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プロスペクト理論 その2

2011.12.23

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こんばんは、松田です


前回のお話

プロスペクト理論


続きを書いていきます。
前回、プロスペクト理論の説明の際に用いる代表的な利益と損失についての質問をしました。


皆さんはどの選択肢を選ばれたのでしょうか。


別に正解等あるわけではありませんが、多くの人が選んだもしくは選んでしまう傾向にある回答があります。


質問1では選択肢①を選び、質問2では選択肢②を選ぶ傾向があるのです。


その理由は、人間が選択をする際の心理にあり、何かを選択する時には、自分が持っているその選択事項に対する枠組みが大いに影響するようです。


今回の質問は、利益と損失についての質問です。


質問1では、どちらの選択肢でも手に入る金額の期待値は、1万円と同額です。しかし、一般的には堅実性の高い選択肢①を選ぶ人が圧倒的に多い。


また質問2では、どちらの選択肢でも-1万円と期待値は同額です。しかし、質問1で選択肢①を選んだ人の殆どが選択肢②をとる傾向があるという事が分かっている。


人は、利益と損失の選択をする時、リスク回避という思考が最優先される傾向にある。


つまり、利益を得る場合、利益が手に入らないというリスクを回避するため選択肢①を選び、損失を負う場合、損失そのものを回避しようとするため選択肢②を選ぶという事になるのです。


プロスペクト理論における意思決定の基準は、価値関数(損失回避性:利益よりも損失に重きを置く性質)と確率加重関数(感応度逓減性:大きい額になるにつれて感覚が鈍くなり、正確な判断ができなくなる事)により、難しい計算式を使って説明されています。


詳しい計算式等が気になる方は調べてみてください。(wiki参照)


ここでは、リスク回避という思考の枠組みが選択において大きく影響していることになります。


この理論では、先入観やその事柄に対する枠組み(捉え方)が選択時に影響するため、柔軟な物の見方をする事、正しい選択をする事などの重要性が説かれており、非常に治療においても勉強になります。


例えば、枠組み(物の捉え方)が影響するものとして、生存率と死亡率、テロリストと革命家、効果と副作用などどちらに重きを置くかで全く伝わり方(印象)が変わってきますよね。


また、選択を行う際には、理論的な思考だけでなく直感力も重要となってきます。


次回、選択を行う際の直感と正しい選択について考えていきます。



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関連記事: 松田プロスペクト理論

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この記事に関するコメント

“プロスペクト理論 その2” への2件のフィードバック

  1. ぐっち より:

    漫画「ミナミの帝王」の中で、
    「人はスーパーで野菜を買う時は10円の差を気にするのに、家を買う時は正確な判断が出来ない。本当は野菜を買う時の何千倍、何万倍も注意しなくてはいけないのに・・・」
    と言われていました。プロスペクト理論の続きを楽しみにしています。

  2. すたっふ より:

    ぐっちさん
    初めまして、コメントありがとうございます。
    初めてなのにお返事送れて申し訳ありません。
    > 漫画「ミナミの帝王」の中で、
    > 「人はスーパーで野菜を買う時は10円の差を気にするのに、家を買う時は正確な判断が出来ない。本当は野菜を買う時の何千倍、何万倍も注意しなくてはいけないのに・・・」
    金額が増えるほど選択における判断ができなくなるという人間の心理、少し怖いですね。正しい選択ができるようにしたいものです。
    > と言われていました。プロスペクト理論の続きを楽しみにしています。
    ありがとうございます。

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