お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2013.06.05
*****************************************************************************************
![]()
↑↑↑ ↑↑↑
読者の皆様、 この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリック頂くと、ランキングポイントが上がります!
*****************************************************************************************
こんばんは、下里です![]()
梅雨入りしたはずなのに、とってもからりと晴れやかな日が続きますね!
では、先週にひきつづき、高齢妊娠のリスクについて、今日は取り上げていきます。
高齢妊娠について①
「生活習慣病」といえば。高血圧、糖尿病、肥満、脂質異常症などがあります。
生活習慣病がときに原因となり、妊娠高血圧症候群(PIH)や妊娠糖尿病が引き起こされます。
それらは生活習慣の積み重ね、加齢によりリスクが上昇するため、高齢での妊娠は相対的にリスクが高まります。
◆例えば妊娠高血圧症候群では、
妊娠中の高血圧や、それにともなう母体の血管障害・臓器障害が全身性に発生します。
発症は全妊娠中の7~10%といわれ、
お母さんや赤ちゃんの死につながることもあります。
40歳以上の妊婦さんのほか、20歳未満での妊娠、肥満などでもリスクが高まります。
◆妊娠糖尿病については
妊娠中にはじめて耐糖能が低下したことが発見された場合をいいます。
赤ちゃんは、エネルギーの大半をブドウ糖(グルコース)に依存しています。
そのため妊娠するとお母さんの体内では代謝の状況が変化し、赤ちゃんに優先的にグルコースをあげられるよ
うになるのです。(妊娠20週目以降~)
↓
ふだんはお母さんも筋肉や脂肪のエネルギーとしてグルコースをつかっていますが、
それだと赤ちゃんにエネルギーが行かなくなってしまうので、妊娠期間中だけインスリン抵抗性が母体におこります。
すると、母体のグルコースが優先的に赤ちゃんに取り込まれます。
しかし「お母さんがエネルギー不足になっちゃうじゃん!」
という心配は無用です。
なぜなら、胎盤性ホルモンが脂質の分解を促進させるので、お母さんは脂質から分解されたエネルギーを自分のエネルギーとして利用できるからです。
ということで妊娠中のインスリン抵抗性は必要なのですが、母体全体ではグルコースの取り込みが低下しているのに対して、
お母さんの膵臓は「あれ!?足りないのかな!!?」とかんちがいしてしまってがんばって、一層インスリンを分泌してしまい
高インスリン血症となってしまうことがあるのです。
※妊娠前から糖尿病と診断されていた場合は糖尿病合併妊娠といいます。
妊娠するにあたって、ある程度は脂肪がついていたほうがいいとか、妊婦さんが体にいいものを食べて適度に運動したほうがいい、というのは
こういった側面からも理解できます。
また、西洋医学的な生理学を無理やり東洋医学と結び付けるのはあまり意味がないかもしれませんが、
やっぱり脾や血の働きは、妊娠「継続」のうえで重要になってくるだろう、と自然と思わされます。
と、当時に、この記事のテーマとちがうじゃないか、と思われるかもしれませんが、
年齢如何だけでなく、年齢を問わずお母さんの健康状態、それも普段の習慣によるものの影響は見過ごせません。
一概に「若いから、大丈夫」とも、「年齢的に、とても不安」とも言い切れないということです。
(つづく)
参照『病気が見える vol.10 産科』
愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!
↓↓清き1票を! ↓↓清き1票を!
![]()
清明院オフィシャルホームページ(PC)
清明院オフィシャルホームページ(携帯)
清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.11.01
婦人科⑧2025.10.31
慎重かつ安全に2025.10.30
治療原則―治病求本2025.10.29
問診に関して51(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査③)2025.10.28
牙疳(がかん)とは①2025.10.27
そろそろ立冬2025.10.26
プラセボとは(同一視の法則)⑦2025.10.25
婦人科⑦2025.10.24
良い刺激2025.10.23
臓腑弁証―腎の病証2025.10.22
問診に関して㊿(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査②)2025.10.21
牙歯浮動(がしふどう)とは②2025.10.20
10月20日2025.10.19
プラセボとは(同一視の法則)⑥2025.10.18
婦人科⑥2025.10.17
身近なもの2025.10.16
臓腑弁証―肺の病証2025.10.15
問診に関して㊾(⑧自然界の動き:自然陰陽との関連調査①)2025.10.14
牙歯浮動(がしふどう)とは①2025.10.13
血の病㉑2025.10.12
プラセボとは(同一視の法則)⑤2025.10.11
婦人科⑤2025.10.10
後期は実践2025.10.09
臓腑弁証―脾の病証2025.10.08
20歳2025.10.07
牙歯痠弱(がしさんじゃく)とは2025.10.06
血の病⑳2025.10.05
プラセボとは(同一視の法則)④2025.10.04
婦人科④2025.10.03
夜間部後期始まる2025.10.02
臓腑弁証―心の病証2025.10.01
問診に関して㊽(正邪の度合いを図るための問診③)2025.09.30
神昏(しんこん)とは⑧2025.09.29
運転免許証更新2025.09.28
プラセボとは(同一視の法則)③2025.09.27
婦人科③2025.09.26
黒ニキビ2025.09.25
臓腑弁証―肝の病証2025.09.24
問診に関して㊼(正邪の度合いを図るための問診②)2025.09.23
神昏(しんこん)とは⑦2025.09.22
明日は秋分の日2025.09.21
プラセボとは(同一視の法則)②2025.09.20
婦人科②2025.09.19
興味のばらつき2025.09.18
気血津液弁証2025.09.17
問診に関して㊻(正邪の度合いを図るための問診①)2025.09.16
神昏(しんこん)とは⑥2025.09.15
血の病⑲2025.09.14
プラセボとは(同一視の法則)①2025.09.12
合わせる