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こんばんは、角田です。
前回までの話
シュタイナー教育
シュタイナー教育 (その2)
シュタイナー教育 (その3)
シュタイナー教育 (その4)
シュタイナー教育 (その5)
シュタイナー教育 (その6)
前回、シュタイナー教育 (その6)で4分類の簡単な特徴を書きましたので、今回は分類別の接し方について触れたいと思います。
胆汁質の子どもは
常に外側に気持ちが向けられていて、それは未来に向かっていますので、
競争、ライバルは胆汁質の子にはいい刺激になり必要な存在になります。
難しい仕事をすることも大好きで、それを成し遂げようと、すばらしい行動力や集中力を発揮します。
このような子どもには、大人がその存在や能力を認めてあげる機会を多く作ると良いみたいです。
多血質の子どもは
移り気で集中力に欠けるところがあって、じっとしていることが苦手なので、
このような子どもには、いろいろな用事を頼んで動いてもらい、集中の力を養っていくと良いです。
興味がいっぱいあっても誰か一人への興味があるはずです。多血質の子どもには誰かへの愛が必要だそうです。
粘液質の子どもは
機嫌の起伏はおだやかなので、ひとつのことを忍耐強く守り続けることができます。
このような子どもには、眠りから起こすように、時々意識を目覚めさせてあげると良いそうです。
後は、友達がいることが大切で、他の子どもたちと共に体験することが大切みたいです。
憂うつ質の子どもは
自分よりも深く悩んでいる人を見つけると、相手の痛みに共感し、寄り添ってあげることができます。
このような子どもには、時々そのような機会を与えてあげるとよいです。
簡単ではありますが、このように4つの気質に対する接し方はそれぞれ違います。
ただ、この気質を考えた上で教育を進めていくのに大事なのは、足りない気質を補ったり強めたりするものではなく、その子の気質を受け入れて、
一番優位の気質と同じ気質で接する事により、その気質を育てる事が出来ると考えられています。
どうすればいいかと言うと、子どもと接するときは、子どもと同じ気質を、自分のなかで強く働かせるようにすると効果があるそうです。
また教師は、個々の子どもの気質に合わせて対応することが大事だといわれます。
あと、子どもは気質に従って席を決めるべきだといわれます。
「毒をもって毒を制す」というやり方です。たとえば、粘液質の子ども同士だと、互いにうんざりしてきて目を覚ますのだそうです。胆汁質同士だと誰もリーダーになるのを許さないので、あきらめ合うことを学ぶというのです。
席の位置は、粘液質の子どもは窓側、憂うつ質の子どもは後ろの席で静かでほっとでき暖かいところ、胆汁質はドアの近く、多血質は部屋の中心だそうです。
このように、シュタイナー教育では気質を大事にしています。それは、子供をより理解することにより、個性を伸ばし、自由を得るために有効な教育法の一つなのです。
次回でシュタイナー教育シリーズは最後になりますので、お付き合いの程、宜しくお願いします。
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こんばんは、角田です。
前回までのお話
シュタイナー教育シリーズも残す所あとわずかになってきました。
もう少しお付き合いのほどよろしくお願いします。
最後に気質というものについて書かせてもらいます。シュタイナー教育では子供一人一人気質というのをもっていると考えます。
気質には4タイプあります。でも、その4つに子どもを無理やり当てはめるためのものではなく、あくまでも、子どもを理解するためのものです。
また、それが理解できると、子どもへの話しかけ、注意の促し、学び方、食事など・・教育的に子どもを導く手がかりをつかむことができます。
ただ判別には2、3つの質問でわかるようなものではなく、時間をかけてよく観察していかないとなりません。
また、人間は1つの気質だけではなく4つの気質が身体の中にあります。
自分はどの気質が一番優位になっていて、どの気質の影響をどれぐらい受けているかなどと考えて判断しないといけません。
その4つの気質というのは胆汁質・多血質・粘液質・憂鬱質という風にに分けられていて、自然にある4大要素(火、風、水、土)と人間の中には共通した力がいると考えられています。
では、気質ごとでどんな特徴や傾向があるのか並べてみます。
胆汁質 (火)
・自己主張がはっきりしている
・意志が強い
・決断力・行動力がある
・意思が通らないと癇癪を起し、激しく反応する
・些細なことで周囲と衝突を起こす
・自分の能力が認められると、行動力集中力を発揮する
・土を踏みつけるようにしっかり歩く
多血質 (風)
・いろいろなことに関心を持ち、一つのことにじっくり取り組むことができない
・楽天的で、物事を肯定的にとらえる
・活気に満ち、陽気
・環境と自分の関係が大事だから、人当たりもよく、やさしい
・刺激されやすく、快不快、喜びや悲しみに対して敏感
・新しいものに関心を持つが、長い間集中できない
・足取りは、飛び跳ねているような軽やかな感じ
粘液質 (水)
・休むこと、食べること、眠ることが大好き
・人から注目されたくない、放っておいてほしいと思っている
・おっとりしている
・指示はきちんと受け、正確にこなすが、時間はかかる
・一度やる気を起こすと、持続し、長続きする
・ゆったりした確実な歩き方をする
憂鬱質 (土)
・物事を暗く悲観的に考える癖がある
・非社交的で孤独
・敏感で傷つきやすい
・自分に対してすごく関心がある
・懐疑的な態度
・歩き方は重たく、引きずるような感じ
上に挙げた4つの気質も一例ではありますが、先も程も言ったように1つの気質だけで成り立つのではなく、どれが優位かで判断して下さい。
次回につづきます。
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.09.16
神昏(しんこん)とは⑥2025.09.15
血の病⑲2025.09.14
プラセボとは(同一視の法則)①2025.09.12
合わせる2025.09.11
交差点の身体設計2025.09.10
問診に関して㊺(心神の問診③)2025.09.09
神昏(しんこん)とは⑤2025.09.08
血の病⑱2025.09.07
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告④2025.09.06
気象発病学説⑬2025.09.05
役割の一つ2025.09.04
小さな方剤、麻辣湯2025.09.03
問診に関して㊹(心神の問診②)2025.09.02
昏神(こんしん)とは④2025.09.01
9月突入2025.08.31
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告③2025.08.30
気象発病学説⑫2025.08.29
休息は大事2025.08.28
帯状疱疹を「ビルの管制室」からながめる2025.08.27
問診に関して㊸(心神の問診①)2025.08.26
神昏(しんこん)とは③2025.08.25
試合観戦2025.08.24
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告②2025.08.23
気象発病学説⑪2025.08.22
後期授業開始2025.08.21
靴下の穴占い2025.08.20
診療再開!!2025.08.19
2025年 夏季休診日2025.08.18
夏季休暇20252025.08.17
硬膜穿刺後の頭痛に対する症例報告①2025.08.16
気象発病学説⑩2025.08.15
久しぶり2025.08.14
五臓と空間2025.08.13
問診に関して㊷(二便の問診⑧)2025.08.12
神昏(しんこん)とは②2025.08.11
秋突入2025.08.10
論文を見ること、出すこと(後編)2025.08.09
気象発病学説⑨2025.08.08
再試験2025.08.07
第5回《腎》根のない空間、沈む日々2025.08.06
問診に関して㊶(二便の問診⑦)2025.08.05
神昏(しんこん)とは①2025.08.04
血の病⑰2025.08.03
論文を見ること、出すこと(前編)2025.08.02
気象発病学説⑧2025.08.01
体力づくり2025.07.31
第4回《心》落ち着かない部屋、乱れるリズム2025.07.30
問診に関して㊵(二便の問診⑥)2025.07.29
畏悪風寒(いおふうかん)とは⑤2025.07.28
血の病⑯