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こんばんは、下里です
先日原宿から程近い明治神宮へお散歩に行ってきました!
都心のど真ん中にもかかわらず、一歩踏み入れると森の中のようで、とっても空気が清浄な場所で、とても癒されました
パワースポットとして人気がある場所みたいですが、なんだか納得。参道の木々の間を行くだけでスッキリとします。
今週も、先週 女性生理とピルと周期療法 に引き続き、周期療法を提唱した中医学の婦人科領域の権威・夏桂成先生の著作を読んでいまして、
面白いところがありましたので書き留めたいと思います。
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周期療法は、女性の生理周期のサイクルに陰陽のダイナミックなリズム・循環があると考え、それに見合った治療を施していきます。
中でも、陰陽消長(朝晩のサイクルや春夏秋冬の季節のめぐりのように、陰が極まると陽に転じる、陽が極まると陰に転じる・・・を繰り返すこと)のサイクルがキーワードとなってきますが、
しっかりと陰陽が移ろうこと
季節でいうなら変わり目があり、次の季節が来ること
が重要とおっしゃっています
今年も、いつまでも夏が暑くて、なかなか秋にならないなーあと思われた方もいらっしゃると思うのですが、やはり通常の自然界のリズムと異なると、「おかしいな?」=異常ということになるようです。
季節の中で移り変わる陰陽とは、暑さ・寒さが一番イメージし易いかと思いますが、
女性生理におけるそれとは「天癸(てんき)」である、と夏桂成先生は述べています。
天癸については、素問で,
人の成長に伴い腎がしっかりしてくると充実してくるもので、それがあって初めて月経が発来し、生殖能力が機能するようになるといわれています。
ですので、生殖において腎は非常に重要な役割を果たしています。
そして、陰陽消長においては、陽→陰への循環中で、肝心脾肺腎という東洋医学的な臓腑を対応させて考えますが、腎は陰が極まり、陽に転じる時期(季節でいうと、冬です)にあたると考えられます。
では、その反対側に位置する、陽が極まり、陰に転じる時期は、というとこれは心の領域です。
ですので、女性生理の正常なリズムと循環において、心の存在もまた、非常に重要である、とのことです。
書籍では、胎教において古来より心のありようの重要性が説かれていることもこの論拠としていました。
腎と心がきっちり作用し、陰陽の転化がスムーズである状態は「心腎水火既済」といい、バランスが取れた状態です。
上記を女性生理における、時間医学として紹介されており、非常に興味深いなと思いました。
また、引き続き読み進め学びを深めていきたいと思います。
参考資料:夏桂成 『实用中医妇科学』中国中医薬出版社 2009
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