東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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3月(一社)北辰会役員講師研修会

2016.03.29

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 3.27の日曜日は、大阪で行われた(一社)北辰会役員講師研修会に参加してきました!!

 

 

今回は北辰会の役員、講師限定の、”内輪の”勉強会。

 

 

とは言っても、もはや北辰会は役員講師だけでももはや50人くらいいます。

 

 

規模的にはほとんど普通の勉強会です。(笑)

 

 

以前は、この勉強会は、非常にマニアックな知識と技術の塊のような先生方が、全国から一堂に集まって、それぞれの最新の考え方、

 

診方などをぶつけ合って、情報交換するような場だったのですが、近年は

 

「標準的な北辰会方式の指導法の統一」

 

ということで、北辰会方式というものを教わりに来た人が、迷わずに上達できるように、講師間での教え方にバラつきがあまり出ないように、

 

極力、指導法を標準化しよう、で、それを皆ですり合わせよう、という動きになっています。

 

 

・・・まあ、とは言っても、あれだけのメンバーが揃いますから、やっぱり話はマニアック、高度な話になります。(笑)

 

 

技術ごとですから、すり合わせとか、マニュアル化という枠組みになじまないことも当然出てくるのです。

 

 

M先生との、数学的な情報処理、物理学的な情報処理、弁証論治家によって、情報処理のシステムが違う、という話、

 

なかなか面白かったですね。

 

 

今回、土曜日の時点でカゼ引いていて、非常に心配でしたが、日曜日の研修会、月曜の漢祥院研修、すべて無事終えることができ、

 

ホッとしています。(*‘∀‘)

 

 

さて、今日も情報処理。(笑)

 

 

 

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そして関西へ

2016.03.26

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 いやー、やっちまいました。。。(@_@)

 

 

金曜の朝、起きたときからノドが痛い。。。

 

 

まあ、大してきつくなかったので、大丈夫だろうと思って、特に何もせずにいたら、午前中の診療が終わって、飯食ったあたりから、

 

徐々に悪化してきて、鼻がつまり、くしゃみが出て、ノド痛が悪化し、体がだるーくなってきました。

 

 

その時点でさすがにヤバい!と思って自分に鍼をし、漢方を飲みますが、少し楽にはなるものの、刻一刻と午後の診療時間が迫ってきます。(苦笑)

 

 

そのまま、体調が十分でない状態で、どうにかこうにか午後の診療を終えたときには、ノドの痛みはMAX、咳くしゃみ鼻水も止まりません。。。

 

 

患者さんから、

 

「先生もカゼひくんですね。」

 

と言われる始末。。(苦笑)

 

 

情けない。

 

 

どうにか、終了後にスタッフに鍼してもらい、今日の診療は大分マシな状態で行えましたが、本日の診療終了後は関西行きです。

 

 

いやー、参った。

 

 

カゼはやっぱり、ん、少しおかしい!と思った時点で即座に叩かないといけません。(笑)

 

 

よい教訓を得ました。

 

 

 

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患者さんの声(60代女性 脊柱管狭窄症)

2016.03.20

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「患者さんの声」をいただきましたので紹介します。

 

 

60代 女性 

 

【症状】脊柱管狭窄症による腰下肢の痛み痺れ(坐骨神経痛)、歩行困難

 

【既往歴】関節リウマチ、右顔面神経麻痺

 

 

 

「竹下先生なら親身になって診てくれますよ。」

 

という言葉を頼りに清明院に行ったのが、今から二年ほど前の事です。

 

当時、新宿駅から清明院までの5分程度の道中、痺れで毎回一度は立ち止まり、屈伸をして、どうにか通っていました。

 

そして鍼治療が始まっても、元々鈍感な体質?!の為、最初の頃は何の変化も感じませんでした。

 

温めて頂いた足元が気持ちいい...くらいでした。

 

それが、いつとは分からないのですが、屈伸しないで通えるようになったのです。

 

最近では、お友達と週二、三回歩く時間を作って、60~90分、休みなく歩いているのです。

 

普段、持病の他、私にとっては万病の時の駆け込み寺のようです。

 

知らず知らずの間に、竹下先生のお導きでここまでこれたと、感謝しています。

 

これからも体調を崩したら清明院。

 

なにで来ても、最善の対応をしますと断言して下さる竹下先生。

 

これからもどうぞよろしくお願い致します。

 

あの言葉を信じて良かったです。

 

 

 

【清明院からのコメント】


本症例は、初診がH26年の4月でした。

 

あるマッサージ院さんからの紹介でした。

この症例も、専門病院で投薬治療を行い、一定の改善を見るも、それ以上の効果に関してはお手上げ状態になっていた症例です。

そういうものを治してこその鍼灸医学ですね。

清明院では、脊柱管狭窄症に関しては、これまでにも診させていただいた経験が多くあり、それなりに自信があります。

 

初診時、「肝鬱気滞、腎虚」と弁証し、鍼をした後の変化から見て、これはいけるだろうな、という手ごたえは感じていました。

 

ただ、本症例は本格的に発症してから4年が経過しており、初めて軽い症状を自覚したのは15年前、という慢性症状であり、

 

メインの症状以外の既往歴も色々とあるので、時間はそれなりにかかるだろうと思いました。

 

案の定、初回の治療後、いい変化は感じていたものの、すぐに症状が元に戻ってしまうという、患者さんも、こちらとしても、ヤキモキするような状況がしばらく続きましたが、

 

それでも冷静に、有効打を与え続けた結果、上記のような素晴らしい結果が得られた、という症例だと思います。

 

よく頑張って通って下さったと思います。

 

このように、慢性、難治性の疾患を治療する場合、患者さん自身の治療に対する前向きな心持ち、行動が非常に重要になります。

 

初診以降、週1,2回のペースで治療を続け、無理をして疲れたり、カゼを引いたり、症状が強く出てきたりする度に適切に対応し続け、

 

徐々に徐々に症状が緩解していき、初診から1年が経った頃には、症状は半分以下となり、1年半たった頃には、最初を10とすると1程度まで改善しました。

 

現在では月に1.2回、健康の維持増進を目的に、通院を継続されております。

 

一回二回の治療で劇的に治癒した症例も、派手で結構ですが、こういう症例も実は鍼灸治療、東洋医学の醍醐味、本領だったりします。

 

脊柱管狭窄症というと、薬や注射で痛みや痺れをごまかし続け、いよいよ歩けなくなると手術する、で、しばらくするとまた同じ症状が出て、

 

同じことの繰り返しをしているうちに、いよいよ歩行困難、お手上げ状態となる、という悲惨な流れになってしまう方が非常に多いのですが、

 

早い段階で清明院に鍼に来ることをお勧めします。


何でも治せるとは言いませんが、脊柱管狭窄症については、鍼を持って以来、非常に多くの症例を診ていますが、総じて皆さん結果はいいようなので、

 

お困りの方は是非一度診せにいらしてください。

 

 

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赤ちゃんにとっての世界

2015.12.22

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清明院、相変わらず赤ちゃんだらけであります。(笑)

 

 

子供は面白いですね。

 

 

私も老いたのか、最近やたら可愛い。(苦笑)

 

 

ところで、患者さんから質問されることがあります。

 

「最近、うちの子変なんです。急に〇〇で・・・、」

 

というお話。

 

 

僕は、カゼひいてないかどうかとか、食事がどうとか、便がどうとか、汗がどうとか、そういう基本的なことを確認して、

 

そこに異常が無ければ、まず考えるのは、ご両親の不仲です。(苦笑)

 

 

つまり、赤ちゃんではなくて、ご両親の関係性が変なんじゃないか、という疑い。

 

 

大体当たりますね。

 

 

赤ちゃんや、学校や幼稚園にも上がっていない子供にとって、両親との空間が、まさに生きている世界そのものです。

 

 

我々大人だって、日本がもし戦争を始めたら、不安でたまらなくなります。

 

 

泣きわめく人もいるでしょう。

 

 

ある意味、それと同じことで、赤ちゃんにとって、両親の不仲というのは、大人にとっての、世界情勢が不穏になった時のようなものなのです。

 

 

しかも、それを訴える方法といったら、泣くことくらいしか出来ません。

 

 

それでも改善が見られなかったら、体に色々な症状が出てきます。

 

 

そして、それが原因で疲れ果てたご両親が、さらに精神が不安定になって、また喧嘩する。

 

 

そしてさらに赤ちゃんの容体が悪化する、という悪循環。

 

 

これ、実は非常に多いように思います。

 

 

 

赤ちゃんにとって、自分たちが世界、環境そのものなんだ、という自覚が持てるか。

 

 

 

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10月(一社)北辰会スタンダードコース東京会場

2015.10.12

清明院では現在、スタッフを急募しております!!

ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう!!詳細はこちら!

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昨日、10.11の日曜日は、お茶の水女子大学で開催された(一社)北辰会スタンダードコースで講義してきました!!


今回、朝一から講義する予定でしたが、前日から珍しくカゼを引いていまして、日曜の朝にも少しばかり症状が残っていましたので、

大事をとって午前中は休ませていただきました。

(順番を変わってくれた先生方、ありがとうございます!!<m(__)m>)

そして、朝8時台に一回自分で治療してちょっと寝て、10時台にもう一回治療してまたちょっと寝て、

症状は全て取れて、体調完璧になった状態で、悠然と会場入り。

いい感じで2時間喋ることが出来ました。(笑)

今回の講義は

「カルテ記載 問診」

ということで、今年度のカリキュラムから試験的に導入されている、”カルテ記載”というシリーズもの講義の一発目です。

北辰会では、独自に開発した、弁証論治専用のカルテを使って、患者さんの情報を詳細に問診し、体表観察し、

病因病理と証を明確にした上で、治療に入ります。

そこまでやるから、たった一本の鍼で、驚くような効果を上げることが出来ます。

しかし、この「北辰会専用カルテ」をキチッと臨床で使いこなせている先生は、嘆かわしいことに、会員でも少ないのが現状です。

昨日も、実際に北辰会カルテを使って、証と病因病理を明確にして治療している先生がどの程度いるか、

挙手を求めましたが、なんと会場の1割程度。。。

ということは、残念なことに、ほとんどの人は北辰会が教える手法や配穴を断片的にマネして、

効いたとか効かないとかやってるだけな訳です。

これではいけません。

せっかく北辰会がやっている基礎基本からの教育が、意味薄です。

昨日はその辺を、しつこくしつこく、主張させていただきました。

・・・まあ、誰にどう響いたか。

アンケートの結果を待ちます。

終了後の飲みはアツかったネ。(笑)

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最近観た映画

2015.08.14

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最近も、ヒマさえありゃあ映画観てます。(笑)

(さらに…)

「柴胡桂枝湯証」という状態 その7

2015.06.19

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これまでのお話・・・

 


「柴胡桂枝湯証(さいこけいしとうしょう)」という状態 
「柴胡桂枝湯証」という状態 その2            
「柴胡桂枝湯証」という状態 その3                
「柴胡桂枝湯証」という状態 その4     
「柴胡桂枝湯証」という状態 その5        
「柴胡桂枝湯証」という状態 その6
             参照

 

 


久々に続き(というか補足)です。

 

 

ここまで、「柴胡桂枝湯」という薬について、簡単に、もともとカゼをひいた時の薬であった、という説明を中心に書いてきました。

 

まあこう書くと、

「じゃあ、柴胡桂枝湯っていうのは、ある種のカゼ以外には使えないんかい?」

と思う人もいるかもしれません。

 

その辺を、廣田先生からご指摘いただきました。

柴胡桂枝湯についての考察  参照

 


漢方薬というのは、もともとカゼひきの時に使う目的で考え出されたものでも、長い長い歴史の中で、どんどん色々な病気に応用されて、カゼ以外の慢性の病気にも効果が高い、

 

ということが伝わり、むしろ、もともと考え出されたシュチュエーション「以外での」使用方法が、結果的にメインになっていることも、少なくありません。

 


この柴胡桂枝湯という薬も、ある種の慢性病には、積極的に使われるようです。

 

僕ら鍼灸師としても、四逆散などと同じように、

「この場合、柴胡桂枝湯的な効果を狙いたいな~」

と思いながら鍼をすることがあります。

「四逆散」というお薬 11 参照

 


まあ要は、その患者さんの状態をどれだけ的確に把握できるか、にかかっているのです。

 

それが出来ないと、治療効果はピンボケします。

 

その時に、『傷寒論』に書いてある、きめ細かな方剤分類の考え方が、たいへん役に立つことがある、ということです。

 

とりあえず終わり

 

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「四逆散」というお薬

2015.06.08

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こないだ、

和田東郭という人物

という記事を書きました。

 

そこに出てきた、有名なお薬である「四逆散」

 


今日はこの薬について、まとめておきます。

 


四逆散が歴史上に初めて登場したのは『傷寒論』です。

『傷寒論(しょうかんろん)』という本 参照

 

ここに、柴胡、芍薬、枳実、甘草という4種類の生薬を配合した漢方薬として登場します。

 

『傷寒雑病論』【弁少陰病脉証并治 328条】
 
少陰病.四逆.其人或欬.或悸.或小便不利.或腹中痛.或泄利下重者.四逆散主之.

 

効能は上記にある通りなんですが(笑)、まあ簡単にいうと、カゼをこじらせたやつで、手足がキンキンに冷えて、咳したり、動悸がしたり、小便が出にくかったり、

 

腹痛があったり、下痢したり、渋り腹(しきりに便意を催すのに排便が ごく少量で、すぐまた行きたくなる症状のこと。)だったりする者は、

 

四逆散を飲むとバッチリ治るよ、と書いてあります。

 


四逆散の”四逆”というのは”四肢逆冷”の略といわれ、手足が非常に冷える症状のことを言っています。

 


ここで重要なのは、病的な冷えには大きく分けると2種類あって、


1.温める力自体がないもの(陽虚、気虚など)

2.温める力はあっても、何らかの阻害要因があり、それが万遍なく全身に及ばないもの(陰邪を中心とした邪気実によるものや気滞など)


が考えられる、ということです。

 


四逆散の場合の手足の冷えは、2.の場合なんです。

 


これについて、和田東郭先生は、

「四逆散というのは、大柴胡湯の応用バージョンです。

腹はみぞおちとか肋骨の下の部分が張って、その凝りが胸にも及ぶ位のもので、両わき腹も強く張るもの。

でも熱実じゃないから大黄、黄芩は使わず、ただみぞおちとか、両肋骨下を緩めることを主とする薬だよ。

全体の腹形、みぞおち、肋骨下の状態をよく診て、それらに悪い反応があって、なおかつ手足がキンキンに冷えるものは、

この薬にて治すといいよー。

本当に温める力が無くなった、重篤な四肢の冷えとは、脈も腹なども、全然違うよーん。」  

(『蕉窓方意解』より抜粋意訳 by竹下)

 


と、述べておられ、また症例として、

 

「ある女性が、産後、意識もうろうとする症状が出た。

色々あん摩や薬などを試したけど治らない。

診るとみぞおちから肋骨の下から脇腹まで、キツク張って、強くこれを押しても弾力が無く、動悸もなにもなく、吐きそうになる感じという。

その人に、四逆散に生地黄、紅花を加えて飲ませてみたら著効したよん。

この紅花、生地黄は、瘀血に対して使ったのではなく、甘味の四逆散に組み合わせて、肝火の上逆を潤し緩める狙いで使ったよーん。」


『蕉窓雑話』より抜粋意訳 by竹下 

 

とも述べて、四逆散の応用的な使い方も示してくれています。

 


「四逆散」というお薬 2  に続く。

 

 

 

 

 

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患者さんの声(70代女性 原因不明のまぶたの脹れ)

2015.05.07

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「患者さんの声」をいただきましたので紹介します。

(さらに…)

「体調が悪いので治療を休みます。」という電話

2015.04.28

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もうずいぶん少なくなったが、今でも、たまーーーに、予約キャンセルの電話の時に言われる、このセリフ。(苦笑)

(さらに…)

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