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2019.03.12
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3.10の日曜日は大阪で行われた(一社)北辰会エキスパートコースに参加してきました!!
今回、午前中は実技訓練。
先輩と組んで、治療を受け、治療をさせていただきました。
その先輩は蓮風先生にも週一回かかっている先輩なので、蓮風先生とは違う配穴や考え方でやってみようと思いましたが、やはり同じ配穴になってしまいました。。。
(苦笑・・・まあ当たり前か。)
また、先輩に治療してもらうというのは良いですね。
触り方、診立て方、鍼の打ち方、声かけ、全てが勉強になります。
午後は公開臨床です。
今回の公開臨床の担当講師は大阪の太陽堂鍼灸院の高木幸二先生。
北辰会最古参の30年選手で、「元藤本漢祥院内弟子」です。
今回のモデル患者の主訴は「腰痛」です。
鍼灸師が日常、診ないことの無い主訴ですし、皆さん大変興味深く聴いていたんじゃないかと思います。
弁証と配穴の部分で、少し高度な判断があったので、初学の方には分かりにくかったかもしれませんが、かえって皆さんの勉強のモチベーションが上がったんじゃないかと思います
私も非常に勉強になりました。
〇
・・・ところでこの、実際の患者さんを使って、問診から始まって、治療~養生指導までを、術者の思考過程も含めてすべてノーカットで見せる「公開臨床」という企画、
そして「公開臨床」という言い方を、日本鍼灸界(医療界全体でかな??)で最初にやり始めたのは、誰あろう蓮風先生です。
(講演会等での「実技デモ」は大昔からありますが、実際の臨床のすべてをそのまま見せる、というものです。)
しかも、僕が初めて北辰会の勉強会に参加したのは、2000年に東京衛生学園で行われた、この「公開臨床」でした。
(その時が第三回の公開臨床でした。)
当時は、19歳のド素人でしたし、
「ふーん、こういうもんなんだ。。。」
と思っただけで、意味もよく分からなかったし、正直そんなに、感動もしなかったのですが、20代の頃、自分で臨床をやればやるほど、
あれをやる、出来るということの凄さが分かってきました。
今では不肖私も、5年ほど前から、東洋鍼灸専門学校と東京衛生学園での特別講義として、年5回の公開臨床を学生さん相手にやらせていただいていますが、
何度もこのブログに書いているように、あれはモロに蓮風先生からの影響であります。
これは北辰会ならではの素晴らしい伝統として、弟子たちみんなで受け継いでいくべきだと思いますね。
僕ら鍼灸臨床家の良さというのは、鍼灸臨床実践が出来てナンボなんですから、これをフルオープンでやれる先生がゴロゴロいる流派というのは、
ホント素晴らしいと思います。
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2019.03.09
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本日の診療終了後は関西へ。。。
(一社)北辰会の勉強会に参加してきます!!
新幹線使って、片道三時間。
新幹線乗れるお金がない時は、片道3000円の夜行バスで行っていました。
かれこれ10年以上、この生活をしていますね。(笑)
やると決めたら、愚直にやる。
電車で一駅二駅で北辰会の勉強会に参加できる人、漢祥院の研修に行ける人とは、ヤル気が違います。(笑)
「継続は力なり」ですな。
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2019.02.23
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今日の診療終了後は関西へ。。。
(一社)北辰会の勉強会に参加してきます!!
12月以来ですね。
ここ数年、毎月行く習慣がついていたので、2カ月空くのは久しぶりじゃないかな。
日曜は勉強会と飲み会で情報収集し学術吸収し、月曜は藤本漢祥院で研修してきます!!
で、火曜日からは少しでも成長した臨床が出来るように、頑張ります!!<m(__)m>
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2019.02.22
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今日は重要なお知らせです!!
我らが北辰会会長、奈良の藤本蓮風先生の鍼灸院、藤本漢祥院で、現在内弟子を募集しています!!
募集要項はこちら!!
勉強会で北辰会方式を教わるのは、いわゆる「マス教育」というものです。
これとともに重要なのが、師匠の間近にいて、師匠の手から弟子の手への「徒弟教育」でしょう。
「北辰会方式」という非常に優れた鍼灸治療の方式は、蓮風先生が藤本漢祥院で行っていること、行ってきたことを、可能な範囲で文章化、理論化したものです。
蓮風先生の、50年以上にわたる凄まじい臨床は、とてもそのすべてを文章化できるものではないし、僕もかれこれ10年以上、研修に通っていますが、
そばにいないと分からない、感じ取れないことも多いです。
それを間近で毎日見れる、感じ取れる、学べる、またとないチャンスです!!
今後の鍼灸師人生において、かけがえのないものが見れる、学べることでしょう。
これを機に飛び込んでみたい人、今すぐ連絡を!!
早い者勝ちです!!
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2019.02.21
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こないだ、患者さんで、
「生理痛にノニジュースが良いと聞いて、飲むようにしたら痛み止めを使わないでもいられるようになった!」
という人がいらした。
この手の話は、臨床をやっているとゴマンと出会うが、バカにしてはならないと思っています。
(藤本鉄風先生の教えですね。)
・・・今回も、ほう、と思って、少し調べた。
清明院から歩いてすぐのところに、巨大なビルが建っている「ノニ」。
こないだ話題になった「青汁王子」じゃないけど、こういった健康食品産業ってのは、スゴイもんだね。(゜o゜)
新宿にビルが建つなんて、鍼灸院ではとても無理っす☆
10代の頃から、朝から晩まで勉強して、臨床して、休みの日は勉強会行って、やっとこさっとこ学術を身に付けて、それでもやっとこさっとこメシが食えているくらいなのに、
とある健康食品を開発して、上手に宣伝して、通販で全国に売ったら、新宿に巨大なビルが建つ。。。
これが社会の現実です。(;’∀’)
・・・まあいいっす、僕は僕で、大都会新宿の片隅で、コツコツとやります。(`・ω・´)ゞ
さてこの「ノニ」ですが、東南アジアからオーストラリアにかけての太平洋熱帯地域全域に生育する常緑低木または小木だそうです。
日本では沖縄に「ヤエヤマアオキ」という和名の自生種があるそうで、古くから果実や根や茎が薬用に使われてきた歴史があるそうです。
まあ、「ノニ」の効果については、色んなサイトで、色んなこと(効果効能)が実に景気よく書かれています。(苦笑)
・・・でもまあ、こちらのサイト様に書かれているように、科学的根拠は不十分、という、いつものやつではないでしょうか。
ただ、冒頭にも述べたように、「科学的根拠が不十分」だから大したものではない、と即断するのは違う。
因みにノニは、morinda属の植物なんだそうだが、同じmorinda属の植物を使う生薬に「巴戟天(はげきてん)」という生薬があります。
毓麟丸(いくりんがん)、巴戟丸(はげきがん)、金剛丸(こんごうがん)といった、聞きなれない処方に使われるようで、中薬学では「補益薬」のグループで、特に「助陽薬」に分類されます。
(まあ、陽気を補うグループです。)
巴戟天は根っこの部分を使うらしいが、腎陽虚+寒湿邪の女子胞の冷えからくる不妊症や生理痛、生理不順などによく使う生薬だそうで、
ノニもこれと似たような効果が期待できるとすれば、生理痛が取れたというのも納得できる。
しかし、熱帯地域にある植物で、冷えを取るとは。
清熱にいきそうなイメージを持っていましたが、陰虚熱、湿熱には禁忌だそうです。。。
意外とこういう、患者さんのいう、健康食品で奇効が得られたという話が、鍼灸治療や、養生研究の役に立つことがある。
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2019.01.30
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27日の日曜日は、高田馬場で行われた(一社)北辰会スタンダードコースに参加してきました!!
今回は午前中は「伝統鍼灸 心月院」院長である坂井祐太先生による「空間弁証」。
坂井先生は若手のホープで、講義や教え方が分かりやすいと、受講者の評判もいい先生です。
今回も、北辰会独自の理論で、非常に難しい「空間論」を、サクサクと分かりやすく説明してくれました。
そして今回、午後はまるまる実技です。
じゃっかん段取り不足なところもありましたが、皆さん勉強になったと思います。
・・・まあ、実技が早く上達するコツは、勉強会で教えている内容で、そのまま毎日毎日、患者さんをせっせとやることです。
毎日、患者さんをそういう触り方や考え方でやっていないのに、月に一回勉強会に来た時だけやっても、なかなか技術というのは向上しません。
ここら辺が、2,3年で見違えるように上達し、サクサクと患者さんを治せるようになり、サクサクと開業して飯の食えている先生と、
そうでない先生の分かれ目かな、という気がします。
せっかく教わったわけですから、翌日からの臨床にガンガン活かしましょう!!
今回、終了後はとある打ち合わせに。。。
そのうち、いい報告が出来るかもしれません。(*‘∀‘)
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2019.01.27
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こないだ、勉強会で、面白いことがあった。
まあ最近はすっかり立春前、という感じがハッキリしてきました。
こんな大都会東京でも、敏感な患者さんの中には、体の変化、風や日差しの変化に気付く人もいるようです。
この時期、足厥陰肝経の終末であり、「三陽五会」とも「百脈が朝会する処」とも言われる「百会」穴が大活躍します。
こないだの勉強会で、
「足が冷えて頭が逆上せる」
という人がいました。
百会穴に鍼をすると、爽やかにのぼせが下がる感覚があって、足が温もる。
また、
「体が火照って熱い」
という人がいました。
百会に鍼をすると、全身が涼やかに冷えて、気持ちがいいという。
同じ経穴に同じように鍼をしても、ある時は温まったり、ある時は冷えたり。
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2018.10.19
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昨日、11.24(土)~25(日) 日本伝統鍼灸学会 大阪大会に関して告知しました。
これを読んだ人は全員来ましょう。(゚∀゚)
・・・で、告知が続きますが(苦笑)、今日は12.16(日)に開催される、毎年年末恒例の、(一社)北辰会、東京衛生学園特別講演に関して告知します!!
この特別講演は、かれこれもう10年くらい前から、毎年やっているんじゃないでしょうか。。。
10年くらい前、ある先生方との呑みの席で、パパっと開催が決まったこのイベント。(笑)
確か一発目は、北辰会関東支部の設立15周年記念特別講演かなんかだったんですよね。
以来毎年、藤本蓮風先生をお招きして、普段の定例勉強会とは違う、特別なテーマでの講演会をやってきました。
去年から、(一社)北辰会の代表が藤本新風先生に代わりまして、今後は新風先生をお招きして行う形になることと思います。
私はこの講演会に関しては、企画発案者であることもあって、全回で前座を務めてきました。
今年もやらせていただきます。(゚∀゚)
今年のテーマは何と、1日通して「打鍼縛り」です!!
東洋医学は現在、中国が国家主導で推し進めているTCM(現代中医学)をベースに世界中で教育され、広まりつつありますが、日本には、日本独特とってもいい、
優れた東洋医学の技術や考え方がいくつかあります。
カテゴリ 中医学 参照
そのうちの一つが「腹診術・打鍼術」でしょう。
「打鍼」を含む記事 参照
今回は午前中に尾崎真哉支部長から「腹診・打鍼の歴史」、
午後一は私から「腹診・打鍼の重要点」、
最後は藤本新風先生による「腹診・打鍼の実技披露」と、日本独自の「腹診・打鍼」を知る上では、この上ない内容になっております。
そして終了後は忘年会です☆
(今年もスペシャルゲストが来ますよ~~!!)
これ読んだ人は、全員来ましょう。(ΦωΦ)
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全員ロン毛の講師陣で、お待ちしております☆(*‘∀‘)
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2018.10.01
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まずは今回の台風24号で被災された方に、一刻も早い復興を祈ります。
今回、またしても死者が出てしまったようで、今年は東北大震災以来の、自然災害の恐ろしさを思い知らされる年になってしまいました。
また25号が来そう、とのことですので、万全に備えましょう。
・・・さて、今日の記事いきます。
〇
時折、学生さんから相談されることがある。
「どこの流派で勉強するのがいいか、よく分かりません。」
と。
(北辰会に聞くなや、って感じもしないでもないですが。。。(笑))
僕はいつも、
「であれば、まずは片っ端から勉強会に行くか、治療を受けに行けばいい。」
と答えます。
(そう言うと、行っていない人がほとんどだったりします。(苦笑))
そういう中で、自分がシンパシーを感じる流派や先生が見つかればいいと思う。
(もし見つからんかったら、自分で流派を作るか、西洋医学をやるか、慰安をやるか、かな。)
待っててもダメ!
悩む前にまず行動!
自分の人生、自分で切り開くにはそれしかない!!
〇
しかしこれは、業界側の責任でもある。
確かに日本の医療界、鍼灸界には、鍼灸治療のガイドラインなんて、ないに等しい。
だから流派乱立、諸説紛々である。
どの流派も治しているし、どの流派も治せていない。
だから治している面を褒められ、治せていない面を批判されている。
そのパーセンテージや有意差は不明。
今後も、明らかになる気配はない。
だから多くの学生は仕方なく、自分と縁のあった流派に属して勉強するか、どこにも所属せずに、いわゆる色んな流派のいいとこどりの
「つまみぐい治療」
を実践する鍼灸師となる。
しかし、これは良く言えば「いいとこどり」だが、悪く言えば一貫性のない「ごちゃまぜ支離滅裂治療」だ。
どの流派も、説得力はさておき、それなりの一貫性はある訳だが、それらをごちゃまぜにしてしまったら、それこそ訳の分からない治療になる。
自分がそれをやっていることに対して、飯は食えていても、不満や不安、なんか煮え切らない思いを感じながら、日々生きている鍼灸師は少なくない筈だ。
そういう鍼灸師は往々にして、重症度判断や予後の見通しや病態生理は、西洋医学のものを採用していたりし、それはもう東洋医学ではない。
これまで、たくさん見てきました、そういう鍼灸師。
どの流派の方法論も魅力的だけど、「あれもこれも」になって、結果的に自分なりの東洋医学的な物差しが持てないのであれば、
東洋医学の実践者とは言えない。
畢竟、「東洋医学の医者」になろうと思ったら、ある流派の学術のエキスパートになるか、自分で流派を作るか、しかない。
あるいは西洋医学の物差しを採用し、「東洋医学の医者」ではなく「鍼立て」となるか。
あるいはそのどちらでもない、「なんか煮え切らない人生」になるか。
単に飯食うだけなら、別にどれでもイケる。
あとは自分の納得度だけ。
映画『スマグラー』にあったセリフ。
「望まぬ日常に埋もれるカスにはなるな。」
ですな。
自分のやっていることが、本当に患者さんのためになっているか。
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2018.08.17
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清明院には、毎日アトピー性皮膚炎の患者さんが見えます。
思えば、今から18年前、僕が初めて(一社)北辰会の勉強会に参加したのは、東京衛生学園で行われた、藤本蓮風先生による、アトピー性皮膚炎の公開臨床でした。
(思えばこの時、問診も蓮風先生が公開でとったんだよね。あれが最後じゃないかな。今にして思うと貴重だね。(^^))
清明院のアトピーの患者さんは、まあ程度は千差万別ですが、どちらかと言うと重いものが多いと思います。
それも、いわゆる「生まれつき」のような、病気というよりは「体質そのもの」といったような患者さんが多いと思います。
そういう場合、「一獲千金の劇的効果」みたいなものを狙うのではなく、今の症状が10だとすれば、まずは5を目指して、治療はもちろん、生活上の間違いを見つけては、
場合によってはステロイドなんかの力も借りながら、徐々に徐々に根気良く、生活上の間違いや症状を是正していくことが非常に重要だと思っています。
こないだ、患者さんから聞かれました。
「某メーカーの化学繊維の肌着を着たら悪化した気がする。。。」
と。
さっそくネットで調べると、そのメーカーの肌着を着たところ、悪化したという人と、逆に改善したという人がいます。(苦笑)
基本的に皮膚病の患者さんに化学繊維の肌着は良くない、というのは昔からよく聞きますが、かえって楽になるケースもあるんですね。
最近の肌着は、皮膚にピタッとくっつき、汗をかくとすぐに乾燥するような構造になっているものも多いですね。
単純にポリエステルだから、ポリウレタンだから、とも言い切れず、この化学線維の、特殊な繊維構造まで考えないといけなそうです。
発汗がすぐに乾くことで、必要な津液も飛んでしまい、かえって皮毛における陰虚や血虚が悪化し、乾燥して局所的な内風(風燥)が悪化する人もいると思うし、
発汗が急速に乾くことで、燥湿化痰の効果が生まれ、湿痰や湿困脾土や湿熱邪による皮毛レベルの気の停滞が緩和され、良化する人もいるし、
そもそも肌着の素材の時点で合わず、皮毛レベルの気の停滞がきつくなり、悪化する人もいるでしょう。
アトピーアトピーと一口に言っても、結局はそのアトピーの病因病理~体質素因までがしっかりと東洋医学的に明瞭に斬れているか、というところに帰結すると思いますね。
現代の、安価で機能的な肌着というのも、一考の余地ありだと思います。
ただ、これは多種多様な製品があり、ちょっとバリエーションが多すぎるので、まずは試してもらってみて、主訴がどうなるかで、帰納法的に考察した方がいいように思います。
臨床は千変万化、臨機応変性の大事だね。
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2025.07.04
2025年6月の活動記録2025.07.01
2025年 7月の診療日時2025.06.26
2025年5月の活動記録2025.06.01
2025年 6月の診療日時2025.05.10
2025年4月の活動記録2025.05.01
2025年 5月の診療日時2025.04.04
2025年3月の活動記録2025.04.01
2025年 4月の診療日時2025.03.13
2025年2月の活動記録2025.03.01
2025年 3月の診療日時2025.02.06
2025年1月の活動記録2025.02.01
2025年 2月の診療日時2025.01.21
順天堂東医研、第6回公開シンポジウム「総合診療と東洋医学」2025.01.10
2024年12月の活動記録2025.01.02
2025年 1月の診療日時2025.01.01
謹賀鍼年!!2024.12.28
年内診療終了!!2024.12.14
2024年11月の活動記録2024.12.01
2024年 12月の診療日時2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!