東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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とある末期がんの患者さん

2013.08.31

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最近、依頼を受けてうかがっている、とある末期がんの患者さん。

とあるところに出来たガンが、全身いたるところに転移して、痛みがひどい。

特に肺への転移が非常に大きい。

1度は抗がん剤治療をするも、副作用でかえって全身症状がつらくなり、2度目は辞退。

すでに緩和ケアの段階。

現在の症状は胸の痛み、呼吸苦、手足の痺れ。

ご家族にも協力してもらい、一通り問診を終え、慎重に体表観察に入る。

当然、体表情報もかなり重篤な状態であるが、まだ「神」がある。

とあるところに一本。

即座に、劇的に呼吸が楽になる。

ご家族も仰天。

以来、3日間、麻薬系鎮痛剤を飲むのを忘れる。

鍼、ホントにスゴイ。

俺じゃなくて鍼が。

こういう事実、全世界の全人類の老若男女に知ってほしい。

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「眼精疲労」について喋ってきました。

2013.06.20

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昨日は、東洋鍼灸専門学校にて、「眼精疲労」について喋ってきました!!

なぜ「眼精疲労」かというと、学生さんからリクエストがあったからです。

このように、民主主義を重んじて、学生さんからのリクエストというのも、最大限反映させようと思っています。(笑)

この眼精疲労ですが、教科書の記載は非常に消極的に思えました。

まるで、

「眼精疲労の患者さんが来たら、眼科疾患が隠れてるかも知れないから、よっぽど丈夫な人の眼精疲労以外は、鍼灸師は手を出すな!」

と書いてあるかのようです。(苦笑)

目に何らかの異常を感じた場合、西洋医学の眼科に行くのは、現代ではほぼ当たり前です。

しかしながら、東洋医学には東洋医学独特の眼科疾患に対する考え方というものがあり、”そこをこそ”教えるべきだと思います。

なぜこんなに、「自虐的」ともとれるような書き方になってるのかよく分かりませんが、とにかく東洋医学では、鍼灸でも漢方薬でも、太古の昔からあらゆる眼科疾患を扱ってきました。

中医学では、『中医眼科学』という専門分野を設けて、あらゆる眼科の病態について、分類と治療法、予後などについて、詳細に記載されております。

中国語の本ですが、欲しい人はこちらにリンクを貼っておきます。

この専門書は実に859ページにも渡る、膨大な内容です。

それと比較して、鍼灸学校の教科書『東洋医学臨床論』にはわずか3ページしか書かれておらず、しかもその内容についても、「浅薄」と言わざるをえません。

・・・そんなワケで、昨日も「本当の話」をしてきました。


今後も、し続けます。

「本当の話」を。(笑)

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脳卒中と鍼灸 その4

2013.06.05

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これまでのお話・・・

脳卒中と鍼灸 その1
脳卒中と鍼灸 その2
脳卒中と鍼灸 その3


ではでは、続きいきます!

 

 

脳卒中の症状と言えば、発症してすぐの急性期と、後遺症としての慢性期に分けられますが、東洋医学的にも西洋医学的にも、なんといっても急性期の対応が極めて重要です。

 

発症した時、即座に正しい処置を行えば、その後の後遺症の状況が全然違ってきます。

 

また、もし後遺症が残ったとしても、継続的な治療と、的確なリハビリによって、残存機能の維持増進、再発予防が出来ます。

 


脳卒中の急性期では、重症のものでは急に卒倒したり、意識障害、言語障害、半身不随、顔面麻痺、強いメマイなどを伴います。

 

あまりにも有名な症状が「片麻痺(かたまひ=半身不随)」ですね。

 


たとえば、こないだ国民栄誉賞をとった野球の長島監督。

 


健康だった時を知っているだけに、長島監督のあの姿は、医療従事者ならいざ知らず、多くの一般の方から見て非常にショッキングでしょうが、

あのように、左右どちらかの半身が運動麻痺になってしまったり、言語障害になってしまったりする、実にコワい、いやな病気が脳卒中です。

 


・・・で、いざ倒れた急性期、西洋医学では、血管が詰まった「脳梗塞(のうこうそく)」の場合は、発症からの時間によって、おもに血管に詰まったゴミを溶かす治療(点滴)を行います。

あるいは、脳内で血管が破けた「脳出血」の場合は、点滴や内服薬で出血を止めたり、場合によっては外科的に、頭蓋骨を開いて、出てしまった血液の塊を除去したりします。

これらは近年、大変多い疾患であるだけに、1975年には「日本脳卒中学会」なるものも組織され、盛んに研究されております。

 

 

まあ、物理的に血液中のゴミ(プラーク)が血管に詰まってしまったとか、出血してしまって、それが塊となって脳を圧迫しているとかであれば、

 

迅速にゴミを溶かしたり、血腫を取り除いたりせざるを得ないと思いますし、この対応が早く適切であれば、後遺症も軽く済むことが多いようです。

 

ではこうした場合に、東洋医学、鍼ではどうするかというと・・・、長くなったのでそれは次回。(笑)

 

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東西医学によるSARSバトル

2013.04.23

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今、中国で再び鳥インフルエンザが騒がれ始めています。


2002年11月にも、中国でSARS(重症急性呼吸器症候群)が流行し、世界中が大騒ぎになったことがありました。


わずか半年ちょっとの間である、2003年7月までに、世界中で8000人以上の感染者と、700人以上の死者を出しました。

新型伝染病の恐ろしさを印象付ける事件でした。

 

参考サイト様「メディカルノート SARS」

 

今回の鳥インフルエンザも、今後どうなっていくか、注視していなくてはいけません。

ところでこのSARSが流行した際、西洋医学では、患者を隔離すること、ステロイドを投与することくらいしか出来ず、ほぼ、なす術ナシだったようです。

だからあれだけパニックになったわけですね。

ここで、実は中医学の医師たちがスゴイ力を発揮したことは、ほとんど知られていません。

当時、広州中医薬大学の鄧鉄涛(とうてっとう)教授は、この危機をみて、

「今こそ中医学の力を発揮するチャンスだ!」

と考え、中医学の考え方で、このSARSと対峙し、「仙方活命飲(せんぽうかつめいいん)」という漢方薬を使って、見事な治療成績を上げたという事実があります。

 

『中医臨床 通巻98号』 参照


当時、広州中医薬大学付属病院に収容された、SARS患者112例のうち、高齢者であり、他の基礎疾患をもった患者7名以外の、105名の患者がすべて回復したそうです。


その後、香港でもSARSが大流行しましたが、広東省から2人の30代の女性中医師が派遣され、大活躍しました。

結果的に、広州と広東省では、SARS患者の死亡率が世界最低水準となったそうです。

このことを機会に、鄧先生は他の数人の先生方と、政府上層部に

「中国には中医という武器庫がある!」

という内容の建白書を提出、これを機に、政府主導で、中医学を見直す動きが活発化しました。


鄧先生は現在、「国医大師」という、日本でいう人間国宝のような称号を中国政府から得ています。

 

(補筆:鄧鉄涛先生は2019年1月10日、104歳で逝去されました。『中医臨床 通巻156号』参照


東洋医学は、常に未知の病との戦いの中で醸成されてきた医学です。


今回の鳥インフルエンザでも、その効果を証明することでしょう。

 

参考 『現代中医学の誕生と変遷』山本勝司

 

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東西医学による日本脳炎バトル

2013.04.22

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「日本脳炎」という病気があります。


東南アジアを中心として、ウイルス感染した蚊(コガタアカイエカ)によって媒介される感染症です。


発病すると、高熱、痙攣、意識障害などを起こし、死亡率は20%、麻痺など、重篤な後遺症が残る可能性がある、とってもコワい病気です。


日本では1960年代後半から、積極的なワクチン接種により、現在は激減し、年間数人程度まで減少していますが、アジア全体ではまだ年間1万人程度が発症しているようです。

 

参考 メディカルノート「日本脳炎」

 

 


この日本脳炎、1954年、中国の石家荘(せっかそう・・・北京の南西に位置する都市)で大流行したことがあります。

 


この時、西洋医学はなすすべがなかったそうです。

そこで大活躍したのが中医学の医師たち。

 

「白虎湯(びゃっことう)」「安宮牛黄丸(あんぐうごおうがん)」などの漢方薬を巧みに使って、見事に日本脳炎を制圧したそうです。

 

しかし1957年、今度は北京で再び日本脳炎が流行りました。

 

この時も西洋医学はなすすべなし。

 

再び中医学の医師たちによって、前回の石家荘の時とは全く違う処方で、大成功を収めました。

 

このように、中医学は自らの価値を”ウデで示した”のです。

 

参考 『現代中医学の誕生と変遷』 

 


このことを受けて、当時中国の建国の父である毛沢東が

「中医薬は偉大な宝庫だ!」

と考えるようになり、中医学の復権、復興に繋がっていくのです。

「毛沢東」という人物(その2) 参照

 


地球環境が時々刻々と変化していくので、ウイルスも、それに感染する人間も、姿を変えていきます。

 

(特にウイルスは、ですね)

 

ですから、今現在有効なワクチンがあるから今後も平気、という考え方は、極めて危うい。

 

今後も、環境、人間がなんぼ変化しても、変化しないもの、永久不変の真理を明らかに認識している医学が、力を発揮し続けるのではないでしょうか。

 

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不気味な地震・・・。

2013.04.13

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今朝、兵庫県、淡路島で地震があったようです。

(さらに…)

花粉症考(鼻水篇)

2013.03.23

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花粉症に関して、これまで色々書いてきた。

カテゴリ 花粉症と東洋医学 参照

 

今日は、花粉症の主要な症状である、「鼻水」「鼻づまり」について、どのように対策をとるべきか、考えてみたいと思います。

東洋医学では、鼻水は「鼻流涕(びりゅうてい)」、鼻詰まりは「鼻塞(びそく)」と呼んで、それぞれ細かく分類し、治療法を考えています。


「鼻」という部位は、東洋医学的にみると、「肺の臓」の入り口であります。

「肺」って何ですか?(その12) 参照

 

つまり、「肺の臓」に異常があれば、当然それが「鼻」の症状として反映される場合があります。

 

 

つまり花粉症における「鼻」の症状を改善するのには、「肺の臓」を安定させることが肝要、ということです。

 

しかしこの「肺の臓」のいじくり方を間違えると、治るどころか、悪化します。

 

 

肺は東洋医学では「嬌臓(きょうぞう)」といわれるように、華奢な女性のように、ナヨナヨして敏感な臓です。

 

ここは非常に診断、治療に慎重を要する部分でありまして、花粉症なら何でもかんでも「小青竜湯」なんてのは、個人的には全然賛成できません。

 


最近、久々にテレビ見てたら、「花粉症に小青竜湯」って、CMでもやってるではないですか!

 

ビックリ~。。。

 


「眠くならない花粉症薬」だってさ・・・。(@_@;)

 

アレじゃあみんなカン違いしちゃうね。。

 


間違っても、花粉症で小青竜湯飲んだけど効かなかった、だから東洋医学はダメ、とか言わないでくださいね。

こういうのはホント、東洋医学、漢方薬に対するミスリードだと思っていて、大反対です。

 

(もちろん、病態によっては効くことがあるし、それで助かっている人がいるという事実は否定しませんが)

私の知り合いの漢方専門の臨床家なんかは、花粉症でも2、30種類の漢方薬を、その人の症状、体質に合わせて自在に加減して使い分けるそうです。

 


・・・当然ですよね。

 


鍼もそうです。

 


ツボのパターン、打ち方、置鍼時間、ぜーんぶ違います。

 


・・・まあともかく、鼻の話に戻りますが、花粉症の人が強く鼻をすする、あるいは強く鼻をかむ、これをよく見かけますが、これ、実は養生法として絶対よくないと思います。

 

鼻を強くすすること、かむこと、それ自体が、「鼻」という部分における気の停滞を強め、症状を悪化させる面があるのです。

 


ですから、もし症状が出てしまったら、すぐに鼻にティッシュをしっかりと詰めて、垂れて来ないようにし、ティッシュが濡れたら交換、これの繰り返しがいいと思います。

 


両鼻にティシュを詰めた姿はみっともないし、口呼吸にもなりますから、当然上からマスクで抑えましょう。

 


・・・で、「表裏寒熱虚実」はどうか、「臓腑経絡」はどうかと、しっかり東洋医学的に診立てられる先生に、鍼してもらうなり、漢方を処方してもらって、

 

症状を抑えつつ、キッチリ養生しましょう。

 

 


そうすりゃ、ほとんどのものは気にならないレベルまで良くなるでしょう。

 


花粉症なんてもんは。

 

悪いのは花粉じゃなくて、患者さんの身体状況。

 

しっかり調えればいいだけの話です。

 

一つ一つ冷静に、確実に。

 

 

 

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東洋医学への正しい理解

2013.03.17

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この10年で、東洋医学に対する期待、関心は、高まっただろうか。

現場でこの10年以上やってきた者の印象としては、高まったように思う。

患者さんも、同業者も、昔は冷たかった。

鍼灸といえば、慰安的なマッサージの延長で、せいぜい肩こりか、さほど深刻でない腰痛、膝痛ぐらいにしか効かない、という認識が一般的で、

 

医学、医療であることを真面目な顔をして主張すると、嘲笑されるような向きがあった。

 

また、鍼灸と言ったら、

「飯が食えてるだけでスゴイ。」

みたいな、”食うのがやっと”の職業であるなんてことも、よく言われた。


それが今では、アレルギーや自己免疫疾患、癌や糖尿病、婦人科疾患など、現代の西洋医学が苦手とするような様々な疾患に対して、有効である可能性がある医学だ、

 

という認識が、少しづつではあるが、高まってきたように思う。

 

この1カ月の、清明院の新患さんの主訴を見ていても、そう思う。

 

肝機能障害、肝炎、躁鬱病、アトピー性皮膚炎、花粉症、不妊症、月経異常、癌などなど、単純な肩こりや疲労を訴えて見える人は、むしろ少ないぐらい。


東洋医学がこうやって注目され始めたことの背景には、もちろん否定する訳では無いが、明治以来、威信を保ってきた西洋医学への不信感や、

 

実際問題としての西洋医学の「頭打ち」感があることは否めないのではないだろうか。


親や肉親が、がんと診断され、化学療法や外科手術をやった結果、全くいい場面がなく、死んでいった。

難治性のアレルギー疾患で、薬で一生抑えるしかない、と冷たく言われた、など、西洋医学に対するマイナスの印象を患者さんや周りから聞くことはよくあります。

ただ、西洋医学がダメだから東洋医学に頼る、というマイナスからの流れではなく、西洋医学はこういうところが良くて、東洋医学はこういうところがいい、

 

という、双方の特長を正しく理解した患者さんが増える、という流れの方がいいと思います。

今後は、そういう流れが今よりも増えてくるでしょう。

サービスが向上する一番の近道は、消費者が賢くなることではないでしょうか。


医師に言われるがまま、されるがまま、という患者さんは、今後は減ってくるでしょう。

そこで、東洋医学がいかなるものか、正しく理解し、表現、体現できる先生しか生き残れないようになったらいいのではないかと思います。

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20代前半が大事

2013.03.16

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ここのところ立て続けに、20代の女性の初診患者さんが続いた。

(さらに…)

黄砂やらPM2.5やら・・・

2013.03.09

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すっかり暖かくなり、「春」って感じがしますね~♪

 


今年は花粉の飛散量が、前年の比じゃないぐらい多いらしく、しかも花粉に混じって黄砂やら、PM2.5という謎の物質やらが飛んでいるらしいです。


なんでも、今日は国から、外出を控えるように、という呼びかけもあったんだとか。

この国もいよいよ外出もままならない国になってきましたか。。。

清明院の患者さんでも、落ち着いていた花粉症が久々に出た!と仰る方が何人かいらっしゃいました。

・・・ま、黄砂だろうが、PM2.5だろうが、こっちはやるこた同じです。(笑)


飛んでる物質をコントロールすることはできないんだから、粘膜が空気中の物質に暴露されないように最大限ガードしてもらって、

あとは粘膜の過敏さを抑えるように、患者さんのカラダ側を持っていければOKです。


目や鼻やのどの粘膜がどうして過敏になるか。


これには色々な原因がありますので、対処法は人によって全然違ってきます。


腰から足を温めた方がいい人、

運動して汗をかいた方がいい人、

刺激物や脂っこい物を控えた方がいい人、

睡眠をとらなくてはならない人、

呼吸の仕方を考えた方がいい人などなど、

人によって違います。

ただ、テレビでよくやっている、手洗い、うがい、マスクという方法は、ベタだけれども、症状を抑えるという意味ではなかなかいいようです。

花粉症の多くは、症状そのものが、全身状態、アンバランス、臓腑の機能失調を悪化させ、よけいに症状を悪化させる要因になる場合もあるのです。

 

冷静に、確実に対処すれば、鍼灸、東洋医学の考え方で、かなり症状が楽になります。


来年に備えた、予防も出来ます。

ぜひ、花粉症の第一選択肢に鍼を。

間違っても、ネット通販で、花粉症にはコレ!みたいな漢方薬を乱用するのは、やめましょうね。

 

冷静に、確実に。

 

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