東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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臓腑弁証―腎の病証

2025.10.23

 

 

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こんばんは、三鬼です。

 

 

 

今回は腎の病証について書きます。

 

 

 

腎の病証は、腎の蔵精機能と水液代謝機能の失調により生じます。

 

 

 

主な証には腎陽虚・​​​​​​​​​​​​​​​​腎陰虚・腎精不足・腎気不固などがあります。

 

 

 

腎陽虚は、腎陽の不足による病証です。

 

 

 

腰痛・腰のだるさ・畏寒・四肢の冷え・夜間頻尿・浮腫・性機能低下・不妊などが主症状です。

 

 

 

舌質は淡胖で苔は白、脈は沈遅無力です。

 

 

 

腎陽は全身の陽気の根本であるため、他の臓腑の陽虚を引き起こすことがあります。

 

 

 

腎陰虚は、腎陰の不足による病証です。

 

 

 

腰のだるさ・膝の無力感・眩暈・耳鳴り・寝汗・五心煩熱・口渇・遺精・月経量少などを呈します。

 

 

 

舌質は紅で苔は少ない、脈は細数です。

 

 

 

腎陰は全身の陰液の根本であり、他の臓腑の陰虚の基礎となります。

 

 

 

腎精不足は、先天的な不足や後天的な消耗により腎精が虚した病証です。

 

 

 

小児では発育遅延・知能低下・骨の発育不良などを呈します。

 

 

 

成人では早老・健忘・歯の脱落・毛髪の早期白髪化や脱毛などが見られます。

 

 

 

腎気不固は、腎気の固摂作用が低下した病証です。

 

 

 

頻尿・夜間頻尿・遺尿・遺精・滑精・早漏・帯下過多・習慣性流産などが特徴です。

 

 

 

腎陽虚の症状を伴うことが多くあります。

 

 

 

腎不納気は、腎の納気機能が低下した病証です。

 

 

 

呼吸が浅い・動作時の息切れ・吸気困難・汗出などを呈します。

 

 

 

慢性の肺疾患が腎に及んだ場合に多く見られます。

 

 

 

舌質は淡、脈は沈弱です。

 

 

 

【参考文献】

東洋療法学校協会 編;教科書検討小委員会 著.新版 東洋医学概論.医道の日本社;2023

 

 

 

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