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2012.05.10
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東洋医学(というか東洋哲学)に、
”同気相求める(どうきあいもとめる)”
という言葉があります。
これは、もともと『易経(えききょう)』という、東洋哲学の大古典にある言葉なんですが、まあ要は、
「自然界って、似たもん同士が集まるよね。」
って話です。
(『易経』乾卦「・・同氣相求・・」)
・・・ま、これ、感覚的に分かりやすいですわな。
自然界を見渡せば、犬は犬どうし、ネコはネコどうし、昆虫は昆虫どうし、人間は人間どうし、バンドマンはバンドマンどうし、ヤンキーはヤンキーどうし、
モデルはモデルどうし、政治家は政治家どうし、みんな時に仲良く、時に反目しながら、結局は似たもん同士が集まっておりますね。(笑)
似たり寄ったりの個性を主張し合いながら。
〇
この考え方が、自然の一つの法則として、東洋医学でも採用され、組み込まれております。
どういう風に採用しているかというと、例えば、もともと飲食の不摂生なんかがあり、体の中に余分な水分の多い人は、
自然界の余分な水分の多い時期、つまり雨季にはカラダに「湿邪(しつじゃ)」という余分な水分がより多く生じやすく、
この「湿邪」による体の不調を起こしやすい、またはもともと症状のあった人は悪化しやすい、という風にです。
これを、内の邪気と外の邪気が合わさる、ということで、「内外合邪(ないがいごうじゃ)」な~んて、カッコよく呼んでおります。
要は、体内と体外の”似たもん同士”が集まる、っちゅうワケですな。
まあそういうのは細かい話だけども、自分がパワーダウンしていると、そこにおかしなモノが集まってきます。
そして、結果的にもっとパワーダウンしてしまうことがあります。
自分がパワーアップすれば、どんどんパワーが集まってきます。
「いい気」が集まってきます。
そしてさらにパワーアップしていきます。
コレはどうやら、自然の法則のようです。
パワーダウンのスパイラルに入ってる感じがしたら、まずは体を整えることです。
そういう時、精神的に色々あがいて思索してもがいても、余計ドツボな気がします。
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2012.03.27
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言うまでもなく、西洋医学における「検査数値」「画像所見」というモノは、西洋医学における診断の際の「絶対的な指標」になる場合があります。
これがあるから、「要精密検査」とか、何らかの病気が治った、治らない、という場合の指標になるワケです。
血圧、血糖値、体温、腫瘍マーカー、ホルモンの数値等々、全部そうです。
これにより、全然元気で、何の症状もない人が、ある日突然、
「大変です!すぐに入院して下さい!!」
ともなるし、症状だらけで、とても健康とは言えない人が、
「異常ナシです。様子を見ましょう。」
ともなるワケです。
どちらのケースも、言われた当事者としては、
「ホントかよ??何かの間違いでは??」
ですよね。
これで、病院に言われるがままに入院し、様々な処置を施した結果、全然いい状態を見せずにそのまま亡くなった患者さんを、何人も知っています。
ご家族もご本人も、
「かえって入院しない方が、いじくりまわさない方がよかったんじゃないだろうか。」
という印象を持ちながら。
また、病院で「異常なし」と言われて湿布しかくれなかった、という患者さんを東洋医学的に診立て直すと、様々な異常が診てとれ、それを是正するように治療していった結果、
見事に回復したという例も、枚挙にいとまがないほどあります。
しかしこれは、僕が鍼灸院で見てきた現実からの言葉ですから、病院の先生から言わせたら、
「は?そっくりそのまま、同じ言葉を返すぜ!」
と言われるかもしれません。
「モノサシ」の違い・・・。
どれも本当で、どれも完璧でない。
それが現状の医学というモノなのでしょう。
何でも、サービスの向上には、消費者が賢くなることが一番だとはよく言われますが、かかっている医学によって見解が分かれた場合、
どれをとるか、あるいは両方とるか、最終決定は患者さんご本人やご家族です。
ギリギリのところで、冷静で賢明な判断をする場合、東洋医学を選択した方がいい、というケースは、非常に多いはずです。
・・・選んでもらえるよう、精進します。
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2011.11.13
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昨日から今日にかけて、例によって寝まくりました。(笑)
今日は久々のオフでした。
行きたい勉強会があるにはあったんですが、どうしてもというほどではなかったんで、今日の朝の段階の気分で決めようと思っていました。
・・・で、今朝、
「もうちょっと寝たい・・・。」
ということで、自分の意志の弱さに負けて、ガッチリ2度寝です。
「惰眠」をむさぼる、これも最高の日曜日の一つの在り方です。
〇
ところでこの時期、脾の臓の弱りが出やすいですね。
(苦笑・・・いきなり真面目な話ですが。)
夏の間の暴飲暴食のせいであったり、寒くなって汗をかきにくくなったせいもあったり、気温や湿度の乱高下に腎の臓や肝の臓が悪影響を受けてだったり、
色々な原因が重なっているのですが、食後眠くなったり、横になりたくなったり、体が重だるく、集中力が途切れがちになったり、やる気がもう一つでない、
これらは最終的には「脾の臓の弱りの症状」であることが多いです。
(絶対じゃないよ、”多くの場合は”という意味です。)
・・・こんな時、どうするか。
手足を使った軽い運動+鍼ですよね!?
という訳で、ヨヨコーに走りに行ってきます!!!
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2011.10.20
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昨日あたりから、いよいよ寒くなって来ました。
2011.08.10
清明院では現在、求人募集しております。
本物の鍼灸医学の世界を、我々と追求してみませんか?
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「患者さんの声」をいただきましたので、ご紹介いたします。
40代 男性
症状:アトピー性皮膚炎による皮膚の痒み、フケ、激しい頭痛、下痢、倦怠感、パニック障害様の諸症状(人ごみや車の運転で不安感、緊張感など)
※この文章は、患者さんの奥様が書いて下さいました。
夫は、昔から病院が嫌いで、ひどい頭痛や下痢、倦怠感に悩まされていたのにもかかわらず、
病院で重大な病名を告げられる事が怖くて、診察を受けることなく、何年もそういった症状を市販の薬でごまかし続けていました。
数年前、夫の父が、会社の健康診断で突然癌があると指摘され、それまで何の症状も無く元気に見えた父が、
入院、手術した途端にみるみる弱って、数か月で亡くなったことがとてもショックだったらしく、
「怖い病気が発見されたら、俺も病気を気に病んで死ぬよ。病気があったとしても、知らない方が長生きできる。」・・・その後、縁あって娘が清明院にお世話になったのをきっかけに、「鍼なら悪いデータやレントゲン写真を見せられることもないだろう」と、
渋々ではありましたが夫も竹下先生に診て頂くようになったのです。
竹下先生が、いつかTVで見た中国の鍼師さんのように、体が針山のようになる程たくさんの鍼を刺すのではなく、
一回の施術に1本しか鍼を使わない、という事も夫にとっては恐怖感が軽減出来た理由のようです。
その頃の夫は、3年程家の中での事務的な仕事を続けていたので、家の中で用を足すのと、たまに駅前の本屋さんに行くなどの15~20分位しか歩くことが無くなり、
これといった運動もせず、また、家族以外の人と会って話す機会がほとんど無く、外見を気にすることも無いためか、
外で働いていた時と比べると20キロ近く太ってしまっていました。
具合が悪くなってしまう為、よけいに家にこもりがちになってしまう、という悪循環に陥っておりました。
治療を始めてすぐに、頭痛や下痢が少なくなり、また、皮膚の状態がとても良くなり、ずっとひどいフケに悩まされていたのが、気が付くと気にならなくなっていました。
その後、だんだん体調が良くなったようで、半年位経った頃、もうこのまま一生外で働けないのでは、と思っていた私の予想に反して、
前に勤めていた事務所に復職をする事になりました。
また、毎回毎回毎回先生が食養生のお話をしてくださったのが効いたためか、食事の嗜好が少しずつ変わり、好きだった肉類よりもあっさりした物や、
野菜を良く食べるようになり、どんなに私に咎められても止められなかった程大好きだった甘いもの(一時期は、飴を毎日1袋食べていました!)もあまり欲しがらなくなったので、
体重がどんどん減っていき、2か月ほどで計10キロ以上痩せました。
今では、体重は安定しており、食欲は前より少し増していますが、リバウンドすることもありません。
ただ一つ、残念なことは、夫は何故か「何となく自然に治った。」と思っているふしがあり、鍼のすごさを今一つ理解できていないということです。
(治療していただいている時には、いつもあんなにリラックスして人前でぐうぐう寝ているくせに!)
人と話す時に緊張しがちな夫に余計な気を使わせないようにと、(空気)のように接してくださった院長先生の「技術」の賜物ではないかと思っております。
鍼で、体から、心を、さらに運命まで整えて頂けたのだなあと、感動と感謝の念でいっぱいです。
今後ともどうぞよろしくおねがいいたします。
この方は、まだ幼い娘さんが治療に来ていたついでに、奥様のすすめもあって、渋々、清明院で治療を受けるようになった患者さんです。(苦笑)
なかなか自分の思っていることや考えていることを人に伝えるのが苦手な方で、あまり無理に喋らせようとすると過緊張が起こってしまうので、
問診よりも体表観察 に重きを置いて、「肝陽上亢(かんようじょうこう)、湿熱(しつねつ)」と証を立て、治療を進めました。
治療中は極力笑わせたり、和ませたりすることに重きを置き、症状のことを細かく細かく聞いていく、ということはあえてあまりしませんでした。
その結果、患者さん御本人としては、鍼がよく効いたというよりは、「自然治癒」だとお考えになったようです。(苦笑)
・・・まあ、鍼というのは、人間にもともと備わった「治る力」を引き出すためのものなので、僕としてはそう思っていただいてもいいと思っています。
清明院HPでも、このブログ上でも、何度も書いているように、あくまでも「自然治癒(治る力)」の手助けをするのが鍼灸治療です。
「”正しい”鍼灸をする」決して鍼灸が患者さんの心身を「完全に」コントロールしている訳ではありません。
「医療」というのはどんなものであれ、あくまでもサポート、「手助け」なのであります。
ですので、この「手助け」に対してどれぐらい重い価値を見い出すかが、人によって違うというのは当たり前です。
ここは興味深いところですネ・・・。
ともかく、本症例の場合は、鍼が明らかに「治る力」の手助けになっている、ということは、上記のような、
治療を開始してからのご主人の心身の著しい変化が、結果から証明してくれていると思います。
初診の時の、御自宅での引きこもり状態から考えると、現在の仕事スタイルは、考えられないほどの激変であり、ちょっと心配な面もありますが、
今後もさらなる症状の改善、心身の安定を目指して、治療を続行していきたいと考えております。
・・・それにしても、この方の「病気を気に病んで死ぬ、知らない方が長生きできる。」という言葉・・・、考えさせられるものがあると思います。
2011.08.05
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またまた、「患者さんの声」をいただきましたので、紹介します!!
60代 女性
症状:変形性腰椎症による腰痛、臀部痛、右下肢痛、歩行困難
病院で、背骨の軟骨の右側片方が変形していると診断され、それにより腰から右足に痛みがあり家事、歩行が苦痛でした。
整形外科で電気治療を受けていましたが、日に日に痛みが増加してしておりました。
そんな折、古くからの友人の紹介で清明院を知り、竹下先生の治療を受ける事になりました。
夫や娘は、すでに、他の鍼灸院で鍼治療を経験しておりましたが、私は鍼に対する怖さが先に立ち、これまで敬遠しておりました。
初回の、竹下先生の一時間以上に及ぶ問診の間に、先生のお人柄にふれ、安心して治療を受け始める事が出来ました。
現在六回目の治療を終えた所ですが、頭頂部にたった一本の鍼を打つだけの治療ですが、腰、足の痛みがほとんど無くなりました。
私にとっては毎日家事とパートで時間に追われる生活をしておりますので、治療中は、心身共にリラックス出来、治療の一時間は至福の時です。
帰りは、精神面まで治療して戴いたように感じられ、感謝の気持ちで一杯になります。
これからも、何かありましたら先ずは先生にご相談させていただこうと思っております。
【清明院からコメント】
この患者さんは、平成23年の初め位から、特に思い当たるきっかけもなく腰痛を発症し、整形外科では「腰椎(腰の部分の背骨)の変形」と診断され、
湿布、痛み止めなどが処方され、電気治療を継続するも、痛みは一向に改善せず、むしろ徐々に悪化し、清明院に来院される10日ほど前からは、
立ち上がり時に臀部に強い痺れ感を自覚するようになり、普通に歩くこと、立って作業をすることに障害が出てきたので、
古くからのご友人(清明院の患者さんの御家族です。)の強い勧めもあって、これまで敬遠していた鍼灸治療をようやく受診することとなりました。(苦笑)
腰の痛みの原因を、腰の部分の骨の変形と考える、というのは、西洋医学の、整形外科の立場から診た場合のしっかりとした御見解、診断です。
もちろんそれを否定するつもりはまったくありません。
我々は、もちろん西洋医学的な見解も参考にしますが、問診と体表観察(四診合参)によって、「東洋医学的に」痛みの原因を考えます。
この方の場合は、若い時分から、子宮筋腫、卵巣嚢腫等の、婦人科疾患の既往が多いこと、また現在、プライベートな問題で、
肉体的、精神的に極めてハードであること、また、以前から、甘味やカフェイン類の過度の飲食、慢性的で極端な運動不足など、
生活自体に様々な問題があることが分かりました。
そこで「肝胆湿熱(かんたんしつねつ)、右上への気の遍在」と証を立て、治療を開始すると、1回目からビックリするような効果が出て、
4回ほどで日常生活に問題なくなるほどに回復されました。
しかし、こういう、生活習慣、もともとの体質の問題等が複雑に関わり合っている病の場合、それでめでたしめでたし、とはいきません。
予想通り、多少のぶり返しがありましたが、慌てず騒がず、治療と養生指導を続行し、現在では、この患者さん自身が、
東洋医学的な痛みの原因とメカニズムについて理解され、自分から進んで養生なさるようになりました。
「痛みの原因」というものに関して、「腰椎の変形」と言われても、患者さんはどうしたらいいか分かりませんもんね。
仮に「腰椎の変形」があっても、腰に痛みのない人もいます。
この違いは何なのか、それを細かく細かく考えることが、非常に重要と思います。
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2011.07.18
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患者さまの声をいただきましたので、紹介します!!
30代 女性
症状:ぎっくり腰、頭痛、眼痛、アトピー性皮膚炎
私は腰痛持ちで、1年半前に歩けないほどひどくなり、友達の紹介で清明院にお世話になることになりました。
院長先生の指導の通り日々の生活を気を付けるようにしたところ、
腰痛以外にも、小さい頃から患っていたアトピーも改善され、体重も5kg以上減りました。
【清明院からのコメント】
この方は初診時、ぎっくり腰を起こして、整体に行っても、整形外科に行ってもよくならず、しかもカゼを引いて、ボロボロになった状態で来院されました。
御本人も述べておられますが、生活状況を確認すると、慢性的な運動不足に加えて、カフェイン類や、甘い物の過剰摂取、
それに加えて職場での人間関係からくる重度の精神的なストレスにさらされていることが分かりました。
ともかく、まずはカゼと腰から、ということで治療を開始し、カゼと腰がすぐによくなったので、そこからは「肝欝気逆(かんうつきぎゃく)、湿熱(しつねつ)」と証を立て、
生活上の問題点を一つ一つ改善しながら、鍼で体のバランスを整える、というやり方で1年以上治療を継続したところ、
皮膚の状態も見違えるほど、一見アトピーとは分からないぐらいに改善しました。
ついでに体重もへって、パッと見た感じの印象が随分スッキリとされました。
随伴症状としてあった頭痛や眼痛も、今ではほとんど出ません。
このように、最も辛い症状を治療しながら、副産物としてそれ以外の症状も同時にとれていくのが、東洋医学独特の
「常に全体を意識し、全体のバランスを整える視点」
の、真骨頂です。
また、最初の頃はいつも眉間にしわを寄せて、不安そうだったり、いつも真顔で、病気のことばかり心配し、なかなか笑顔が見られなかったのですが、
体調が好転するに従って、徐々に笑顔が出るようになってきて、今では笑顔で入ってきて、治療が始まった瞬間爆睡するようになりました。(笑)
今でも気がゆるむと飲食の不摂生が出やすいですが(苦笑)、今後もさらなる改善を目指して、治療を継続していこうと思っています。
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2011.07.03
前回までのお話・・・
35℃超え!!
「熱中症」について
「熱中症」について(その2)
「熱中症」について(その3)
続いて行きます!
大量発汗時、水分や塩分、ミネラルを十分に補給しなかった場合も、熱中症が起こることがあります。
今日はこれを東洋医学ではどう考えるか、という問題です。
コレを理解するには、「発汗」という現象によって東洋医学的な”人体”に何が起こるのか、を簡単に理解しなくてはいけません。
「発汗」という仕組みは、一般的には老廃物排出機構&体温調節機構です。
コレは東洋医学的に考えてもそうで、正常であれば汗によって余分なお水(水湿の邪)、余分な熱(熱邪)を体外に排出してくれている訳です。
つまり、ある程度出てくれて、止まってくれれば何ら問題のない生理現象です。
(発汗のメカニズムについては『素問』評熱病論(33)、痺論(43)あたりに記載があります。)
これが、過度の運動や、暑熱環境、あるいは”必要なだけ出してしっかりと汗を止める”という力がうまく発揮できない場合なんかに、
「汗かき過ぎ(発汗過多)→補給が必要!!」
という事態が起こるのです。
この時、対応が遅れたり、間違っていたりすると、いわゆる「脱水症状」を呈することがあります。
発汗は「過多」になってしまうと、体にとって必要な熱(陽気)も、必要なお水(津液)も出ていってしまいます。
現代医学の言い方で「脱水」と言われますが、東洋医学的には、陰液だけでなく「陰も陽も」出ていってしまう、と考える、ということです。
この場合、すぐに陰陽ともに補給しないといけませんが、口から水分がとれるうちはいいけど、意識がないとか、嘔吐が止まらなくて、口から何も摂取出来ない状況になっていることもあります。
この場合どうするか、湯液が使えない訳ですから、東洋医学的には非常に難しい局面になってくると思います。
ここで「鍼灸」の出番ですよね。
昔の東洋医学の医者であれば、まず鍼なりで意識を付けたり、嘔吐を止めたりして、口から飲める状態にして、それから湯液なりを与えるようにするのだと思いますが、
まー面白くないこと言うようだけれど、現代では、この局面では病院に送ってしまって、点滴で輸液した方が圧倒的に確実簡単ですね・・・。(苦笑)
ただもし、救急車も呼べない、近くに病院がない、という状況だったり、救急車が来るまでの間には、何かしなくてはならない場合もあるでしょう。
ちなみに、まだ口から飲める状況であれば、スポーツドリンクを薄めたものなり、1%程度の食塩水を少しづつ飲ませ、あとはひたすら、
わきの下や股関節の前側の部分など、動脈のあるところを中心に冷やす、という、よくテレビなどで言っているあれです。
この時、状況にマッチした鍼をすることが出来れば、回復は断然早いと思います。
次回に続く。
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2011.07.02
さて、前回までのお話・・・
35℃超え!!
「熱中症」について
「熱中症」について(その2)
前回、熱中症が起こる現代医学的なメカニズムについて、門外漢ながら、甚だ簡単ではありますが書かせていただきました。
今回は、熱中症が起こる状況として有名な、
・暑熱環境にいる
・大量発汗している
・激しい運動をしている
ということが、人体にどのような影響を及ぼすかについて、「東洋医学的に」考えてみたいと思います。
まず、暑熱環境についてですが、コレは外界の「熱邪(ねつじゃ)」、「暑邪(しょじゃ)」がきつい環境、という風に考えます。
(これは要は”自然界の余分な熱”です。)
こういう時、もともと体が冷えている(温める力が弱っている)人にとっては、そんなにつらくないか、むしろ楽だという人もいます。
暑い時期や暑い場所にいると、極端に具合が悪くなる人、というのは、もともと体に「邪熱(じゃねつ)」、「内熱(ないねつ)」を持っていることが多いのです。
これを、体内の邪気と体外の邪気が合わさる、合体してしまう、という意味で、「内外合邪(ないがいごうじゃ)」と言います。
「内外合邪」については、以前述べました。
つまり一つには、もともと体内に「余分な熱」を持ってる人ほど、熱中症にかかりやすい、ということが出来ます。
では次に、大量発汗のケースですが、コレは次回。(笑)
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2011.06.24
よく、
「東洋医学はオーダーメイド医療だ」
とか言われます。
患者さんで、初診の時、
「整形外科で痛み止めと、湿布をもらって貼っているけど治らない。」
とか、
「病院で、職業病だから仕方ないと言われた。」
「加齢によるものだから仕方ないと言われた。」
とおっしゃる患者さんがおられます。
例えば、PC作業を1日中やってる人の首肩や肘、手首の痛みとか、トラックやタクシーの運転手さんの腰の痛みとか、老人の腰や膝の痛みとかね。。。
・・・う~ん、これねえ、パッと聞き、理解できる気もするけど、よくよく考えると、
「イヤイヤ・・・、その説明、ちょっとおかしくないか??」
って誰もが思いますよねえ?
だって、痛みの理由が加齢によるとか、職業によるもの「のみ」なら、その職業の人や、ある一定以上の年齢の人「全員」がまったく同じようになってなきゃおかしいじゃないですか!?
なんでその人「だけ」が、こういう痛みを持つに至ったのか、よくよく考えてみないといけません。
やっぱり一人一人、きちんと分析する必要があります。
そして、それを考えて、オーダーメイドで治療していかないと、実際なかなかよくなってくれません。
湿布貼って痛み止め飲んで治るのは、ごく軽いものだと思います。
そういうのって、まさに「レディメイド医療」って感じがしますよね?
僕は、世の中にはレディメイドでは対応できない病気が非常に多いように思います。
医療はもともと、古来よりオーダーメイドであったはずです。
なんでこんなに、レディメイドがハバきかすようになったんでしょうね・・・。
※本記事は、H23.6.27に、「酔針」様に文章の誤りを指摘されましたので、「テーラーメイド」を「レディメイド」に改訂しております。
御指摘、大変ありがとうございました。
読者の皆様、本記事に関して、お詫びして訂正させていただきます。
酔針様、今後もご指摘、ご指導、宜しくお願い致します。
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2025.07.01
2025年 7月の診療日時2025.06.26
2025年5月の活動記録2025.06.01
2025年 6月の診療日時2025.05.10
2025年4月の活動記録2025.05.01
2025年 5月の診療日時2025.04.04
2025年3月の活動記録2025.04.01
2025年 4月の診療日時2025.03.13
2025年2月の活動記録2025.03.01
2025年 3月の診療日時2025.02.06
2025年1月の活動記録2025.02.01
2025年 2月の診療日時2025.01.21
順天堂東医研、第6回公開シンポジウム「総合診療と東洋医学」2025.01.10
2024年12月の活動記録2025.01.02
2025年 1月の診療日時2025.01.01
謹賀鍼年!!2024.12.28
年内診療終了!!2024.12.14
2024年11月の活動記録2024.12.01
2024年 12月の診療日時2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ