東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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五輸穴⑳

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

2月もあっという間に下旬になってしまいましたね。

 

 

 

時間が経過するのは、早すぎて怖いですね。

 

 

 

それでは前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

以前にも書きましたが、腎間の動気は臍下で触知することができます。

 

 

 

その動気の打ち方は、寸口の打ち方と響きあうような感じで、速度も同じです。

 

 

 

その為、寸口の脈動は腎気の発動によって起こっていると理解ができます。

 

 

 

寸口は十二経が大会するところと考えられておりますが、十二経の根底をなすもの、すなわち生気の原、腎間の動気が存在するからこそ、寸口で脈動を触知することができます。

 

 

 

そもそも臍下とは、どういった場所と考えられているのでしょうか。

 

 

 

臍下丹田という言葉は、聞いたことがあると思います。

 

 

 

陽気の海・陰血の交わる所・人身の陰陽の根本・錬丹延齢の福田の場所と考えられています。

 

 

 

簡単に考えると下腹部なのですが、下腹部は子供を宿す所でもあり、人が産まれる時も、臍蒂のある場所ですね。

 

 

 

道教の人は、呼吸をして内丹を練り、健康で長生きする薬を、丹田に作ります。

 

 

 

臍は人身における左右上下の中心、四肢百骸の枢紐と考えられる場所で、生気の原とされています。

 

 

 

その為、守邪の神がいるこの場所は最も貴い為、神闕、中極、気海、陰交、石門、丹田と名付けられ、これらは元神の宮を意味します。

 

 

 

参考文献

『難経解説』  南京中医学院=編 戸川芳郎=監訳 浅川要・井垣清明・石田秀実・勝田正泰・砂岡和子・兵頭明=訳 (東洋学術出版)

『難経の研究』 本間祥白=著 井上理恵=校閲 (医道の日本社)

『難経鉄鑑』 伴尚志=訳 広岡蘇仙=著 (たにぐち書店)

『ハイブリット難経』 割石務文=著 (六然社)

『基礎中医学』 神戸中医学研究会=編著 (燎原)

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 小金井信弘=著(東洋学術出版) 

 

 

 

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五輸穴⑩

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

「陰井は乙の木、陽井は庚の金、陽井は庚、 庚は乙が剛なり。陰井は乙、乙は庚が柔なり。」と記載されています。

 

 

 

上記内容を表で表すと以下の様になります。

 

 

 

【陽】                     

五行:木  火  土  金  水

十干:甲  丙  戊  庚  壬       

五輸:輸  経  合  井  榮      

六腑:胃  大腸 膀胱 胆  小腸

 

 

 

【陰】

五行:木  火  土  金  水  

十干:乙  丁  己  辛  癸

五輸:井  榮  輸  経  合

五臓:肝  心  脾  肺  腎

 

 

 

分かりづらくてすいません。笑

 

 

 

陰経の井穴は木に属し、陽経の井穴は金に属しますが、その理由に関して、陰陽の剛柔関係で説明しています。

 

 

 

剛柔関係の、「剛」は陽の性質を持ち、「柔」は陰の性質を持ち、お互いが相互の配合関係を持ち、陰陽のバランスを取っています。

 

 

 

陽経は表裏の陰経に対し剛の気が働き、陰経は表裏の陽経に対し柔の気が働き、陽経から陽経に対しては柔に働き、陰経の陰経に対しては剛の気が働きます。

 

 

 

例えば夫婦関係で説明すると、陽である男性、陰である女性が結婚し、夫婦(陰陽)になり、夫婦(陰陽)は相反していながら相調和していく形です。

 

 

 

木というのは樹木の成長・発育する様子などを意味し、乙も植物が芽吹くという意味があります。

 

 

 

金というのは気剛くして、よく物を禁制する意味があり、庚は「改まる」とか「変わる」の意味で、秋に至って、万物がその姿を変えることを意味します。

 

 

 

井木穴に対し、井金穴を置くことにより、表裏の剛柔関係という夫婦の関係が発生し、木と金は相克関係にあることから、陰陽のバランスを取っていると考えたのではないでしょうか。

 

 

 

参考文献

『難経解説』  南京中医学院=編 戸川芳郎=監訳 浅川要・井垣清明・石田秀実・勝田正泰・砂岡和子・兵頭明=訳 (東洋学術出版)

『難経の研究』 本間祥白=著 井上理恵=校閲 (医道の日本社)

『難経鉄鑑』 伴尚志=訳 広岡蘇仙=著 (たにぐち書店)

『ハイブリット難経』 割石務文=著 (六然社)

『五行大義』 中村璋八 (明徳出版社)

 

 

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