東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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藤本蓮風先生

7月4日北辰会本部臨床コース

2010.07.05

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昨日は、大阪、上本町で行われた、(社)北辰会本部臨床コースに行ってきました!今回は午前中は愛媛の水本淳先生の大人気シリーズ講義「傷寒雑病論」でした!水本先生はもともと非常に分かりやすい講義とその軽妙な話術で、以前から北辰会では大人気の講師の先生ですが、このシリーズ講義は、なんか回を重ねるごとに完成度を増しています。午後は代表理事である藤本蓮風先生による「太極陰陽論解説」。この医学の根本概念を、自身の著書を振り返りながら、ひっじょ~に分かりやすく解説して下さっています。その後は北辰会、役員会議長である、大八木敏弘先生による症例発表「小児の水頭症」と続き、最後は島内薫先生による「方剤学と空間」という、盛りだくさんの内容でした。症例に関しては、「え!?鍼灸で水頭症??」と考える患者さんも多いのではないかと思いますが、北辰会では症例数は非常に少ないですが、過去にも水頭症の症例がいくつかあります。症 ....

鍼の即効性

2010.06.12

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今日は朝からせっせと治療治療。暑い中お越しいただいた患者さん達にまずは感謝<m(__)m>・・・最近何度か、違う患者さんと、同じようなやり取りがありました。みんな、とある動きで痛みが出る患者さん達です。もともと、それとは違う訴えで治療に来ていましたが、最初の訴えが大分落ち着いてきた時、以前からあった症状を相談してこられました。そこで、じゃあそれもやりましょう、ということで、その患部とは全然かけ離れた場所に鍼を1本した後、竹「今もう一回、さっきの動きやってみな。」患「はい。(・・・動かしてみる)あれ?何で??全然痛くない・・・。何でですか!?」竹「鍼したからだと思います。(笑)」患「エエ~!こんなことならもっと早く言ってればよかった~!この痛みは何年も前からあるから、あきらめてたのに・・・。」竹「僕は鍼で不可能を可能にしようと、日々邁進しております!(笑)」患「・・・いや~、信じ ....

実践から理論

2010.06.05

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いや~、本日もあわただしく治療させていただきました!!今日は何やら清明小学校でしたネ♪(笑・・・昼間みえた患者さんにしか伝わらないけど。)校長気分を満喫させていただきました。(笑)早いもので、明日が(社)北辰会本部臨床コースでの、僕の症例発表の日となりました!(緊張~こわい~)今回の症例は、「リウマチ性多発筋痛症と診断された足底痛の1症例」であります。症例検討会というのは、(社)北辰会では本部でも支部でも、かなり前からずーっと行われている、恒例の企画であります。これは、発表者が自分の症例をレポートにまとめ、実際のカルテを使って、その症例のポイント、問題点、改善点などを、大勢の参加者(プロの臨床家の先生方)と一緒に検討しあう、大変重要な場であります。(もちろん患者さんの個人情報は完全に守られます。念のため。)(社)北辰会の代表理事である藤本蓮風先生は、数十年前から「実践から理論へ」という言葉 ....

5月(社)北辰会本部臨床コース

2010.05.10

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昨日、5月9日の日曜日は、大阪、上本町にて行われた、(社)北辰会本部臨床コースに参加してきました!今回は、午前中は各班に分かれての実技指導。(ちなみに僕は油谷真空先生担当の班でした。油谷先生の体表観察時のタッチ、刺針テクニックは”サスガ”の一言でしたね。)午後は代表理事である藤本蓮風先生による新刊書籍、『東洋医学の宇宙』の解説のあと、西川順子先生による症例レポート「帯状疱疹(ヘルペス)」。そして最後に、この度ついに、長年の医易学(いえきがく)研究の成果である『鍼灸・漢方の名医になるための秘訣』という書籍を出版された、神野英明先生による「医易学の臨床応用」という講義。(この書籍については、昨日の定例会での100部限定特別先行販売しかされておりませんので、まだ一般には入手出来ませんが、「易学」という、東洋哲学の根本とも言える、大変高度で深遠なテーマに、”鍼灸臨床家”という立場から見事に斬り込ん ....

4月(社)北辰会関東支部定例会

2010.04.26

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昨日、4月25日(日)は、代々木にある青少年オリンピックセンターで行われた、(社)北辰会関東支部、定例会に行ってきました!今回は代表理事である、藤本蓮風先生の特別講演があったため、人数はいつもより多く(100名弱)、大盛況でした!午前中は川田浩之副学術部長による「臓腑経絡学概論」。午後イチは僕からちょこっと「(社)北辰会関東支部の歴史」、「関東支部2010年度カリキュラム発表」の後、蓮風先生による「筆跡に見る心のひだ」講義前半。3時頃からは(社)北辰会役員で内科医である、村井和先生による「難病診療最新情報」の後、再び蓮風先生による「筆跡に見る心のひだ」後半。最後は蓮風先生による「公開臨床(症状:動悸)+サイン会」・・・と、ひっじょ~に盛りだくさんの、素晴らしい内容でした。今回は僕も企画運営に関わらせていただきましたが、個人的にとても嬉しかったのは本部からも何人か若い先生方がお見えになってい ....

4月(社)北辰会本部臨床コース

2010.04.05

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昨日、4月4日の日曜日は、大阪で行われた、(社)北辰会本部臨床コースに参加してきました。今回の内容は午前中は愛媛の水本淳先生による、「傷寒雑病論」シリーズ講義。早いもので今回で9回目を迎えました。僕は前回、諸事情により出られなかったので、今回の講義を楽しみにしていました。今回もサスガの内容でしたね。水本先生は東洋医学に、臨床にとてもアツい先生です。また、非常に話しの上手い先生でもあります。(落語が好きらしい・・・。)午後は藤本蓮風先生による「経穴解説の解説」+「太極陰陽論」。前半はすでに書籍化されている『経穴解説』に最新情報を加えながら解説。後半はさらに最近書籍化された『東洋医学の宇宙』に絡めて、現在中国で販売されている、『黄帝内経(こうていだいけい)』を解説したDVDを上映し、これを同時通訳しながら陰陽を解説する、という面白い試みをなさっていました。70歳手前にして、まだまだ新しいことを ....

勉強会行ってきました!

2010.03.23

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臨時休診をいただき、患者様各位にはご迷惑おかけしましたm(__)m今日からは再び朝からガンガン臨床再開しております!今回は、3月21日(日)、3月22日(月)と、二日間にわたって、(社)北辰会 役員講師研修会に行ってきました。今回のテーマは「実技(基本事項の徹底確認~実際の治療まで)」でした。清明院では、診察~治療~予後の推定~養生指導まで、純粋な東洋医学の考え方にのっとった治療法である、「北辰会方式」を採用しています。これは、「診察」の部分も、「治療」の部分も、東洋医学の基本的な考え方に基づいた、言わばすべて「実技」であり、当然、「技術」を必要とします。(正直、簡単には真似できません。プロの仕事なんだから当たり前ですけどね。)東洋医学は、西洋医学と違い、世界共通で血液検査で〇〇の数値が高い=〇〇病=治療は〇〇、予後は〇〇、という考え方はしません。診察も治療も、結局のところ術者の「技術力」 ....

『東洋医学の宇宙』

2010.03.15

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2月(社)北辰会本部定例会

2010.02.08

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昨日は、毎月恒例の(社)北辰会本部定例会に行ってきました!(今回の会場は大阪の上本町)今回の定例会は午前中は「脈診実技」、午後は役員である東口光雄先生による症例レポート(つわり、逆子の症例)の後、森洋平先生による「体表観察学」講義。さらにその後、代表理事である藤本蓮風先生と、このブログにもこないだ登場していただいた、橋本浩一先生の出版記念パーティーと、相変わらず盛りだくさんな内容でした。そして、まだまだ北辰会からは続々と本が出るようです。蓮風先生の次なる本も、いよいよ完成したようです。何やら活気づいてます。北辰会。・・・まあこうやって、大先輩たちがどんどん活躍している姿を見るというのは、我々若造にとっては大変いい刺激になります。とは言っても、自分の足元だけは見失わないよう、僕はコツコツいきますがね。(笑・・・意外とそこは堅実です。)そんな訳で、終了後の打ち上げに参加し、最終の新幹線で東京に ....

一本のこだわり

2010.01.26

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清明院では、「一本の鍼の効果」というものに、大変こだわっております。これはなぜかというと、一本の鍼で患者さんがどのように変化したかを正確に捕まえることによって、自分の診断が正しかったかどうかが明確になり、正しくなかった場合は「どこがどう」間違っていたかがハッキリするためです。あっちもこっちも鍼を打ってしまうと、患者さんの肉体的な負担が増える上に、治療の焦点がボケるため、何が効いてて、何が効いてないかを考えることが非常に難しくなります。(しかしもちろん、そのやり方でも治ることはあります。その場合はいいのですが、大事なのはむしろ治らなかった場合だ、と僕は考えています。)ですので、まったくごまかしのきかない治療であります。「鍼の究極は一本だ!」というのは藤本蓮風先生の言葉ですが、僕も全くその通りだと思います。・・・これまでこのブログに書いてきたように、患者さんの「陰陽」のアンバランスを整えるのが ....

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