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こんばんは、下里です
東京は葉桜になり、日によっては初夏のような日差しを感じるようになりました
今日も、これまでに引き続き東洋医学と妊娠について考えていきます。
これまでの記事
妊活
妊娠するために必要なこと~妊娠と東洋医学①~
テーマは「体の内部環境」です
ART(高度生殖医療)が進歩する中、卵子や精子の「質」が大切だということがわかってきています。
それは体外受精などで排卵誘発をし、たくさんの卵ができたとしても、採卵・受精・培養・移殖などのステップを踏む中、質がよくないとされる卵子や精子では結果が思わしくないからです。
「質」ということについては、年齢の影響が大きいとされます。
美容の世界を中心に「アンチエイジング」や「美魔女」という言葉が流行して久しいですが
やはり、時間を巻き戻せない部分が体にはあるのですね・・・
そして、ライフスタイルなどによって変化するその時の身体の状態「内部環境」も重要
例えば強いストレスにさらされると、脳の視床下部から指令を出し副腎皮質ホルモンを分泌して体を守ろうとしますが、
妊娠に必要な性腺刺激ホルモンはこの視床下部の命令系統に入っているために影響が出て、卵がうまく育たなかったり排卵がストップしてしまうことなどもあります。
また精神的なストレスだけでなく、過度な痩せや肥満の傾向があると、排卵に影響があります。
また、男性の精子についても、忙しかったり、喫煙が過ぎたり、ストレスがかかったりすると運動率が低下したり、数が減ったりします。
精子や卵子の質は、同じ年齢・同じ人でも一定ではなく、体の内部環境に左右されるようですね。
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東洋医学は「天人合一」「心身一如」という考えがあるように、体の内部環境を自然で、バランスのとれた状態にもっていくことを治療の基本としています。
治療だけでなく養生(自然に沿った健康的なライフスタイル)も非常に大切です。
治療を受けて後はむちゃくちゃな生活をしていたりすると、再びバランスが崩れます
いまのところ東洋医学は不妊治療に際しエビデンスがないとされていますが
東洋医学の古典『黄帝内経・素問』「陰陽別論」に、陰搏陽別、謂之有子。とあり、昔から「妊娠」については診断や研究のまなざしが注がれ、取り扱われています。
実際、ART施設でも漢方薬の処方がなされるなど、東洋医学は注目を浴びています。
鍼灸についても、最近は多くの鍼灸院が「不妊治療」を専門分野に掲げていますね。
どんな時でも「体を整える」ことを目的とする東洋医学の強みは、べビ待ち~妊娠中~産後、どのステージにあっても治療の対象とできることではないでしょうか。
「おねしょ」や「夜泣き」なども対象としますから、親子で長いおつきあいになることもあります。
(これ、施術者冥利に尽きるというか、すっごくうれしいです)
現状、ARTをメインとした施設では、安定期に入るまでに卒業となり、出産は産科で・・・という形で、ずっと体のフォローをする施設は多いほうではありません
私は決してARTを否定しているわけではなく東洋医学と西洋医学が長所を生かして手を取り合うのは患者さんのためだと思っています
ただ、ARTに臨む患者さんは、あくまで補完治療として東洋医学を取り入れられる方が多いので、
年齢的なことで治療のステップアップをする前の段階で、もっともっと「体の内部環境」が妊娠に影響することに目が向けられ、そこに効果的な鍼灸はじめ東洋医学が治療の選択肢として一般的になってくれてもいいな、と願っています。
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