東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

Search Results for: 四季

春一番

こんばんは、森岡です(^_^)

今日は春一番が吹きましたね。

気温は20℃を越える所もあったそうで、4月下旬の”陽気”だったそうです。

そう、”陽気”なんですよね。

春は、冬という最も陰気が強い時期から、陽気が最も旺盛となる夏にかけての移行期に当たります。

つまり、陰気に変わって、陽気が一気に台頭してくるのです。

東洋医学において、春は六気の中でも

”風”

がつかさどるとされています。

六気については マイコプラズマ肺炎急増(その5) 参照

ですから、春一番という強風は、春到来の風物詩として今日まで広く一般的に知られているのです。

みなさんも知らぬ間に東洋医学の知識を使っているのです。

(知らないだけでこういうことってたくさんあります!!)

ちなみに春一番の定義は、

1.立春から春分までの期間で

2.日本海に低気圧があり

3.最大風速8メートル以上の南よりの風

のことだそうです。

上記の条件を最初に満たした日が、春一番となるらしいです。

また、春一番が吹くときは

”激しい気象現象”

が起こりやすいそうです。

これも、

陽気の性質

ということと、

変化の起こり始めという時期

を東洋医学的に考察すれば納得です。

しかし、昨年の春一番も今年とまったく同じ日だったらしいです。

四季の移ろいっていうのは非常に正確ですね~!!

面白いですねぇ、偶然なのか必然なのか・・・

一体どこの誰がコントロールしているんでしょ(笑)

愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を! 

↓↓清き1票を!   ↓↓清き1票を!
人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

清明院オフィシャルホームページ(PC)

清明院オフィシャルホームページ(携帯)

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

現代人に多い熱の発生と治療(その4)

こんばんは、森岡です(^_^)

前回までのお話・・・

現代人に多い熱の発生と治療(その1)

現代人に多い熱の発生と治療(その2)

現代人に多い熱の発生と治療(その3)

続き行きます!!

前回は熱邪の診断・治療法として「衛気営血弁証」と「三焦弁証」があるというお話でした。

この2つの弁証法は、基本的には、

”外感病における”

熱邪の進行過程と治療法について記載されています。

外感病とは簡単に言えば、

「外的(自然)環境の変化」

によって引き起こされた病のことです。

つまり、四季の変化に基づく気候や気温などの変化に影響されて発病した病のことです。

外的環境の変化によって体に不調を引き起こす因子のことを

”外因”とか”外邪”とか”六淫(ろくいん)の邪”

なんて呼びます。

院長ブログ カテゴリ 「邪気」について  参照

外邪には風邪・熱邪(暑邪・火邪)・湿邪・燥邪・寒邪・疫癘(えきれい)等があります。

この中の、「熱邪」によって引き起こされる病について書いてあるのです。

簡単に言えば気候の”暑さ”によって引き起こされる病のことです。

西洋医学的な病名で言うと、日射病とか熱中症といわれるものがこれに当たります。

しかし、この2つの弁証は外感病以外にも、

体の中に不調を引き起こす原因がある”内傷(ないしょう)病”

にも応用し、活用することができます。

ですから、原因が体の外にあっても中にあっても、基本的にはこの二つの弁証法をクロスオーバーさせて、診断・治療すればいいって事です。

ただし、機械的運用は避けるべきであります。

より基本となる八鋼弁証・正邪弁証・気血津液弁証・病邪弁証などを踏まえておくことは言うまでもありません。

しかし、この2つの弁証法を押さえておくと治療の幅がぐっと広がります。

次回に続く。

愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を! 

↓↓清き1票を!   ↓↓清き1票を!
人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

清明院オフィシャルホームページ(PC)

清明院オフィシャルホームページ(携帯)

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ