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2017.11.10
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こんばんは、松田です☆"
夜は結構寒いですね。しっかり寒さ対策をしていきましょう。
毎週臨床実習を行っていますが、今週は授業変更があり1限から4限までフルでありました。
普通の事だけど学生さんにとっては大変なことがありました。
臨床実習では、初診と再診の2回行うのですが、基本的に初診時と再診時の主訴(一番つらい症状)は同じことが多いです。
ただ、初診時の治療効果があり症状が殆どよくなっていると再診時には別の症状が主訴になっている場合があります。
また、初診時の症状はまだ残っていながら、新たに別の辛い症状が加わり、新しい症状が主訴になっている場合もあります。
鍼灸治療では、病の程度によりますが、1回の治療で治り終了となるよりも、経過を見ながら何度も治療して改善するあるいは長期的に治療を継続していく方が多く、経過の中で主訴が変わることはよくあります。
例えば、腰痛の治療をしている中で、ある時風邪を引いてその時は腰痛よりも風邪の方が辛い場合、風邪が主訴になるというのはよくある話です。
今回の臨床実習では、初診と再診の期間が2週間空いたという事もあり、初診時と再診時の主訴が全く異なっているという事がありました。
今回は、治療をして、また指導した内容を患者さんがしっかり守っていたことで初診時の症状が殆ど改善し、再診時には新たに別の症状が主訴になっていたというパターンでした。(ちなみに、新たな症状は風邪でした。)
その患者さんを担当した学生さんは、主訴が変わっていることを想定しておらず、かなり動揺した様子で新たな症状の治療を進める形となってしまい、上手く対応が出来ず、要所要所で指導を受けながら治療を行うことになり、臨床実習を悔しい形で終えました。
ただ、実習後のカンファレンスでは、こういうことは卒業して実際に治療するようになれば良くあることだと思うので、とても勉強になりましたと言っていました。
動じずに対応するには、ある程度色んなことに対する知識や技術が必要であり、初めてのことであっても既存の知識を応用して対応することが重要になってきます。また患者さんの信頼を得るためにもとても重要な事です。
今回の学生さんの様子をみながら、自分自身も動じずに対応できる力を身に付けるために、しっかり精進しなければならないと改めて感じました。
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