お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2015.04.30
*****************************************************************************************
 
 ![]()
 ↑↑↑         ↑↑↑
 読者の皆様、 この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
 クリック頂くと、ランキングポイントが上がります!
 *****************************************************************************************
 
 
 
 おばんでございます、樫山です。
 
 
 
 ここまでのお話
 
 
 
 温病学の誕生
 温病の特徴
 温病の特徴(2)
 温病の特徴(3)
 温病の特徴(4)  
 
 ここまで、温病の中の、風温、暑温について触れていきました。
 
 
 
 続きいきます!
 
 
 
 ③湿温
 
 
 湿熱の邪は四季を通じて存在しますが、長夏の季節に最も多く、湿熱の邪を感受して引き起こされる温病を湿温と言います。
 
 
 非常に蒸し暑い梅雨の時期や夏の盛りに湿度の高い時期に湿熱の邪による病変が発生しやすくなります。
 
 
 梅雨を迎えようとしている、まさにこれから時期です。
 
 
 湿熱の邪が引き起こす病変には以下の特徴があります。
 
 
 
 
 ・病位は中焦脾胃が主体
 
 
 脾は湿土の臓で同気相求めるもので、湿熱の邪を感受すると中焦脾胃が影響されやすくなります。
 
 そのため、湿熱の病変は脾胃が主体であり、腹満・悪心・泥状便などの運化失調の症候がみられます。
 
 気温が暑い時期になるとどうしても冷たい飲み物をよく食べたり飲むようになり、さらに脾胃に悪影響を及ぼしてしまい、湿熱の邪を感受しやすくなります。
 
 ですので、これからの時期、湿熱の邪に侵されないよう、飲食を整え、脾胃を健康に保つ事が重要です。
 
 
 関連する過去のブログ⇒院長ブログ
             ⇒スタッフブログ
 
 
 
 ・気機を阻滞しやすい
 
 
 湿邪は陰邪で性質が重濁であり、人体に侵入すると気の流れを阻滞しやすくなります。
 
 このため、身体の重怠さ・胸苦しい・腹満・腹の痞えなどの症状を伴います。
 
 
 
 
 ・伝変が緩慢である
 
 
 湿邪の性質は粘膩で停滞しやすい特徴があるので、人体に侵入すると停着して除去し難くなります。
 
 熱を発散すれば除去できる温熱の邪とは異なり、温湿の経過は長く治癒しにくく、治療しても再発しやすい特徴があります。
 
 
 
 
 ここまでみてきたように、湿温は一般の温病と違い湿邪の性質が特異である為に、病気の伝変が異なっています。
 
 
 
 湿温の伝変は一般の温病より緩慢で経過が長く治りにくい特徴があります。
 
 
 
 発症初期には熱勢は強くない事が多く、進行すると段々と湿熱の症状が明らかになっていくのが特徴です。
 
 
 
 いずれにしても、病邪の性質を把握していれば、外界に湿熱邪の勢いが強くなる時期でも、人体の防御機能が強ければ発症を避けられます。
 
 
 
 これからの時期は、飲食の不節をして、湿熱邪に身体が侵されないように注意しましょう。
 
 
 
 続く・・・
 
 
 
 
 読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!
 
 
      ![]()
 
 清明院オフィシャルホームページ(PC)
 
 清明院オフィシャルホームページ(携帯)
 
 清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」 
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.11.03
血の病㉒2025.11.02
プラセボとは(同一視の法則)⑧2025.11.01
婦人科⑧2025.10.31
慎重かつ安全に2025.10.30
治療原則―治病求本2025.10.29
問診に関して51(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査③)2025.10.28
牙疳(がかん)とは①2025.10.27
そろそろ立冬2025.10.26
プラセボとは(同一視の法則)⑦2025.10.25
婦人科⑦2025.10.24
良い刺激2025.10.23
臓腑弁証―腎の病証2025.10.22
問診に関して㊿(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査②)2025.10.21
牙歯浮動(がしふどう)とは②2025.10.20
10月20日2025.10.19
プラセボとは(同一視の法則)⑥2025.10.18
婦人科⑥2025.10.17
身近なもの2025.10.16
臓腑弁証―肺の病証2025.10.15
問診に関して㊾(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査①)2025.10.14
牙歯浮動(がしふどう)とは①2025.10.13
血の病㉑2025.10.12
プラセボとは(同一視の法則)⑤2025.10.11
婦人科⑤2025.10.10
後期は実践2025.10.09
臓腑弁証―脾の病証2025.10.08
20歳2025.10.07
牙歯痠弱(がしさんじゃく)とは2025.10.06
血の病⑳2025.10.05
プラセボとは(同一視の法則)④2025.10.04
婦人科④2025.10.03
夜間部後期始まる2025.10.02
臓腑弁証―心の病証2025.10.01
問診に関して㊽(正邪の度合いを図るための問診③)2025.09.30
神昏(しんこん)とは⑧2025.09.29
運転免許証更新2025.09.28
プラセボとは(同一視の法則)③2025.09.27
婦人科③2025.09.26
黒ニキビ2025.09.25
臓腑弁証―肝の病証2025.09.24
問診に関して㊼(正邪の度合いを図るための問診②)2025.09.23
神昏(しんこん)とは⑦2025.09.22
明日は秋分の日2025.09.21
プラセボとは(同一視の法則)②2025.09.20
婦人科②2025.09.19
興味のばらつき2025.09.18
気血津液弁証2025.09.17
問診に関して㊻(正邪の度合いを図るための問診①)2025.09.16
神昏(しんこん)とは⑥2025.09.15
血の病⑲