東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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頭痛とは⑥

2022.12.15

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「頭痛」のお話の続きで、「血瘀と痰濁上蒙の頭痛」について、お話ししていきたいと思います。
 
 
 
 
 
いずれも実証に属しますが、病因病理は異なります。
 
 
 
血瘀の頭痛は、慢性的な疼痛による「久痛入絡」で血滞不行となり生じることが多いです。
 
 
 
『霊枢・厥病篇』に「頭痛み腧を取るべからざるは、撃堕する所ありて、悪血内に在るなり」と記載されているとおり、打撲や転落などの外傷によるものも、これに分類されます。
 
 
 
 
弁証のポイントは、刺すような固定性の頭痛、舌の瘀点を呈するか否かです。
 
 
 
治法は、活血化瘀・通絡を用います。
 
 
 
痰濁上蒙の頭痛は、ふだんから飲食が乱れて不摂生が続いており、脾胃の運化失調により生じた痰濁が清竅を上蒙して発生します。
 
 
 
弁証のポイントは、頭が重く痛み、目眩を伴い、胸や腹の膨満感や苦悶感、水様物の嘔吐、舌苔膩といった痰濁の症候を呈することです。
 
 
 
『証治匯補・頭痛』にも「痰によりて痛むものは、昏重して眩暈し吐せんと欲す」というように記載されています。
 
 
 
治法は、化痰がメインとなります。
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店

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