東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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治療原則―治病求本

2025.10.30

 

 

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こんばんは、三鬼です。

 

 

 

今回は東洋医学の基本的な治療原則である治病求本について書きます。

 

 

 

治病求本とは、病の表面的な症状だけでなく、その根本原因を見極めて治療するという原則です。

 

 

 

急なれば其の標を治し、緩なれば其の本を治す」という言葉が示すように、状況に応じて本治と標治を使い分けます。

 

 

 

本とは病の本質・根本原因を指し、標とは病の現象・表面的症状を指します。

 

 

 

例えば、正気と邪気の関係では正気が本で邪気が標、病因と症状の関係では病因が本で症状が標となります。

 

 

 

治病求本の具体的な応用には、扶正祛邪があります。

 

 

 

扶正は正気を補強する治療法であり、祛邪は邪気を除去する治療法です。

 

 

 

虚証には扶正を主とし、実証には祛邪を主とします。

 

 

 

虚実夾雑の場合は、扶正と祛邪を併用します。

 

 

 

また、治病求本には、標本緩急の判断が重要です。

 

 

 

急性で生命に危険が及ぶ場合は、まず標(症状)を治療して危機を脱してから、本(根本)を治療します。

 

 

 

慢性で緊急性がない場合は、本を治療することで標も自然に解消されます。

 

 

 

さらに、因時・因地・因人の三因制宜も治病求本の重要な側面です。

 

 

 

季節・地域・個人の体質に応じて、治療法を調整することが求められます。

 

 

 

【参考文献】

東洋療法学校協会 編;教科書検討小委員会 著.新版 東洋医学概論.医道の日本社;2023

 

 

 

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