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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
前回は乳歯から、永久歯への生え変わりを西洋医学的に書きました。
今回は簡単ではありますが、東洋医学的視点で書いていこうと思います。
東洋医学では「歯は骨の余り」と考えています。
そもそも骨は五臓でいう腎に対応しています。
腎についてはコチラ
骨を養う髄(骨髄)は、腎精から生まれると考えるからです。
つまり、腎精は髄を生み、髄は骨を生みます。
ちなみに、腎精は人が生きている間に、みなぎり→盛りを迎え→次第に衰えていきます。
東洋医学のバイブルである、「黄帝内経」の中に、上古天真論という、腎の精気の盛衰という視点から、生命のプロセスを捉えた文章があります。
そこには、女性は7の倍数、男性は8の倍数で変化していくと説かれています。
一時期、テレビのCMでよく流れていましたね。
その中に、男性は8歳で腎の精気がみなぎり始め、毛髪が伸び始め、歯が生え変わります。と書かれています。
そう!ちょうど息子はこの段階に来ているのです。
息子は7歳で、記載されている年齢より少し早いですが、腎の精気がしっかりしてきており、順調に成長しているのだなぁと、実感しております。
ちなみに、男性は40歳になると、腎気が衰えだし、歯は痩せて艶がなくなります。とも記載されています。
私はこちらに近づいてきております。涙
この様に、二つの異なった視点で見比べてみるのも楽しいですね。
続く
参考文献
現代語訳 黄帝内経素問 上巻 東洋学術出版
中医学ってなんだろう 東洋学術出版
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