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こんばんは 浅田です
前日の話
参照
今回は肝胆火旺による善怒について
心身の余分な緊張によって起こった熱、過度な飲酒、辛い物の過食によって停滞した熱などによって、肝胆火旺がおこると、肝の気を流す作用が失調し、胆に生じた熱が上逆すると善怒が出現します。
顔を赤くして、目が充血し、頭が張って痛むなど、頭や顔に症状が多く出るのが特徴的です。
イライラしたり、怒ったりすることを、
「頭にくる、頭に血がのぼる」と表現することがあります。
「頭にくる」とは、熱や血が頭にくるという意味がある為、
肝胆火旺の症状から考えると、「頭にくる」という表現は、肝胆火旺によって起こった怒りの表現と考えることもできます。
他に怒るという意味で、
「腹が立つ」という表現もありますよね。
ここでいう「立つ」というのは、
腹の中でグツグツと何かが沸き立っているという意味があります。
怒りっぽい人、怒っている人のお腹を触ると、奥の方に熱があり、ギューっと固まっていることがあります。
腹が立って(怒って)、腹が硬くなり、尿の色が濃くなったり、便秘になるのも、肝胆火旺の症状の一つでもあります。
「頭にくる」と「腹が立つ」を比べてみると、
「頭にくる」という表現は表在的で、すぐオモテにイライラが出て我慢できない人で、
「腹が立つ」という表現は深在的で、自分の懐にイライラを落とし込んで、なんとかまだ我慢できる人と考えることもできます。
どういう言葉で怒りを表現するかで、怒りの程度や性質も大まかにわかるかもしれませんね。
次回は、肝脾不和による善怒
続く…
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