東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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気血津液弁証

2025.09.18

 

 

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こんばんは、三鬼です。

 

 

 

今回は気血津液の失調を中心とした弁証について書きます。

 

 

 

気血津液弁証は、気血津液の生成不足・運行失調・相互の失調などを分析する弁証法です。

 

 

 

これにより臓腑の機能状態や全身の栄養状態を把握できます。

 

 

 

気の病証には気虚証・気陥証・気滞証・気逆証があります。

 

 

 

気虚証は倦怠感・息切れ・自汗・脈弱などを呈し、脾肺の虚が多く見られます。

 

 

 

気陥証は気虚が進行した状態で、内臓下垂や慢性下痢などが特徴です。

 

 

 

気滞証は情志の抑鬱により気機が鬱滞した状態で、脹痛や遊走性の疼痛を呈します。

 

 

 

血の病証には血虚証・血瘀証・血熱証があります。

 

 

 

血虚証は顔色が白い・眩暈・動悸・爪の色が淡いなどの症状を呈します。

 

 

 

血瘀証は刺すような痛み・腫瘤・暗紫色の舌・渋脈などが特徴です。

 

 

 

血熱証は各種の出血や皮膚の発疹を伴います。

 

 

 

津液の病証には津液不足証と痰飲証があります。

 

 

 

津液不足証は口渇・皮膚乾燥・便秘・少尿などを呈します。

 

 

 

痰飲証は水液代謝障害により病理産物が停滞した状態で、咳嗽・眩暈・悪心などを引き起こします。

 

 

 

気血津液は相互に関連しており、一つの失調が他に波及します。

 

 

 

気虚が血虚を招く、気滞が血瘀を生じるなどの複合的な病証が多く見られます。

 

 

 

【参考文献】

東洋療法学校協会 編;教科書検討小委員会 著.新版 東洋医学概論.医道の日本社;2023

 

 

 

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