやすい講義でした。

 

 

2コマ目は日本東洋医学会の元会長である松田邦夫先生による和田東郭先生のお話し。

 

 

松田邦夫先生も、一貫堂処方のもとの一つにもなっている、あの『万病回春』を現代語訳されており、今回初めて話を聴けるので楽しみにしていました。

 

 

因みに和田東郭先生といえば、今でもよく使われる四逆散、抑肝散の使い手として有名です。

 

 

このブログにも何度も登場しています。

 

和田東郭という人物

和田東郭の言葉

「和田東郭」を含む記事     参照

 

 

松田先生は盛んに、患者の精神面、医師の精神面など、「心持の大事」を、和田東郭の臨床を通じて説いているように思えました。

 

 

蓮風先生もそうですが、やはり大ベテランになると、「心持ち」をこそ重視するようになるのかなあ、と思いましたね。

 

 

3コマ目は昭和大学の薬学部の教授である川添和義先生による生薬に関する講義。

 

 

大変聴き取りやすい講義で、スライドも見やすく、そういう意味で非常に参考になりました。

 

(サスガ大学教授、人気の講座を持っているんだろうな、という感じがしました。)

 

 

僕は漢方に関しては、必要な患者さんに関しては、「漢方臨床専門数十年」の、ゴリゴリの漢方家の先生を紹介して、一切お任せする主義なので、

 

細かいことは正直あまり分からないのですが、メーカーによって、同じ名前でも内容物や内容量が違うというのは、使う側からすると大変だろうなあ、

 

と思いました。

 

 

そして最後は矢数芳英先生による「一貫堂医学」に関する講義。

 

 

矢数芳英先生は、森道伯先生の弟子で、昭和の日本漢方界の巨人である矢数道明先生の御令孫です。

 

矢数道明という人物

墓マイラー 28 矢数道明先生   参照

 

 

講義の中で仰っていたように、矢数先生のハングリー精神を感じる、非常に分かりやすい講義でした。

 

 

森道伯先生は、結核と脳卒中の治療に苦戦した、それをどうにか予防できないか、ということで発案されたのがいわゆる一貫堂医学である、

 

また、矢数家が森道伯先生と関わるきっかけとなった、矢数格先生がマラリアの治療を受けた五積散の使い方や、芳英先生自身の奥様の荊芥連翹湯の症例など、

 

聴きどころがたくさんあり、あっという間に時間が経ちました。

 

 

また今回は、来年の日本東洋医学会の会頭でもある花輪壽彦先生とも、少しお話が出来ました。

 

 

今後、東京都内でも、清明院のように東洋医学をやっている数少ない鍼灸院と、漢方家の先生方で手を組んで、患者さんの益になる治療がドンドン出来たらいいですね。

 

 

医師と鍼灸師の間にある、見えない壁のようなものは、こちらから積極的に取り払っていこうと思います。

 

 

そして終了後は北辰会へ。

 

 

今回の飲み会では、S先生がいつも以上に冴え渡っていました☆(^^)

 

 

 

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