東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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面部疼痛(めんぶとうつう)とは②

2023.04.20

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「面部疼痛(面部疼痛)」の続きで、「肝鬱化火と気虚血瘀の面痛」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
前回までのお話はこちら
 
 
 
まずは、肝鬱化火の面痛についてです。
 
 
 
悩み、心配事、怒りなどにより、肝の疏泄が失調して、肝鬱化火し、肝火が上犯することにより面部疼痛を引き起こします。
 
 
 
この場合、目の充血、顔面紅潮、胸部が脹って痛む、イライラ、易怒、口苦、咽乾などを伴います。
 
 
 
また、舌質紅、舌苔黄で乾燥、脈弦数などの肝火の症候がみられることが特徴となります。
 
 
 
治法は、清肝瀉火、通経活絡を用います。
 
 
 
つぎに、気虚血瘀の面痛についてです。
 
 
 
この場合、顔面痛が長期間持続することで気血を消耗してしまい、病邪が血絡に入って脈絡の瘀滞を起こしたものが、この分類に当てはまります。
 
 
 
特徴は、舌質淡白あるいは瘀斑あり、脈沈細で弱などを呈することです。
 
 
 
治法は、補気活血、化瘀通絡を用います。
 
 
 
臨床的には、これまで述べてきた各証が錯雑してあらわれる為、治法も相互に組み合わせて用います。
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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