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こんばんは 謝敷です^^
前回はEBMを実践するうえで重要となる3つの要素を確認しました。
今回は、具体的にエビデンスを臨床現場で活用する方法として
5つのステップが示されていますので、そちらをご紹介したいと思います!
Step 1:疑問の定式化
臨床現場では、疑問がいっぱい湧いてきます。
この患者の病態は何か、どのような治療があるか、
最善な治療は?副作用は?費用は?予後は?
これら多種多様な疑問は、漠然としたままでは取り掛かることができません。
そこで、メインの疑問点に絞り、
「どんな患者さん(Patient)に、
どのような治療(Intervention)や原因(Exposure)があり、
その治療を実施した時や原因がない場合と比較して(Comparison)
どのような結果になるか(Outcome)、
といった、要素(PICOやPECOと言います)に分けて整理していきます。
その後、
Step 2:情報収集
として、PubMedといった医学文献のデータベースなどを活用して、検索し、情報を収集します。
膨大な文献から有用な妥当性の高い情報を効率的に得るため、
Cochrane Library やUpToDateといった二次的な情報源も整っています。
(詳細は鍼灸のエビデンス紹介の際に説明致します。)
Step 3:批判的吟味
論文内容を安易に活用するのではなく、
情報の信頼度や、結果の解釈について、検討を行います。
この研究は適切だったか、結果の解釈は妥当か等々…。
そのうえで、
Step 4:患者へ適用 として、
今、自分が担当する患者に有用なのか、効果のみではなく、
安全性や費用負担なども併せて検討し、診断や治療を選択、適用します。
そして最後に、実際の治療経過をとおして
Step 5:各ステップの評価 を都度、繰り返します。
論文では、EBMは”生涯にわたる自主的な学習プロセス“と記されています。
EBMと口にするのは簡単ですが、
この5つのステップを効率的かつ確実に実施していくには多様な能力が求められるのですね。
今週もありがとうございました!
<参考文献>
・Sackett DL. Evidence-based medicine. Semin Perinatol. 1997;21(1):3-5.
・橋本淳. EBMの実践とEBH. J. Natl. Inst. Public Health. 2000; 49 (4): 320-328.
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