東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告②

2025.08.24

 

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こんばんは 謝敷です

 

 

 

 

 

いつも朝ドラを見て仕事に出るのですが、
アンパンマンが、実はとっても奥深い優しさを持ったヒーローであることを知り、
今更ながらファンになりました。
グッズのを持つのはさすがに恥ずかしいけれど、
柳瀬さんの詩集は手に取ってみたいなと思う今日この頃です。






さて、先週から硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告を見ています。
今回は、患者さん(男性)の介入前の所見を見ていきます。





人工肛門を閉じ、小腸に一時的な人工肛門を作る手術の後、
2日の間、この症例の患者さんは激しい吐き気を訴えます。

 

 

 

 

3日目に、術後管理のために挿入されていた硬膜外カテーテルが抜け落ち、
その午後に、光線過敏症と吐き気を伴う頭痛(両眼と後頭部)を感じました。
頭痛は、歩行すると悪化し、痛みの強さは0~10のうち5~6でしたが、
頭痛のため、歩行も食事もできませんでした。






4日目、症状は悪化し続け、痛みの強さは最大の10となりました。
鎮痛薬を服用しても改善せず、その午後に鍼治療を受けることになりました。
鍼治療の3時間後、頭痛の痛みは7に低下します。




 



術後5日目、痛みの度合いは8程度の頭痛が続きますが、
患者さんは、西洋医学における治療(硬膜外血液パッチやカフェイン静脈内投与)を拒んだため、
2回目の鍼治療を受けることになりました。
鍼治療後、30分程度で、痛みの度合いは5に低下しました。








翌日には歩行や食事の摂取ができるようになり、痛みの度合いは2に下がり、
鎮痛薬で疼痛コントロールができるようになったため、退院しました。

 

 

 

 

 

鍼治療が、顕著に頭痛の度合いを軽減させていますね。
次回は、実際に行われた鍼治療の詳細を見ていきます!

 

 

 

 

 

来週から、経過を見ていきます!

 

 

 

参考文献

Acupuncture for the Management of Postdural Puncture Headache: A Case Report.
Chang A, Acquah J, Reddy S, Chao MT.
Glob Adv Health Med. 2016 Jan;5(1):103-6. doi: 10.7453/gahmj.2015.010. Epub 2016 Jan 1. PMID: 26937320; PMCID: PMC4756779.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4756779/

 

 

 

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