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これまでのお話
七死の脈⑥ 蝦游脈 参照
◆数脈(さくみゃく)について
ここまで、脈診上、非常に危ない脈(七死脈、怪脈)のお話をしてきました。
ヤバい脈の大まかな特徴として、
堅さ、速さ、不規則(不整脈)、極端に浮いている、極端に沈んでいる、
これらの異常が重なると非常にマズい、アブナイ、というお話をしました。
今日はその中の、数脈(さくみゃく)について考えてみます。
数脈というのは、基本的には速い脈(いわゆる頻脈)のことです。
中医学の教科書では、90回/分が基準と言われ、術者(平常人)の1呼吸に5回以上拍動するもの、と言われます。
数脈に対する北辰会的な見解については、今から35年ほど前、1983年に、蓮風先生が『迎隨』という雑誌に、
「数脈は必ずしも熱にあらざるの論」
という論考を投稿しています。
(谷口書店『鍼灸医学における実践から理論へ パートⅠ』にも掲載)
これを簡単に説明すると、それまで、『難経』9難の説を参考に、「数脈」は熱証を示すものと考えられてきたが、それに異を唱えている医家も多く、
とりわけ、蓮風先生の大尊敬する、明代の名医である張景岳は、
「数脈は必ずしも熱ではない!」
と、著書『景岳全書』脈神章に明記している、さらに蓮風先生自身のいくつかの症例からしても、そのように思える、という内容です。
・・・だから、脈だけで診断を即決してはいけない、東洋医学を行うものは、必ず多面的観察をして、慎重に診断はなされなければならない、
と、指摘して下さっています。
そしてさらに、同年、1983年の『胃の気の脈診』の中でも、張景岳の16脈状診を参考に、数脈を”胃の気”と絡めて解説し、結論として、
「数脈は胃の気の逼迫である。」
と表現しています。
重症の患者さんに数脈が出た時、あるいは重症でない患者さんでも、数脈が出ており、それが治療しても緩まない時は、近々何かが起こると考えて、
ほぼ間違いないと思います。
僕の経験で、数脈で印象深いのは、これはウソみたいな本当の話なんですが、3.11の東日本大震災の時、その一週間くらい前から、妙に数脈を打っている患者さんが多い、
しかもそれが治療してもなかなか緩まない、というのを、当時のスタッフと話していたら、あの大地震が来たことがありました。
そういうパターンもあるんですね。
続く
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2018.01.21
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このシリーズ、ちょっと空きましたが、せっかくなんで、『金匱要略』、現代中医学の内容くらいはカバーしましょうかね。(笑)
◆小建中湯と衄
『金匱要略』「血痺虚勞病脉證并治第六」にこうあります。
「虚勞裏急.悸.衄.腹中痛.夢失精.四肢痠疼.手足煩熱.咽乾口燥.小建中湯主之.」
簡単に訳しますと、
「正気の弱りが中心の病で、動悸、鼻血、腹痛、夢精、四肢のだるさや痛み、手足のほてり、口やのどの渇きがあるものは、小建中湯がいいよ。」
となります。
ここで、「小建中湯」という薬は、「麦飯」ってどうでしょう?? 7でチラッと紹介しましたが、有名な「桂枝湯」の中の芍薬という生薬の量を倍にし(桂枝芍薬湯)、
そこにさらに膠飴(こうい:水あめのこと)を加えたものです。
僕も飲んだことがありますが、非常にスッキリと甘くておいしい漢方薬です。(笑)
ここで説かれているのはそもそも虚労の病ですから、体力を回復させる必要があります。
しかし、ここで面白いのは、正気の弱りが本質だとしても、腹痛のような冷えっぽい症状と、鼻血や火照りなどの熱っぽい症状が混在していて、
それを同時に調整するのに小建中湯を使うところです。
だいぶ昔に書きましたが、脾胃は上下や陰陽のバランサーとしての機能があります。
脾・胃 参照
「建中」というくらいで中焦の気を建てることで、バランサー機能を発揮する。
鍼でも非常に色々なやり方で治すことが出来ます。
生理と病理が分かると、大変楽しい世界です。
続く
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2017.12.19
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17日の日曜日は、大森にある東京衛生学園で行われた、(一社)北辰会関東支部の特別講演に参加してきました!!
今回は午前中、
「北辰会方式と中医学の違い」
という刺激的なテーマで喋らせていただきました。(゜レ゜)
朝一の告知がちょっと押して、何と20分押しでのスタートになりましたが、どうにか時間内に収めることが出来ました!!(苦笑)
まあ、時間がない割には、まずまずいい内容は喋れたんじゃないかと思います。
午後一は東京、国立で蒼天堂治療院をやっている尾崎真哉支部長による講義
「北辰会方式の舌診学」
です。
膨大な情報量を、僅か1時間の中に詰め込んだ講義で、正直、置いて行かれた人もいたんじゃないかと思いますが(苦笑)、北辰会方式では、
中医学の先生方が行っている舌診学をさらに発展深化させようと、この数十年やってきました。
北辰会の舌診には、中医学の教科書にはない内容がたくさんあります。
それを余すところなく伝えたい、という支部長の情熱が伝わる講義でしたね。
そして最後は大阪で藤本玄殊堂をやっている藤本新風副代表による講義と実技
「体表の声を聴く ~体表観察上達のコツ~」
という注目の講義。
これは、初めての試みとして、北辰会が普段行っている実技指導の様子を、実際に一部始終見ていただこうというものです。
新風先生の指導を受けて、受講者の先生の手が変わり、触られているモデルの方の、受けた印象が変わる様子が、受講者に伝わったんじゃないかと思います。
しかも最後は、予定にはなかったんですが、実際の刺鍼を見せていただくことが出来ました。(笑)
まあ今回の特別講演では、北辰会と中医学の違いを中心に、北辰会としての、マス教育と個別指導の在り方の双方を感じ取って頂けたんではないかと思います。
そして終了後は忘年会。
今回は10月に金沢で行われた日本伝統鍼灸学会の、新風先生の実技披露の時にご協力くださった積聚会の藤原先生、高橋先生、東方会の横山先生も飛び入り参加して下さり、
非常に参加者も多く、盛り上がりました!!
今年1年の総まとめとして、大変良い講演会であり、忘年会だったと思います。
さて、個人的には今年の大仕事はすべて終了です。
あとは論文を仕上げて、来年を迎えるのみ!!
来年はちょっと仕事セーブしようかな。。。(;゚Д゚)
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2017.12.09
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いやー、本日も一瞬にして時間が過ぎ去りました。(^_^;)
患者さんたち、ありがとうございます。<(_ _)>
今日もまずまず、いい鍼ができたんじゃないかと思います。
さて、今年最後の大仕事は、来週末、12.17(日)の東京衛生学園での特別講演ですが、スライドがようやくほぼ完成しました!
まあ我ながら、いい内容ですよー。(笑)
学生さんからベテランさんまで、これは聴くべきですね。
東洋医学を勉強していく時に、その本が書かれたり、その学説が生まれた時代背景を知ることが非常に重要なのは言うまでもないですが、
来週末にお話しする中医学成立には、アヘン戦争以前からの、欧米列強と東アジア、さらに東アジア内での覇権争いの緊張感の中で、
その影響を大いに受けながら生まれてきたという歴史があります。
中医学について、よく分からないという方、間違った理解をしている方には、今回の講義はよく響くことと思います。
その上で、日本の北辰会が、どういった個性を表現しているのかをお分かりいただければ、と思いますね。
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2017.11.30
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さて、今週末の講義資料も提出し、論文もほぼ一段落。
ここらで、年末最終の講義のスライドを作成にかかります。
今回は「中医学と北辰会方式の違い」という、重大なテーマです。
今年の初め頃、僕がこのテーマでやりたい、と言いました。
学校教育の現場にいたりすると、ここが誤解されているからです。
まず、よく中医学自体が誤解されている。
「あんなもん、中国共産党がでっち上げたものだ!!」
だの、
「古典を読めない人が走りやすいよね。」
だの
「理論的だけど臨床的ではない。」
だの、
「ゴチャゴチャ理屈を言うけど、最終的には単なる穴性治療でしょ。」
だの、
「痛い鍼すりゃいいと思ってる。」
だの、どれもメチャメチャな解釈です。orz
北辰会についても、
「新興宗教、藤本蓮風教みたいなもんだ。」
だの、
「細かすぎ。」
だの、
「怪しい。」
だの、いまだにそんな声を聴くこともある。(苦笑)
・・・僕はねー、そういう、見たことも、受けたことも、やったこともねえくせに、しかも自分のことはしっかりと棚に上げて、謎の「高い位置」から中医学や北辰会を論評、
よそで吹聴してる輩がねー、マジで嫌いなんですよ。(*‘∀‘)
正しい理解を促し、そういうヤツがこの世から一人でも減ってくれるような内容にしようと思っています。
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2017.11.26
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今年も毎年恒例の、(一社)北辰会関東支部主催の、東京衛生学園での特別講演が行われます。
ポスターはこちら
僕と、関東支部支部長の尾崎真哉先生と、副代表の藤本新風先生でお送りいたします。
講演内容は私から
「北辰会方式と中医学の違い」。
尾崎支部長から
「北辰会方式の舌診学」。
新風副代表から
「体表観察上達のコツ」。
という、強力なラインナップでいきます!!
1日を通じて、中医学と北辰会の違いをハッキリさせましょう、という内容になっていると思います。
まあしかし、中医学自体がどういうものだか分からない、という人のために、私の方から、中医学の歴史と現状を簡単に示してから、内容に入りたいと思っています。
事前申し込みの締め切りまで残り一週間ほどとなったようですので、お急ぎください!!!
お申込みフォームはこちら!!
お見逃しなく!!(=゚ω゚)ノ
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2017.11.13
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こないだ、ようやっとコツコツ読んでいた『中医臨床のための温病学』を読み終えた。
(普通にちゃんと精読しました。)
今月の19日、北辰会本部、エキスパートコースにて、堀内齊毉龍先生が先日の日本東洋医学会で発表なさった講演を、再度喋って下さいます。
(恐らく、増補改訂バージョンになるのかな・・・?)
あれは鍼灸の症例の傷寒論的解析のお話でしたけど、中国伝統医学の歴史の中には、もう一つ外せない考え方に、「温病学」というものがあります。
急性の熱性疾患の中には、傷寒論の考え方だけでは捉えきれない病があるのではないか、という論争が、ずいぶん長きに渡ってあったらしいのですが、
明清の時代になって確立されてきた、新しい考え方が「温病学」です。
これはまあ今で言う、急性の感染症に対する東洋医学的な治療理論、て感じですかね。
これをよくまとめてくれてある本に、『中医臨床のための温病学』という本があります。
中医学がまとめた「温病学」の考え方と、「温病学」の歴代名医の名著の解説です。
ところどころに、いいことが書いてあります。
これと、『中医臨床のための温病条弁解説』と、さらに北辰会機関誌『ほくと』誌上の、藤本蓮風先生の「温病輯要の翻訳と解説」を読めば、
温病学に対する理解は深まり、ただ内容を暗記するだけでなく、鍼に読み替えて落とし込むことが出来れば、鍼が上手くなるでしょう。
温病学の考え方も、傷寒論の考え方と同じように、我々が日常の臨床で目にする慢性雑病の患者さんにも十二分に応用できます。
「鍼灸症例の温病学的解析」があってもいいですね。
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2017.11.10
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最近、他流派の先生方と交流させていただくことが多い。
(飲み会で(笑))
ありがたいことです。
特に、「伝統鍼灸」系の先生方と交流させていただくことが多いです。
(今後は東洋医学に興味のある医師や、西洋医学系の先生方ともガンガン行きたいですね。)
僕も所属している「日本伝統鍼灸学会」。
この学会がこの名称になったのには、それなりの経緯があります。
それに関して、日本伝統鍼灸学会のHPに簡単に書いてあります。
こちら 参照
まあ要は、昭和48年(1973年)に、岡部素道先生の経絡治療研究会(のちの経絡治療学会)と、福島弘道先生の東洋はり医学会が協力して、
相互の学術交流と親睦を図る目的で結成されたのが、日本伝統鍼灸学会の前身である日本経絡学会、ということです。
(経絡治療学会と東洋はり医学会は、現在でも伝統鍼灸系の大変大きな団体として存在します。)
日本経絡学会結成の前年(1972年)に、日中国交正常化があり、昨日書いた、北里大学に東洋医学総合研究所の鍼灸治療センターも出来たわけですね。
1970年代~1980年代というのは、日本国内では、中国がアツかったんでしょうかね。
(その背景には、また色々あるようですが、ここにはあえて書きませんので、ぜひ色々調べてみてください。)
・・・で、それからずいぶん時代が下って、「日本経絡学会」への参加団体もどんどん増えて、20以上の団体(流派)の集合体になっていき、
平成8年(1996年)に至って、上記のHPに書いてあるような理由から、「日本伝統鍼灸学会」という名称になった、という流れのようです。
・・・で、その名称変更から20年以上経った今、「日本の伝統鍼灸」の今後の方向性をどうしていくか、世界情勢も鑑みて、再考する時期じゃないでしょうか。
参加団体の世代交代も、どの団体を見ても進んでおります。
そして、次世代の先生方は、なんかみんな普通に仲いい。(笑)
お互いを尊重し、話を聞こうという空気感があります。
こないだの金沢で行われた日本伝統鍼灸学会の学術大会での、藤本新風先生の実技は、次の流れの萌芽を感じさせてくれました。
もちろん、色々な意見があっていい。
色々な立場があっていい。
ただ、これだけインターネットが普及し、飛行機での交通網が普及し、これだけ世界が時間的空間的に狭くなっている中にあって、世界のよそ様から見た時や、
国内で鍼灸師や医師、薬剤師に伝統鍼灸を教える時には、伝統鍼灸医学の総体としてきっちりと「こうですよ」と示せるものがあった方がいいんじゃないか、
とは思いますね。
日本伝統鍼灸の方法論や理論は現状、玉石混交状態であり、全く統一されておらず、エビデンス的にも極めて不透明、しかも現状の実際の医療現場では、
数の上では鍼灸整骨院や整形外科のリハビリ室で行われるような、経絡経穴ではなく、筋や神経を意識した、西洋医学的な局所治療が主であり、
世界から見た、日本伝統鍼灸の特異点としては、歴史的事実から腹診法や打鍼術、管鍼法が挙げられるが、それに対する考え方や手法もバラバラ。
まあただ総じて、患者さんをよーく触って診断しようとする点や、ただ押さえた際の圧痛などのハッキリとした指標だけでなく、寒熱や虚実などの、
皮膚表面の微細な変化や、脈の微細な変化を触知して診断しようとする点が日本独特である。
・・・ってな感じでいいんすかね??
日本の伝統鍼灸は実際の医療現場では数の上では少数派ですが、とりあえず繊細なんですけどネ、どうすかね?・・・みたいな??
僕としては共通の理論と用語は、世界情勢に合わせてTCM(中医学)のものを採用しつつ、それぞれの良さ、個性は中医学の用語で説明する、
出来ないならできない理由を明確にする、ということでいいと思うんですがね。
もちろん、日本の資格制度や医療現場等々に、中国人が我が物顔で入り込んできて、日本独自の鍼灸の考え方を認めず、日本の鍼灸師がやりにくくなるみたいな、
そんな状況は大反対ですよ。
ただねえ、WHO、ISO含め、世界基準を度外視することはしない方がいいでしょうよ。
反対派の人は、ヤダヤダ言ってるばっかりじゃなくて、他にもっといい方法があるなら伺いたいくらいなんですがねえ。。。
日本伝統鍼灸学会も、結成から40年以上たってますんで、50周年あたりを目処に、その辺、考えた方が良くないすかねえ。。。
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2017.10.29
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今年は、日本中医学会に1例、日本伝統鍼灸学会に1例、症例を報告、口演発表させていただきました。
・・・で、口演発表してハイ終わり、ではなく、この2例を論文形式にまとめ、学会誌に投稿します。
僕としては、ここまでが重要だと思っています。
僅か10分の口演発表では、とてもじゃないけど症例の全貌は伝えきれません。
また、今は一応、マイナーな医学雑誌であっても、査読を通って、医学論文として認められて、掲載されるようにしておけば、CiNii(サイニー)だの医中誌だのといった、
医学論文まとめ検索サイトでは、検索に引っかかるようになります。
【医中誌】 参照
・・・で、その論文の抄録を、英文表記で検索サイト上、ネット上に掲示しておけば、自分の臨床を世界中に見せることができ、何年後かに、
患者さんか、研究者か、臨床家か、誰かの役に立つかもしれません。
本当はもっとメジャーな医学雑誌に載るくらいのものが書けるようになりたいけども、それはこれから。
まずは毎日、毎年、出来ることからコツコツと。
無理はしない。
すべて臨床と同じです。
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2017.10.28
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来たる12.17(日)、東京衛生学園にて、北辰会の特別講演が行われます!!
ポスターはこちら!!
今回も私は前座で朝一から喋ります。
(毎年これが終わると、安心して年末を迎えることが出来ますね。(*‘∀‘))
講演タイトルは「北辰会と中医学の違い」。
・・・よく北辰会は、
「中医学派だね。」
と言われることがあります。
(実際僕なんかも、東洋鍼灸専門学校なんかでは”中医系の先生”という枠で呼ばれている感じがあります。)
もちろん北辰会が、医学の基礎として中医学に多くを学んできたこと、学んでいることは事実ですが、全く中医学の考え方のみで診断治療を行っているかというと、それは違います。
そういう意味では、単純な「中医学派」ではありません。
ではどう違うのか。
ここら辺を一つ一つ、カチッと説明します。
午後は尾崎真哉支部長による「北辰会の舌診」。
これも支部長から、中医学との診方の違いをアツく語ってくれることと思います。
最後は藤本新風副代表による「体表の声を聴く」。
北辰会が中医学との大きな違いとして極めて重要視する、詳細な「体表観察」の意義を説明しつつ、実技ではいつもながらの超絶技巧を見せてくれることと思います。
そういうことで今回のテーマは1日通して、
「中医学と北辰会方式の違い」
をご理解いただこう、という構成になっています。
今やグローバルスタンダードとして、東洋医学の世界共通用語、理論はTCM(中医学)です。
でも、それをただ鵜呑みにするのではなく、そこにわが国独自に培われてきた知識、技術を組み込んで、より良いものに展開しよう、とやってきたのが、
(一社)北辰会、蓮風先生の約50年の歩みです。
中医学理解、北辰会理解の上で、これからの鍼灸師にとって外せない1日になると思います!!
お申し込みはこちら!!
(東洋鍼灸専門学校、東京衛生学園(掌友会)、日本医学柔整鍼灸専門学校の学生さんと教員の先生方には特典があります。)
お申し込みは12.3(日)までです。
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順天堂東医研、第6回公開シンポジウム「総合診療と東洋医学」2025.01.10
2024年12月の活動記録2025.01.02
2025年 1月の診療日時2025.01.01
謹賀鍼年!!2024.12.28
年内診療終了!!2024.12.14
2024年11月の活動記録2024.12.01
2024年 12月の診療日時2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
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2024年7月の活動記録2024.08.01
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患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
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2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!