お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2012.01.30
清明院では現在、スタッフを急募しております!!
ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう!!詳細はこちら。
*****************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
読者の皆様、 この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリック頂くと、ランキングポイントが上がります!
*****************************************************************************************
こんばんは下里です
まだまだ寒い日が続きますが、日射しはすっかり春のやわらかさをたたえていますね
昨日は信号待ちて見上げた空がすっきりと青くとてもきれいでした
今日はこの、空をみて感じる「青いという感じ」、について考えてみました。
なにかを見たり、聞いたり、自分の身体で経験して感じる「感じ」のことを、クオリア(「主観をともなう質感」)というそうです。
もとは哲学の世界で議論がはじまり、20世紀末に脳科学が盛んになったことを背景に、そちらの世界でも盛んに研究が行われているようです。
日本での第一人者は、脳科学者の茂木健一郎さん。一時期ずいぶんテレビなどでも特集が組まれていましたので、ご記憶の方も多いのではないでしょうか?
クオリアは「●●だから美しい」と、知識や経験に基いて、ワンクッション思考を挟んだ価値判断とはちがい
「赤い」「香り」「美しい!」といった、主観的に物を感じる「感じ」そのもので、
決して言語化できず(「赤い色」を波長などで定義できても、おなじものをみてその場で感じる「赤い感じ」はひとそれぞれちがうから)
誤認しようがない(人がどういおうと、自分がいま感じている「赤い感じ」はまぎれもなく事実だから)とされます。
このように、クオリアは、あくまで本人にとってのものの感じかたについての議論です。
****************
先日、神(シン)って・・・?ということで神について考えた際、「気」の働きを見つめなおしていたのですが、「クオリア」をヒントに、改めて気の働きについて考えてみました。
ドライフラワーや亡骸を目の前にした時、人によって感じる「感じ」は異なります。
東洋医学を学び始めてから、わたしはこれを「クオリア」という視点でなく「気の交流」という視点で捉えるようになりました。
経験したことに対し何かを「感じる」ということは、
見ている者が主観的に体験する質感の問題、つまりその者単体の問題ではなく、
見られている対象物によって「もたらされる感覚」の問題と、切り離せず
「質感を経験する者」と「質感をもたらすもの」とは常にワンセットで、
「気」の定義が「そのものをそのものたらしめているもの」とするならば(これが物質的存在という意味でなのか、認識的にという意味なのかはひとまずおいておいて)
この互いの働きは気の働きそのもので、
相互作用だと捉えたので「交流」と表現しました
クオリアの問題に立ち戻れば、あくまで「質感を体験している者」の中で起きている現象が問題点の様子ですので
全ての作用を気の作用と捉える視点とはまた異なっています
わたしは、東洋医学を学ぶまではこの視点の問題についてあまり深く考えていなかったのですが
「気」について考えるようになってからこの違いは大きな違いだな、と感じるようになりました。
「クオリア」という考えが出て、研究対象となってくるというのは、背景にある哲学や思想・歴史が影響しているのではないかなと思います。
「認識」や「感じ」については、自分の中で大きなテーマですので、また考えていきます
愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!
↓↓清き1票を! ↓↓清き1票を!
清明院オフィシャルホームページ(PC)
清明院オフィシャルホームページ(携帯)
清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.06.24
癇(かん)とは④2025.06.23
インターホンと病因病理2025.06.22
CONSORT声明2025⑧2025.06.21
夏至2025.06.20
うれしい出会い2025.06.19
ひとつの庭、ふたつのリズム2025.06.18
問診に関して㉞(発汗の問診⑦)2025.06.17
癇(かん)とは③2025.06.16
血の病⑭2025.06.15
CONSORT声明2025⑦2025.06.14
気象発病学説④2025.06.13
成長の喜び2025.06.12
制限が紡ぐ美しさの円環2025.06.11
問診に関して㉝(発汗の問診⑥)2025.06.10
癇(かん)とは②2025.06.09
血の病⑬2025.06.08
CONSORT声明2025⑥2025.06.07
気象発病学説③2025.06.06
学生との接し方2025.06.05
梅雨と梅2025.06.04
問診に関して㉜(発汗の問診⑤)2025.06.03
癇(かん)とは①2025.06.02
血の病⑫2025.06.01
CONSORT声明2025⑤2025.05.31
気象発病学説②2025.05.30
不備を解消する2025.05.29
さくらんぼの種2025.05.28
問診に関して㉛(発汗の問診④)2025.05.27
身熱肢寒(しんねつしかん)とは②2025.05.26
誕生日2025.05.25
CONSORT声明2025④2025.05.24
気象発病学説2025.05.23
うれしいこと2025.05.22
さくらんぼと鳥2025.05.21
問診に関して㉚(発汗の問診③)2025.05.20
身熱肢寒(しんねつしかん)とは①2025.05.19
そろそろ梅雨入り2025.05.18
CONSORT声明2025③2025.05.17
雨2025.05.16
知って理解する2025.05.15
さくらんぼの実2025.05.14
問診に関して㉙(発汗の問診②)2025.05.13
絶汗(ぜっかん)とは2025.05.12
血の病⑪2025.05.11
CONSORT声明2025②2025.05.10
立夏2025.05.09
乗り越える2025.05.08
共鳴する生命の環2025.05.07
GW開けました2025.05.06
本日まで休診日となります