東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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Search Results for: ヘルニア

患者さんの声(50代女性 腰椎椎間板ヘルニアによる腰下肢痛)

2021.10.14

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「患者さんの声」を頂きましたので紹介します。

 

 

下記以外の「患者さんの声」についてはHP内およびGoogleのクチコミページ 参照

 

 

 

 

 

 

40代女性 会社員

 

 

【症状】

 

 

片側の腰臀部から下肢の痛み

 

 

 

 

 

 

私は腰椎椎間板ヘルニアを今年の4月上旬に発症しました。

 

椎間板ヘルニアは保存療法で数か月様子をみることが一般的だと言われ、整形外科でリハビリと投薬(鎮痛剤)で2か月様子を見ていました。

 

 

しかし、痛みが治まらず、1日に薬を何度も飲まないと生活ができない日々が続きました。

 

その後、ペインクリニックでブロック注射をするようになり、痛みは緩和してきたものの、鎮痛剤がないと夜寝られず(夜中に起きる)、

 

薬を飲み続けることに不安な毎日を送っていたところ、インターネットで清明院を見つけました。

 

 

椎間板ヘルニアを発症してから5か月が経過していた頃でした。

 

 

最初は半信半疑でしたが、なんと鍼をうってもらった翌日から、薬を飲まないでも痛みを我慢できるようになったのです!

 

 

それから数回の治療で嘘のように症状が回復してきています。

 

 

今はまったく鎮痛剤は不要です。

 

 

痛みはほとんどありません。

 

先生に出会えたことを本当に感謝します。

 

 

椎間板ヘルニアで悩んでいる方は多くいると思います。

 

 

一度、先生の治療をうけてみたらいかがでしょうか。

 

 

※私の症状も改善してきていますが、あの辛い日々がぶり返さないように今後もお世話になりたいと思います。

 

 

 

 

【清明院からのコメント】

 

 

 

この患者さんは、行楽地で歩き過ぎた翌日に、腰臀部から下肢の痛みを急激に発症しました。

 

 

最初は「死にたくなるほどの痛み」を自覚され、服薬やブロック注射で、どうにか生活は出来るようになったものの、週4回の通院と、毎日複数回の服薬に、

 

これがいつまで続くのかと、非常に不安を感じておられました。

 

(因みに、マッサージによって、かえって痛みが増したという情報もありました。)

 

 

初診時、問診、体表観察の結果、「心肝気鬱、脾気気滞」と弁証し、手の経穴に一本、治療すると、初回から劇的に効果が出ました。

 

 

あまりの効果に、御主人から

 

「何かの間違いだろ、そんなはずはない。」

 

と言われたそうです。(苦笑)

 

 

症状は激しくても、東洋医学的に「気の停滞」が主要病理となるようなものは、非常に効果が高く、即効性も得やすいという印象があります。

 

 

本症例は、まさに東洋医学的な診立てと治療が奏功した症例と言えるでしょう。

 

 

これまで散々、西洋医学的に腰をいじくり回してきたのが、手に一本鍼をしただけで、劇的に痛みが取れたら、半信半疑になるのも当然だと思います。

 

 

その後、5回ほどの治療で、痛みの程度はほぼゼロまで治まっており、服薬、ブロック注射を行わずに過ごせています。

 

(来院頻度は週に1,2回ほどです。)

 

 

鍼に行くたびにグングン良くなるのが、傍から見ていても分かるので、御主人にも今ではすっかり信用して頂けたようで、嬉しいです。(笑)

 

 

整形外科的な疾患で、痛みやしびれが中心であり、整形外科やペインクリニックに通院してもなかなか解決しないようなものに、このように

 

「東洋医学的な見地に基づく、内臓の機能失調も意識した、全身のバランス調整を意識した鍼灸治療」

 

が奏功するということは、患者さんからすれば異次元世界の話かもしれませんが、我々は日常的に普通に経験しています。(笑)

 

 

因みに、いつも言うことなんですが、私はこの症例をもって

 

「鍼灸でヘルニアが治る」

 

という、短絡的でミスリーディングな主張がしたい訳ではないです。

 

 

西洋医学的に、一口にヘルニアといっても、東洋医学的には程度も種類も実に様々であり、患者さん個々の生活状況や体質も違いますので、

 

「ヘルニアと診断された痛みの中に、鍼灸でコントロールできる痛みが存在するから、試してみてはどうでしょうか?」

 

という提案がしたいのです。

 

 

ヘルニアについては「過去記事”ヘルニア”を含む記事」 参照

 

 

なかなか症状が取れずに、最終手段である手術に踏み切ろうか悩んでおられる患者さんも多いのでないかと思いますので、一度相談に来られては如何でしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

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「鍼じゃヘルニアは治らねえよ!」

2013.08.16

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今回の夏休み中は、楽しいこともたくさんあった半面、何度か鍼灸に対する批判的な意見も聞いたので、ちょっと書いとこうかな、と思います。(笑)

まず一発目は、僕の友人の話。

この友人は旧友であり、長いこと連絡を取っていなかったのだが、今回の帰省で、久々に会った。

この春に、仕事の肉体的負荷から、坐骨神経痛を発症したとのこと。

あとで整形外科にてMRI検査の結果、腰のヘルニアだと分かったのだが、発症当時、本人はヘルニアだとは思わず、足の痺れがあることから、近所の鍼灸院を受診。

すると、なぜかそこの鍼の先生が、

「これは絶対にヘルニアじゃない、大丈夫、治る。」

と断言したので、その言葉を信じて3か月ほど、足の痺れている部分に鍼して灸して、さらにマッサージする治療に、「ほぼ毎日」治療に通った。

毎回の効果の判定や理学検査等の評価はほぼなく、治療院に行くとひたすら寝かされて鍼灸マッサージを患部にされるのみ、という感じだったそうだ。

そして、症状、全然よくならず。。。

不安がる友人に、その先生は経過中も、

「大丈夫、徐々に良くなるから。」

の一点張りで、具体的な説明はなし。

変わらない症状に、いよいよ不安に感じたので、「自主的に」総合病院を受診。

MRI検査の結果、「典型的なヘルニア」と診断。

・・・で、そのことを鍼灸院の先生に伝えると、悪びれる様子は全くなく、

「あー、よかったねえ、痺れの原因がはっきりして。じゃあ次回からはヘルニアの治療に切り替えるから。」

と、言われたそうだ。。。(絶句)

で、今度は腰回りに、同じように鍼、灸、マッサージ。

それでも全然症状が変わらないので、とうとう愛想をつかして、通院を自主的に辞めたんだそうだ。

・・・で、その友人曰く、

「鍼じゃヘルニアは治らねえよ!」

 

「鍼が嫌いになった。」


とのこと。

・・・悲しいことだが、この友人がそう思うのも無理はない。

僕としては、なぜ最初の段階で、その先生が、彼がヘルニアじゃないことを断言したのかが、不思議でしょうがない。

超能力者なんだろうか。

そもそも、西洋医学的な診断名をどうこう言う権利(診断権)は、我々にはない。

まして、髄核の形態的異常である腰部のヘルニアの有無を確定するには、画像診断(それもレントゲンではなく、個人病院にはまずない、MRIという機械での診断)は必須。

・・・これ、訴えられてもおかしくない事例だ。

実にため息の出る話だった。

因みに、僕(清明院)のこれまで経験した症例では、首でも腰でも、ヘルニアと診断名のついている痛み、神経痛が完全治癒(症状消失)した例や、

 

完治ではないけど、症状がかなり緩解、軽減した例、あるいは、治療したものの症状が不変であり、紹介状を書いて専門病院を紹介し、手術に至り、

 

結局よくなった例など、すべて経験があるが、おおよそ、ヘルニアと聞いたら、鍼灸治療が有効である可能性が高い、という印象をもっている。

だから、どうしても手術したくない患者さんにとっては、鍼灸治療をやる価値は非常に高いと思って、積極的にお勧めしている。

 

(ただし、一定期間やって、効果が薄かったら、別の治療なり、西洋医学的な治療をお勧めすることにしている。)

患者さんは、ある鍼の先生のところに行って治らないと、鍼そのものの評価を、その印象で十把一絡げに断じてしまう。

 

で、それを方々で吹張するだろう。

仕方のない話であるが、悔しい、悲しい話だ。

その友人も、こうなる前に、僕に一言相談してほしかった。。。

もちろんその友人には、その後きっちり鍼をし、これまで感じたことのなかったような直後効果を実感してもらいましたが、果たしてどうでしょうかね。。。

鍼灸への不信は、回復したんでしょうか。

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ある日の一人酒にて

2019.06.14

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こないだ、とあるバーで一人酒。。。

 

 

カウンターで本読んだり、スマホいじりながら、チビチビと一人酒。

 

 

これ、チョイチョイやりますが、何気に至福の時間だったりします。(*‘∀‘)

 

 

この日はたまたま、マスターが話しかけてくる。

 

 

職業を聞かれたので、鍼灸師です、という話になった。

 

 

今思えば、テキトーにウソでもついときゃよかった。。。orz

 

 

その後、同じカウンターに、二席くらい開けて、中年の女性のお客さんが一人で見えた。

 

 

マスターと、自身の腰痛に関して話し始めた。

 

 

狭い、静かな店内、どうしても会話の内容が聞こえてしまう。

 

 

腰のヘルニアなんだそうだ。

 

 

そこで、マスターが、いらんことに、私に話を振ってきた。(苦笑)

 

 

マスター「あれ、ヘルニアに鍼なんてどうなんですかねえ?」

 

私「(引き気味に)あー、多くいらっしゃいますよ。。。」

 

 

するとその女性がすかさず、

 

「鍼は友達が気胸になったから私は絶対ヤダ!」

 

と、いきなりのたまう。

 

「お医者様に痛み止めをもらって、お医者様が言うように、だましだまし腰痛と一生付き合うから、別にいいです私はー。」

 

と、誰も勧めてねえのに、いきなり拒否られた。(爆)

 

 

完っっっ全に、閉口しました。orz

 

 

せっかくの至福の時間が。。。orz

 

 

「お医者様」に対して、「鍼」と、呼び捨てっていうかなんて言うか。。。

 

 

全くの初対面で、いきなり敵視されてるような印象すら受けました。(苦笑)

 

 

嗚呼、これが鍼に対する一般国民の認識の、一つの真実なのだ。

 

 

嗚呼、これが鍼に対する一般国民の認識の、一つの真実なのだ。

 

 

つーか誰だ、気胸やったやつ・・・。(~_~;)

 

 

なんか、治療費と慰謝料で示談になったんで、大ごとにはなってないんだそうだ。

 

 

このように、特に明るみに出てない、騒ぎにもなっていない有害事象、実はけっこうあるんじゃないかと思います。

 

 

・・・あーあ、まいーや、明日もコツコツ、頑張ろっと。

 

 

うまくねえ酒だったわ。

 

 

 

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難治症例に挑む日々

2018.11.24

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最近、長いこと詰まってた難治性の症例の患者さん達に、良い変化が出てきた。

 

 

何度も頭を打って、工夫して工夫して、ようやっと光が見える。

 

 

喜ばしいことです。

 

 

・・・でも、今後まだまだ、何があるか分かりません。

 

 

注視していきます。

 

 

若い女性の半年以上の無月経、慢性で難治性の喘息、全身の脱毛症、シェーグレン、リウマチ、ヘルペス、アトピー、変形性の関節症、脊椎の圧迫骨折、

 

重度の眼瞼痙攣、ヘルニア、痛風、摂食障害、逆流性食道炎、咳喘息、発達障害、眩暈、原因不明の疼痛、起立性調整障害、円形脱毛、ベーチェット病、

 

子宮筋腫、突発性難聴、パニック障害、糖尿病、疼痛性障害、重症筋無力症、乳癌、皮膚がん、喉頭がんなどなど、ある日のカルテをざっと見ると、こんな感じです。

 

 

皆さん、命、人生に大きく関わる疾病をお持ちの方ばかりです。

 

 

もちろん、上記疾患そのものだったり、それに直接起因する主訴をやっています。

 

 

今後も、気合い入れていきます!!

 

 

 

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最近の症例 ⑦ 卵巣嚢腫、生理痛

2017.10.23

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さて、続きいきましょうか。

 

 

患者 30代 女性

 

主訴 初潮以来続く生理痛

 

現病歴 初潮以来生理痛きつく、就職後さらに増悪。生理前に頭痛、肩こり、吐き気等も出る。

 

既往歴 卵巣嚢腫、稽留流産、腰椎椎間板ヘルニア

 

弁証 肝脾同病

 

配穴 明らかにしない

 

経過 初診時、カゼを引いており、酷い咳が出ていたが、初診治療後、劇的に改善。

 

初診の1か月後、鍼灸治療開始後一回目の生理が来潮したが、学生時代以来くらい、痛みが楽だったと驚く。

 

今後も治療を継続しつつ、卵巣嚢腫や妊娠のサポートもしていく所存。

 

 

 

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出べその病理

2013.10.27

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たまに目にする「出べそ」

小児でも、大人でも、程度の問題はありますが、たまにおりますね。

これは、へその緒が取れた後、おへその奥の組織がキッチリと閉まっていないと、小腸や、胃の周囲の脂肪組織が、いきんだりした拍子に、

 

おへそ奥の部分からズルッと飛び出てくる病気です。

小児の場合は、多くは手で簡単に戻せますし、生後すぐに出た場合は、グッと圧迫しておけば、ほとんどは自然治癒するそうですが、

2歳になっても戻らない場合や、痛みがあったりする場合は、手術することもあるそうです。

しかし、基本的には自然治癒を待つことが多いようです。

成人の場合は、妊娠出産を繰り返した女性に多く、これは手術になることが多いようです。

東洋医学では、臍ヘルニアに関して、主に小児科の病として扱い、弁病名は「小児臍突(しょうにさいとつ)」と言います。


・・・続きは次回。(笑)

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「俺は鍼灸なんて信じてねえから!」

2013.08.17

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昨日のブログ(
「鍼じゃヘルニアは治らねえよ」)といい、こういうのは鍼師からしたら嫌な話だけど、そういう声や現実から、目を背けていてはしょうがない。

キチッと向き合っていきましょう。


というわけで、今日は第2弾。


こないだ、とある呑みの席で、酔っぱらいが、

「俺は鍼灸なんて信じてねえから!」

と、突っかかってきた。


まあその場でいきなり飛び掛かってもよかったんだけど(笑)、そこはいい大人。

(まあ、僕は飲んでなかったし。)

 


「・・・へえ、何でですか?」

と問うと、

「背中が痛くて、病院に行ってもはっきりしないんで、近所の接骨院に行って鍼してもらったけど、そこの説明にも納得できないし、効果もない!だから俺は鍼灸なんて信じない!」

と、大変下品な、でかい声で、なんやかんやとまくしたてている。

 


赤い、不っ細工な顔して。


僕は内心、

「つーか、あんた誰だよ。その議論以前に、まず無礼にもほどがあるだろ。。」

と思いながら、黙って聞いていた。

こーゆー場は、気分悪いから、すぐに帰ってもよかったんだが、まあ、さらっと受け流して(ほぼ無視して)その場は終わったんだが、後から考えてたら、

 

だんだん腹立ってきたんで、ちょっと反論でも書いとこうかな、と思う。

(笑・・・まあ、こんなん相手にしても、とも思うが、腹立ったから仕方ない。)


そもそも、

自分が実際に受けて効かなかった→だから鍼灸を信じない

という考え方自体は、一定、筋が通っている。


その人が実際に受けた上でそう感じたんだから、気の毒だが、仕方ない面はある。


そういう人は、症状を取るために、粛々と鍼灸以外の治療法に活路を見出す、というのが普通だろう。


しかし、

自分が実際に受けて効かなかった→だから鍼灸医学、東洋医学は信じるに値しない程度のものだ!

と考えて、貶めるようなことを周囲に言うのは間違っている。


まして鍼灸師に言うなんて、ケンカ売ってる以外にどう取ったらいいのか、理解に苦しむ。


こういう人というのは、そもそも「鍼灸治療」というもの(前提)に対して、おそらく最初から事実誤認をしている。

鍼灸治療というのは、普通、「その先生個人の考え方に基づいて」なされているものである。

現代日本においては、東洋医学は、ある症状には、こう考えて、こういう鍼をしなさい、などという、西洋医学みたいなガイドラインなんていうものは存在しない。


ちょっと不勉強なんで分からないが、韓国や中国、全世界でも、それはそうなんじゃないだろうか。

各先生が、ある意味では好き勝手に、古典に基いたり、自分の師匠に教わったり、自分が独自に考えたやり方でやって、それなりに効果を上げている。

清明院(僕自身)もそう。

だから、

ある鍼灸院の鍼を受けて効かなかった
  ↓
「その先生のやり方、考え方、手法」が自分には効かなかった(合わなかった)

という理解が正確なんであって、

ある鍼灸院に行って治らなかった
  ↓
鍼灸治療では僕のこの症状は治せない
  ↓
鍼灸治療では他の人のこの症状も治せないはずだ
  ↓
鍼灸治療では〇〇は治らない
  ↓
したがって鍼灸治療は信じるに値しない、インチキ医療だ!


という理解(というか決めつけに基づく論理展開)は、正当でないと思う。

しかも何回かしか会ったことのない、鍼灸という仕事を誇りにして生きている事を伝え聞いているであろう人物に会ったときに、冒頭のような言葉が出るのは、

 

おそらく後者のような理解(というか誤解)を、固定観念としてお持ちなんじゃないだろうか。

(・・・ま、どーでもいいけど。)

それより何より、いくら年長者であっても、あんまり知らない人に対して、その人の生業を馬鹿にしたような言い方が出来てしまう、無礼千万な人間性に、

 

一大人として、無性に腹が立った。

ああいう人間は、知らず知らず無礼な態度、言動で周囲の人を怒らせ、それが自分に跳ね返り、ストレスになり、勝手に病気になっていくのだろう。

なんやかんや言いながら。

議論をするにしても、不毛になりやすいというか、議論したくない人間だ。

完全に論破されてても、どうせ最後は感情的になり、もの別れに終わったりするパターンだろうし、完全論破してねじ伏せても、何ら考え方、生き方は変わらないだろう。

坂本竜馬は言う。


議論などは、よほど重大なときでない限りしてはならぬと言い聞かせている。

もし議論に勝ったとしても、相手の名誉を奪うだけのことである。

通常、人間は議論に負けても自分の所論や生き方は変えぬ生きものだし、

負けたあと持つのは負けた恨みだけである。

『竜馬がゆく』(司馬遼太郎)より

この考え方に則って、あんなんでも「一応」知り合いなんで、関係悪化させないために、今後もシカトしようと思います。

・・・はー、しっかし、久々腹立ったわ。

東洋医学とか鍼灸治療というのは、数千年、当たり前にあり続ける、言いかえれば患者の支持を受け続ける、最古の医学、医術なんであって、

 

そもそも信じるとか信じないとかの対象ではないと、「僕は」思っています。

つまり東洋医学、鍼灸は素晴らしいのは常識であり、あとはその先生のやり方、考え方、手法が、その患者さんに合うか合わないか、だけの話なんです。

自分がどんな経験をしたかしらんけど、人様を貶めることはできません。

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患者さんの声(50代男性 脊柱管狭窄症による腰痛、坐骨神経痛など)

2011.08.06


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「患者さんの声」をいただきましたので、ご紹介いたします。

50代 男性 学校法人役員

症状:腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)に伴う腰痛、坐骨神経痛など

 

はり治療体験記


手術から一転して、はり治療で痛みが無くなった!

 

 

「腰部脊柱管狭窄症」と整形外科で診断され、手術も覚悟していた時、清明院を紹介されて、さっそく電話でアポイントを入れ、竹下院長に面会しました。

問診の項目がやたらと多く、驚きましたが、治療する側からすれば持てる知識を最大限活用するには必要なことと思い、西洋医学の現状とは大きな違いを感じました。

はり治療がもし満足いくものでなくても、結局は手術しかないので、それは嫌だという思いと、多少投げやりな気持ちで、

金銭面でも道楽程度に考えて治療をはじめてみましたが、日ごとに痛みが消えていくのを実感しながら、同時に入院して手術をするという現実的な考えが頭の中から消えていきました。

まだ現役のサラリーマンとしては、時間、お金、痛み、空白、損失等々多くの節約ができたと喜んでいます。

 

西洋医学だけではなく、治療の幅を広げる東洋医学も視野に!

以前から腰痛や首の痛みで、40年以上に渡り苦しんでいたので、整形外科やカイロプラクティック、整体などへ足繁く通っていましたが、はり治療は全く考えたことはありませんでした。

たまたま勤務先の学校で、はり師・きゅう師の養成を開始したことで、はり治療を知ることになり、体験的に治療を受けたことがきっかけでしたが、

それでも体験治療を受けた時点では、はり治療への期待は薄いものでした。

 

脊柱管狭窄症と診断され、手術をする日程まで検討していたところ、

「なんでも治す先生がいる。」

と紹介された清明院で、痛みがなくなることを実感したことで、いつの間にかはり治療を他人に勧めている自分に気付きました。

 


年齢に関係なく、はり治療に恐怖感を持っている方が多くいますが、西洋医学で治らず、手遅れになるほうがもっと恐怖であるとの思いもあり、

治療の幅を東洋医学、とりわけはり治療に広げてみることをお勧めします。

 


【清明院からコメント】

 

まず、「なんでも」は治せませんのでお間違いなきようお願い致します!!(苦笑)<m(__)m>

私は市井の平凡な鍼師の端くれですので、確かに東洋医学の限界というものは果てしないとは思うけど、現時点では私に出来る範囲なんてまだまだ限られている、大したことない、と思っております。

良いウワサが広がってくれることは、悪いウワサが広まることと比べれば、大変嬉しく思いますが、勘違い、ミスリードされないか、ちょっと心配な気もしています・・・。(苦笑)

ここは正確に言えば、「なんでも」治せるわけではもちろんないけど、「何が来ても」最善の対応が出来るようには、常々心がけております。

ですので当然、清明院では場合によっては、病院(西洋医学)の受診をお勧めさせていただくこともあります。

この方は初診時、足を引きずったように、見るからに痛そうに治療院に入って来られました。

「脊柱管狭窄症※」により、電車での通勤時、起床時、歩行時等々、日常生活のあらゆる場面で腰痛、坐骨神経痛に悩まされ、

大変つらく、すでに病院では手術を勧められている、とのことでした。

※腰の部分の骨の内部にある、トンネル状の空洞が骨の変形により狭くなり、そこを通る重要な神経が圧迫されて、腰以下に痛みや痺れを生じる病気のこと。

整形外科では、骨の変形、神経の圧迫といった、物理的な要因に症状の原因を求めようとしますが、東洋医学では、問診と体表観察(四診)で得られた情報から、

 

その患者さんが最もバランスを崩しておられる部分を見つけ出し、そこを是正するのみであります。

この方の場合、1時間以上の問診の結果、10代の頃に柔道で腰をいためて以来の腰痛持ちで、過去には首と腰のヘルニアを患った過去があり、

それ以外にも過度の飲酒、仕事でのストレス、プレッシャー等々、日常生活にいくつか問題があることが明らかになりました。

そして、「腎虚(じんきょ)≒瘀血(おけつ)」と証を立て、治療を開始すると、4診目ぐらいで明らかな変化が出始め、

その後徐々に徐々に痛み、痺れが軽減し、現在では歩行、立ち上がり等では特に問題がなく、快適に生活されております。

学校法人の理事職であるため、ハードワーカーであり、まだたまに、以前よりは軽いものの、痛みが出ることがあるので、治療を継続してはいますが、

 

全体的な症状は初診時から比べると雲泥の差であり、今ではパッと見どこも悪くない人、といった感じです。

 


結果的に、どうみても東洋医学によって、手術を回避することが出来た、と評価してよい症例ではないかと思います。

 

 

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「腎」って何ですか?(その2)

2010.12.16

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前回のお話・・・

「腎(じん)」ってなんですか?(その1)

 

ではでは、続きいきます!!

 



☆腎の形と位置

 


まずは東洋医学的な「腎の臓」の”形”と”位置”を見ていきましょう。

腎(類経図翼)

↑これが、東洋医学の言う「腎の臓」の図です。

 

(中国明代、張景岳『類経図翼』より)

 


「相変わらず、テキトーな・・・。」

と思う方もいらっしゃるでしょうが、このように、ザックリとした図にしていることに、むしろ大きな意味があると思っています。

 


東洋医学の言う「五臓六腑」というのは、そのほとんど全てが、背骨にくっ付いてぶら下がっている、と説きます。

(だから位置が大きくズレない、と考えていたのかどうかは分かりませんが。)

 


しかし、実際にその臓腑の図を見てみると、背骨との関連性をえらい強調した図になっているのは「腎」のみです。

(上の図でも、背骨と直接連結していますネ。)

 


ちなみに、「腎の臓」は、腰の部分の背骨(腰椎:ようついの2番)に付着している、と説かれています。

 


これは、「腎の臓」に異常が起きると、特に腰骨に変形などの異常を起こしやすい、ということを示しているのだと思います。

 


これについてはまたあとで解説します。

 

・・・まー、以前にも書きましたが、麻酔もない、精巧な手術器具もない時代に、東洋医学の医者達の興味はもっぱら、

「いかに人体の”機能”を整え、病を治す、あるいは予防するか。」

だったはずです。

 

 

また、

”人は自然の子供”

あるいは

”人は小宇宙(ミクロコスモス)”

であり、

”人と自然は一体不可分(天人合一思想)”

という思想的背景から、医療者側の観点からは、あまり病人をばらしていじくりまわすべきでない、あまり傷つけることなく、病人の「治る力」を最大限フル活用して治すべきだ~!

 

・・という考え方もあったのかもしれません。


・・・誤解されたくないので付け加えておくと、西洋医学の、外科手術の技術は言うまでもなく素晴らしいです。

 


東洋医学には出来ないことが、外科手術なら出来る、早い、という場面も大いにあるでしょう。

 


しかし、だからと言って全ての面での優劣を語ることは出来ません。

 


東洋医学にしか出来ないことも大いにある、と僕は思います。

 


これまでにも、腰椎椎間板ヘルニアや、脊柱管狭窄症など、腰の骨が異常を起こし、腰痛、坐骨神経痛を引き起こす病気で、整形外科医から、

「もう手術をするしかない。」

と言われた患者さんが、手術という選択肢を拒否して鍼治療を開始し、結果的に手術を回避することが出来た症例を、何例も経験しています。

 

次回に続く

 

 

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