東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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EBMの実践①

2023.08.27

 

 

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こんばんは  謝敷です^^

 

 

今回は、「EBMの実践」に必要となる3つの要素をご紹介します。

 

 

これまで見てきたようにEBMの基本原則としては、以下の3つが示されていました。

 

 

 1.エビデンス・ピラミッド

 2.複数のエビデンスを包括的に参照し検討すること

 3.患者さんの価値観を考慮すること

 

 

 

エビデンスを参照する場合には、これらの基本原則がある、ということですね。

 

 

 

そのうえで、「医療の実践」においては、以下の3つの要素が必要となると述べられています。

 

 

 ① 利用可能な最善の科学的根拠

 ② 臨床的な専門技術や経験

 ③ 患者さんの価値観や期待

 

 

 

基本原則の1と2はこの、要素の①に含まれ、

基本原則の3は要素の③と同じですね。

 

 

 

しかしEBMはそれだけではなく、

 

②としての"医療者それぞれの臨床的な専門知識や熟練度"も

 

もちろん重要である、ということですね。

 

 

 

確かに振り返ってみると、初出論説においても、

 

医師の経験や先達の助言に「加えて」として、

 

適切なエビデンスの参照が述べられています。

 

 

 

EBMという言葉は、科学的でクリアカットな概念のように思えていましたが、

 

丁寧にひも解いてみると、

 

 

 

それは、単にそれらしい研究結果を参照し、患者さんに適用することではなく、

 

 

 

多種多様なエビデンスを精査・吟味し、

 

医療者の経験や技術も活用して検討し、

 

さらには患者個々人の状況や価値観も重視する

 

 

 

という、血の通った医療を目指しているのですね。

 

 

 

多くの人が知るようになった「EBM」という言葉。

 

 

 

漠然とした概念だけでなく、この深みや複雑性を再認識したうえで、

 

大学院での研究に繋げていきたいと思いました。

 

 

 

<参考資料>

・Sackett DL. Evidence-based medicine. Semin Perinatol. 1997 ;21(1):3-5.

・(3要素の日本語訳)厚生労働省医政局研究開発振興課 片岡穣「厚生労働行政の立場からの提言」

https://minds.jcqhc.or.jp/docs/forum/150308/pdf/03.pdf

 
 
 
 

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