お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2020.09.29
清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、
募集内容の詳細はこちら!!
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
こんばんは 浅田です
これまで、燥熱病邪の特徴について説明してきました。
燥熱病邪は秋の病邪ですよ、
燥熱病邪は乾燥させる性質を持っていますよ、
燥熱病邪は肺に影響を与えやすいですよ、
という特徴です。
参照
では、燥熱病邪によって起こった病を治療するにはどうしたら良いのか、解説していきます。
燥熱病邪が侵襲してきた初期の段階では、人体の表層で衛気と闘争しています。
この段階の治則治法は辛涼解表、疏表潤燥です。
選穴候補は身柱、肺兪、太淵、魚際、内関、手三陽経井穴などが挙げられます。
一歩病が深く入り込むと、肺の臓に影響が出てきやすくなります。
この段階では、肺の臓の熱を取らなくていけないので、治則治法は清熱宣肺となります。
選穴候補は、身柱、魚際、少商刺絡などが挙げられます。
病が慢性化して後期になってくると、陰液の消耗が著明に出現してきます。
燥熱病邪の勢いと、陰液の消耗、どちらのウエイトが大きいのかを弁えて治療することが重要となってきます。
最終的には下焦に侵襲し、肝腎の陰虚を引き起こす為、四肢なら照海、太衝、腹なら大巨、関元、背部なら腎兪、肝兪の反応に注目しておくことがポイントとなってきます。
燥熱病邪は軽揚で浅いところを襲いやすい特徴を持っているので、ほとんどが気分の段階にあります。
初期の段階で誤治せず、適切な治療をできれば、病状が深くなることは少ないと言われています。
以上が、この秋に注意しなければならない燥熱病邪の特徴でした。
参考文献
『中医臨床のための温病学入門』 東洋学術出版社
『ほくと43号』 北辰会
『北辰会方式理論篇』 緑書房
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.06.27
ワクワク感2025.06.26
袋の中の大地2025.06.25
問診に関して㉟(二便の問診①)2025.06.24
癇(かん)とは④2025.06.23
インターホンと病因病理2025.06.22
CONSORT声明2025⑧2025.06.21
夏至2025.06.20
うれしい出会い2025.06.19
ひとつの庭、ふたつのリズム2025.06.18
問診に関して㉞(発汗の問診⑦)2025.06.17
癇(かん)とは③2025.06.16
血の病⑭2025.06.15
CONSORT声明2025⑦2025.06.14
気象発病学説④2025.06.13
成長の喜び2025.06.12
制限が紡ぐ美しさの円環2025.06.11
問診に関して㉝(発汗の問診⑥)2025.06.10
癇(かん)とは②2025.06.09
血の病⑬2025.06.08
CONSORT声明2025⑥2025.06.07
気象発病学説③2025.06.06
学生との接し方2025.06.05
梅雨と梅2025.06.04
問診に関して㉜(発汗の問診⑤)2025.06.03
癇(かん)とは①2025.06.02
血の病⑫2025.06.01
CONSORT声明2025⑤2025.05.31
気象発病学説②2025.05.30
不備を解消する2025.05.29
さくらんぼの種2025.05.28
問診に関して㉛(発汗の問診④)2025.05.27
身熱肢寒(しんねつしかん)とは②2025.05.26
誕生日2025.05.25
CONSORT声明2025④2025.05.24
気象発病学説2025.05.23
うれしいこと2025.05.22
さくらんぼと鳥2025.05.21
問診に関して㉚(発汗の問診③)2025.05.20
身熱肢寒(しんねつしかん)とは①2025.05.19
そろそろ梅雨入り2025.05.18
CONSORT声明2025③2025.05.17
雨2025.05.16
知って理解する2025.05.15
さくらんぼの実2025.05.14
問診に関して㉙(発汗の問診②)2025.05.13
絶汗(ぜっかん)とは2025.05.12
血の病⑪2025.05.11
CONSORT声明2025②2025.05.10
立夏2025.05.09
乗り越える