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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
前回のお話はコチラ。
まずは、労傷から書いていこうと思います。
労力、労心、房労の三種類が含まれます。
労力とは、肉体労働や運動が過度になり、耐えうる限度を超える事を言います。
要は限界を超えて頑張りすぎちゃった状態ですね。
限界って一言でいうと簡単ですが、なかなか難しいですよね。
労力は気血を損傷し、息切れ、無力感、四肢倦怠、疲労を引き起こし、慢性化すると身体が痩せると言われています。
『素問・挙痛論』にも、過労によって気は消耗すると記載されています。
『素問・宣明五気篇』に、「久視は血を傷る」「久立は骨を傷る」「久行は筋を傷る」と記載されており、「久」というのは、長期・過度という意味で、見すぎや、立ちすぎ、歩きすぎは肌肉筋骨の気を損傷し、関係する臓腑にも影響が及ぶと考えられています。
要は肉体の酷使は、エネルギー不足を起こし、内臓まで影響してしまう事あるという事ですね。
当たり前の様な事で、なかなか難しい事ではあるとは思いますが、適度な休養と栄養をしっかり取り疲労回復をしっかり行いながら、健康管理に努めていくのが重要ではないでしょうか。
続く
参考文献
『基礎中医学』 神戸中医学研究会 (燎原)
『中医病因病機学』 宋 鷺冰 主編 柴﨑 瑛子 訳 (東洋学術出版)
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