東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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狛犬と陰陽③

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こんばんは。齋藤です。

 

 

間が空きましたが、続きです。

 

 

「陰陽」について簡単に説明しますと、森羅万象、世の中のあらゆるものを陰と陽に分けて、対立する関係を表したものです。様々のものを陰と陽で分類しました。

 

 

陰と陽は、独立して存在しているわけではなく、対立、あるいは協調しながら互いに作用しあい、その関係もたえず、変化しています。

 

 

そうして、1日の昼と夜の変化や、1年の四季の移り変わりからもわかるように陰陽が互いに制約しあい、バランスを取りながら変化し、片方に行き過ぎないようにしています。

 

 

人間の身体にも陰陽があって、そのバランスが崩れると、病が発生すると考えられています。

 

 

1日で考えると、真昼間に陽が最高潮になり、そこから徐々に陽の勢いが弱まっていき、逆に真夜中には陰が最高潮になります。

 

 

そして、夜明けが近づくにつれ、陰が徐々に弱くなり、再び陽の勢が強くなっていきます。

 

 

1年で考えると、冬至から夏至にむかって陽が長くなっていくのを「陽」、夏至から冬至にむかい陽が短くなっていくのが「陰」となります。

 

 

簡単ではありましたが、説明終了です。

 

 

では、一部をご紹介します。

 

 

陽=男、雄、太陽、昼、明、上、左、始、生、天、楽、阿

 

 

陰=女、雌、月、 夜、暗、下、右、吽、死、地、苦、吽

 

 

おや?ありますね。「阿」と「吽」が!!!!!!

 

 

比較的分かりやすいものを、挙げさせて頂きました。

 

 

ちょっと寄り道で、左右について簡単にではありますが、ご説明致します。

 

 

「左」が陽、「右」が陰なのは、南方を向いていると左側(東)から太陽が昇り(陽が強くなっていく)、右側(西)に太陽が沈んで行くということ(陽が弱り陰が強くなっていく)から由来しているそうです。

 

 

阿吽に関しても、ちゃんと理由があるようです。

 

 

口を開いて発する最初の音声である、「阿」は、仏教では物事の始まりを表す為、陽に分類されます。

 

 

対して、口を閉じて発する最後の音声である「吽」は、物事の終わりを表す為、陰に分類されます。

 

 

つまり、

 

 

本殿から見て左=陽→阿形

 

 

本殿から見て右=陰→吽形

 

 

となるわけです。

 

 

また、先ほどの一覧で考えていきますと

 

 

阿形の狛犬が雄。吽形の狛犬が雌。

 

 

という設定になります。

 

 

こんな設定があったなんて、知らなかったですよね。

 

 

狛犬、狛犬と言いますが、形は明らかに獅子ですしね。(笑)

 

 

なかなか、神社にお参りに行く機会はないかもしれませんが、

 

 

神社に立ち寄った際は、ぜひぜひ確認してみてください。

 

 

色々な発見がありますよ!!

 

 

 

 

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こんばんは 戸倉です

 

 

今週末は強い風が吹き、急激に気温が下がりました。

 

 

今日は1月の寒さという事で、できれば外には出たくないという気候ですね。

 

 

毎年感じる事ですが、日本は四季の変化が激しい為、季節が過ぎてしまうと

 

 

前に季節の気候を忘れてしまう事が多いです。

 

 

今年も冬の寒さにここまで辛かったかなとびっくりしてしまいます。

 

 

季節は「冬」、その中ででも二十四節気の「大雪」、さらに今日からは七十二候の

 

 

「熊蟄穴(くまあなこもる)」になります。

 

 

この時期から熊が冬を乗り越える為、穴に籠る時期とされています。

 

 

現在知られている一般的な四季二十四節気七十二候は、

 

 

江戸時代に成立したものと言われています。

 

 

その時点で「熊は冬に穴に籠る」という事が一般的に広まっていたということです。

 

 

果たして、日本人がいつ頃のこの動物の習性を観察したのか、

 

 

というところにも興味が惹かれます。

 

 

熊が穴の中に籠ると考えると「熊の冬眠」と思っていましたが、

 

 

熊の冬眠は他の動物とちょっと違うようです。熊は冬眠ではなく、

 

 

「冬籠り」や「冬越し」であるという主張が見られました。

 

 

爬虫類などの変温動物の「冬眠」は外気温に合わせて体温を下げ、

 

 

脈や呼吸も殆ど打たず仮死状態になる事です。

 

 

リスのような小型の恒温動物も脈や呼吸を抑え、体温も0℃近くまで低下させ

 

 

休眠状態で過ごすします。

 

 

時々中途覚醒し栄養摂取や排尿、排便を行うこともあるそうですが、

 

 

これもかなり深い眠りになっているようです。

 

 

熊はというと、体温の低下が5℃前後であり、軽い刺激で目覚めてしまう事から

 

 

「冬眠」ではなく、「冬籠り」という主張があるようですが、冬眠の一種だそうです。

 

 

他の哺乳類とは違い中途覚醒はせず、排尿排便は行わないそうです。

 

 

また、メスは冬眠期間中に出産、授乳を行うそうです。

 

 

この出産で相当体力を使うため、春先に穴から出てくるメスは

 

 

かなり衰弱しているようです。

 

 

人間でも冬季に遭難などで冬眠のような状態で発見され、

 

 

後遺症も無く回復した例があるそうですが、

 

 

極限状態における生き物の変化や可能性に驚かされます。

 

 

こういった奇跡的な現象を研究すると、また一つ医療の分野で革命が起きるのかもしれませんね。

 

 

 

 

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