お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2025.03.16
清明院では現在、求人募集しております。
募集内容の詳細はこちら。
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは 謝敷です
先日の診療中、突然、こみ上げるような咳が出て困っていたところ、
院長が、私の脈を診た後、ふむふむ…と、
文房具屋さんで売っているような直径7ミリ程度の丸いシールを
私の手首(列缺というツボ)と、足(照海というツボ)にペっと貼って下さり、
その直後から胸のつまりやゆるみ、全く咳がこみ上げなくなりました。
種も芽吹くような春の日に、
睡眠不足と、PC作業、極めつけにコーヒー!2杯の日々を送った賜物笑い
やっぱり、すごい…と大感激な瞬間であり、
こういうことが、なかなかEBMの世界に、一つ一つ投じられないもどかしさを感じた一日でもありました。
さて、今日はこれまで見てきた腰部ヘルニアの症例報告の最後の部分を見ていきます。
鍼治療は副作用が少なく、ヘルニアの治療において活用する利点が書かれているものの
同時に、必ずしも全ての症例で有効であるわけではないことも書かれています。
しかし、今回の症例では、様々な症状の顕著な改善と、椎間板脱出部分の有意な減少が観察されたことに触れ、
この治療効果は、鍼の太さや刺激が強かったことに関連している可能性があると記載されています。
(本当か?!!笑)
”By employing thick needles with a 0.4 mm diameter in conjunction with prying-pulling manipulation, it offers prolonged and intensified stimulation, precisely loosens and peels off the adherent tissue, compresses the nerves, relieves pain, and eliminates local inflammation.”
太い鍼を用い手技(こじ開け引き抜く主義…ほぐしながら引き剥がす的な感じでしょうか)を加えることで、
刺激が長く持続し、ヘルニアでの癒着組織がはがれ、神経の圧迫を軽減し、炎症を抑えた… との考察です。
なかなか荒々しそうに書かれていますね
その他にも、鍼が、痛みの伝達に作用し、鎮痛効果を成した可能性や
鍼の刺激による免疫細胞の活性が椎間板組織の自然吸収を促した可能性が書かれています。
鍼灸治療による様々な症例報告が成され、検討されることは、
とても有意義なことであり、学べることも多いと思いますが、
折角であれば西洋医学の生理解剖異なる東洋医学の視座で症例にあたり、
論理的な思考のもとに治療した”らしさ”を残した、むしろ伝える、症例報告を書いてみたいものです。
(参考文献)
Liang H, Huang J.
Case report: Spontaneous regression of extruded lumbar disc herniation with acupuncture therapy. Front Neurol. 2024 Jun 3;15:1381292
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38895697/
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.10.21
牙歯浮動(がしふどう)とは②2025.10.20
10月20日2025.10.19
プラセボとは(同一視の法則)⑥2025.10.18
婦人科⑥2025.10.17
身近なもの2025.10.16
第3回|首肩と風2025.10.15
問診に関して㊾(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査①)2025.10.14
牙歯浮動(がしふどう)とは①2025.10.13
血の病㉑2025.10.12
プラセボとは(同一視の法則)⑤2025.10.11
婦人科⑤2025.10.10
後期は実践2025.10.09
金木犀の呼吸2025.10.08
20歳2025.10.07
牙歯痠弱(がしさんじゃく)とは2025.10.06
血の病⑳2025.10.05
プラセボとは(同一視の法則)④2025.10.04
婦人科④2025.10.03
夜間部後期始まる2025.10.02
第2回|心神と睡眠2025.10.01
問診に関して㊽(正邪の度合いを図るための問診③)2025.09.30
神昏(しんこん)とは⑧2025.09.29
運転免許証更新2025.09.28
プラセボとは(同一視の法則)③2025.09.27
婦人科③2025.09.26
黒ニキビ2025.09.25
第1回|目と肝2025.09.24
問診に関して㊼(正邪の度合いを図るための問診②)2025.09.23
神昏(しんこん)とは⑦2025.09.22
明日は秋分の日2025.09.21
プラセボとは(同一視の法則)②2025.09.20
婦人科②2025.09.19
興味のばらつき2025.09.18
指先の文明と、からだの古地図2025.09.17
問診に関して㊻(正邪の度合いを図るための問診①)2025.09.16
神昏(しんこん)とは⑥2025.09.15
血の病⑲2025.09.14
プラセボとは(同一視の法則)①2025.09.12
合わせる2025.09.11
交差点の身体設計2025.09.10
問診に関して㊺(心神の問診③)2025.09.09
神昏(しんこん)とは⑤2025.09.08
血の病⑱2025.09.07
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告④2025.09.06
気象発病学説⑬2025.09.05
役割の一つ2025.09.04
小さな方剤、麻辣湯2025.09.03
問診に関して㊹(心神の問診②)2025.09.02
昏神(こんしん)とは④2025.09.01
9月突入