東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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2018 中国研修 ③ 日中の近代史

2018.05.12

DSC_2313.JPG

 

 

↑↑忘れてはいけない、この場所へ。

 

 

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これまでのお話

 

2018 中国研修 ① 第一印象

2018 中国研修 ② 観光地を回ってみて   参照

 

 

では続きいきます。

 

 

今回の中国研修の観光では、どうしても外せなかったスポットがあります。

 

 

それは北京郊外にある「盧溝橋」「中国人民抗日戦争記念館」です。

 

 

僅か100年も経たない過去、1931年(昭和6年)の満州事変以降、緊張が高まっていた、日本と、当時の中国である中華民国。

 

 

そして1937年の7月7日、夜の盧溝橋に響いた1発の銃声から、当時の中華民国軍と日本軍が交戦状態となり、これがきっかけとなって、宣戦布告もないままに始まってしまった、

 

当時の中華民国との全面戦争が「日中戦争」です。

 

(※1941年の大東亜戦争開戦時に、蒋介石から正式に宣戦布告があったので、正確にはそれまでをシナ事変、そこから終戦までを日中戦争と呼ぶようです。)

 

 

それらの発端となった、盧溝橋で起こった武力衝突を「盧溝橋事件」と言います。

 

 

・・・で、その後日本は、日中戦争を収拾できないまま、4年後の1941年の12月8日に真珠湾攻撃を行い、ついに英米との全面戦争に至り、8年後の1945年の8月には、

 

東京、大阪をはじめ、本土の主要都市のほとんどが焦土と化し、沖縄は占領され、広島と長崎には原爆を落とされ、戦場に赴いた前途洋々の優秀な若者を中心に、

 

300万人以上の尊い人命を失い、最終的にはポツダム宣言を受諾し、終戦を迎えました。

 

 

明治維新(1867年)以降、日清戦争(1894年)、日露戦争(1904年)、第一次世界大戦(1914年)と、連戦連勝し、富国強兵の道を突き進んだ戦前の大日本帝国の、

 

「終わりの始まり」

 

のような場所が、この盧溝橋なわけです。

 

 

そして日本は終戦後、GHQによる7年間の占領期間、WGIPによってアメリカナイズされて生まれ変わった民主国家としての復興期、高度経済成長期、

 

バブル崩壊、その後のITバブルを経て、現代の日本がある訳です。

 

 

また、盧溝橋のすぐ近くには、近年では日本から村山富市首相、小泉純一郎首相、公明党の山口那津男代表が訪問したことでも知られる、現代の中華人民共和国による、

 

反日プロパガンダ教育施設とも言われる有名な「中国人民抗日戦争記念館」があります。

 

 

20180511_181823.JPG

 

 

↑↑見ていただくと分かるように、小学生くらいのお子さんが、社会科見学的な感じでたくさん来ていました。

 

 

中国にはいくつか抗日戦争記念館があるそうですが、全てこの北京の記念館の内容をモデルにしているそうです。

 

 

中には当然、横暴な侵略国としての日本や、「30万人」を強調しまくった南京大虐殺の様子、毛沢東の英雄ぶりが、これでもかと描かれています。

 

(まあ展示の最後には、”色々あったけど、これからは仲良くしようね”的な、未来志向の様子もチラッとは描かれていますが。。。)

 

 

中国のテレビでは日常的に、怖い顔をした旧日本軍が、命乞いをする無抵抗な中国の村人たちを無差別に虐殺するような内容のドラマが、毎日のように放送されています。

 

(ホテルのテレビでも普通に放送されていました。)

 

 

まあ、この記念館に描かれていることの真実性云々については、専門家の議論に委ねるしかないと思いますが、こういう施設が実際にあること、

 

またその施設に展示されている内容を見聞して、日本人に対してマイナス感情を持つ若い中国の人が多い、ということは厳然たる事実です。

 

 

そういうもの(不都合な事実)から目を逸らすのではなく、実際に現場で直視した方がいいと思って、あえて今回、見に行きました。

 

 

入場料は無料です。

 

 

入場の際にパスポートを見せる必要がありますが、日本のパスポートを出した瞬間、受付のお姉さんと微妙な空気になります。(苦笑)

 

 

感想としては、もちろん戦争反対の一語に尽きますが、そもそも日本が中国大陸に進出したのは、1840年のアヘン戦争以降、1853年に黒船が浦賀に来航し、

 

砲艦外交によって開国を迫られ、やがて自分たちも中国(当時の清国)のように欧米に蹂躙されることを恐れたからですね。

 

 

その全体的な流れ、いきさつからすれば、横暴な侵略国、という描き方は正確でないように思います。

 

 

いつかビートたけしさんがTVタックルで言っていましたが、

 

「なんで中国はイギリスには何も言わねえんだろうなあ?」

 

というのは、率直に思いましたね。

 

 

・・・まあ、国家として、こっちと仲良くする気があるんなら、仲良くします。

 

 

そうでないなら、損得とかで、ドライに付き合うしかないねえ。(゚∀゚)

 

 

 

続く

 

 

 

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