東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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お腹の痛み②

 
 

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こんばんは!樫部です。
 
本日は、腹痛のなかでも「小腹部痛」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
前回のお話
 
 
 
小腹部は、臍よりも下部の正中付近のことをいいます。
 
 
 
小腹部痛の弁証分類は主に3つあり、それぞれの病因は内傷に分類されています。
 
 
 
1.膀胱湿熱
 
 
 
この場合、小腹部が膨満して疼く痛みがみられる特徴があります。
 
 
 
小便が少なくて色が赤く、血尿がみられ、排尿時に灼熱感と痛みを訴えます。
 
 
 
重篤な場合は、尿が出なかったり、便秘を伴うことがあります。
 
 
 
2.膀胱阻滞
 
 
 
この分類は、さらに次の4つに分けることができます。
 
 
 
①湿熱による膀胱阻滞
※1.膀胱湿熱 参照
 
 
②気滞による膀胱阻滞
 
小腹部の痛みは、脹痛が主体であることが特徴です。
 
排尿時に小腹部痛を誘発することが多く、小便がスムーズに出ない症状がみられます。
 
 
③瘀血による膀胱阻滞
 
小腹部の痛みは、刺痛である特徴がみられます。
 
小腹拘急がみられ、血尿が出ることもあります。
 
 
④砂石による膀胱阻滞
 
締め付けられるような激痛が腰や会陰部に及ぶ特徴があり、血尿を伴います。
 
 
 
3.腎虚寒凝
 
 
 
この場合、小腹部が冷えてどんより痛む特徴があり、腰や膝の冷えと痛みの痛みも伴います。
 
 
 
増悪因子は冷やすこと、緩解因子は温めることです。
 
 
 
重篤になると、夏場でも腹部が冷たく、小便清長で尿切れが悪い症状がみられます。
 
 
 
小腹部痛についてのお話は以上です。
 
 
 
次回は腹全体の痛み「腹痛」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 

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こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は「腹痛」について、お話していきたいと思います。

 

 

 

お腹といっても部位により、呼び方が異なります。

 

 

 

本日は、臍よりも下部の両側の「少腹部痛」について、お話ししていきます。

 

 

 

少腹部痛の弁証分類は主に4つあり、病因は内傷に分類されます。

 

 

 

1.寒滞肝脈

 

 

 

少腹部が疼痛し、陰部まで響く特徴があります。

 

 

 

痛みは下に引っ張られるような激烈な脹痛で、拒按です。

 

 

 

この場合、冷やすと増悪し、温めると緩解します。

 

 

 

2.肝気鬱結

 

 

 

少腹部の不快感と痛みを訴え、急に痛くなったり、緩解することを繰り返す特徴があります。

 

 

 

脹痛がひどく激烈な痛みを訴えることがあり、触れることが難しいほどの拒按を呈します。

 

 

 

この場合は、情志変動によって痛みが増減します。

 

 

 

その他にも、胸悶や太息、イライラといった症状を伴います。

 

 

 

3.肝寒

 

 

 

少腹部が何となく痛み、特に左側が痛む特徴があります。

 

 

 

その他の症状としては、倦怠感、四肢厥冷、嘔吐、下痢を伴います。

 

 

 

4.腸道湿熱

 

 

 

この場合、右側の少腹部に疼痛を訴え、激烈な痛みかつ、拒按といった特徴があります。

 

 

 

下痢には血が混じり、裏急後重、小便短赤、口渇を伴います。

 

 

 

少腹部痛のお話は以上です。

 

 

 

次回は「小腹部痛」について、お話していきたいと思います。

 

 

 

 

【参考文献】

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『症状による中医診断と治療 下』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

『基礎中医学』

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