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2013.09.25
では、今日も早速前回の続きを・・・
いたぁ~い生理痛の話①
いたぁ~い生理痛の話②
いたぁ~い生理痛の話③
東洋医学的に、月経痛の治療に取り掛かる際、月経期間以外の普段の患者さんの体の状態についても、知っておく必要があります
前回ブログで例をあげてご紹介したように、痛経のメカニズムには、さまざまなものがあります。
病因としては七情・六淫・内損などがありますが、
それらにさらされて、最終的に月経痛として症状が現れるか否かは、
素体(患者さんの体質)
月経時期の生理的な状態(普段とは違った臓腑経絡のはたらき)
そして病因(前述)
の3つが深くかかわります。
臓腑や気血の弱りが平素からあったとしても、月経の周期でのみ痛みを感じるというのは、月経の生理と関係があります。
月経時期の生理的な状態、についていえば
最終的には衝脈・任脈の気血が盛んになって月経がおこり、
子宮から経血を排出し
生理後は衝脈・任脈の気血はその分空虚になります
月経が起こっていない時期は、衝脈・任脈の気血の調和がとれており、月経前の様な充実・月経後の様な空虚さはありません。
そのため、もしも病因があったとしても痛みを起こすほどではなかったり、
衝脈・任脈・子宮の気血を失調させるほどではないため、「ふだんは痛くない」状態になるのです。
しかし、素体の問題がいつまでたっても解決しなければ、月経のたびに体の中で起こる衝脈・任脈の気血の急激な変化に体がついていけずに、症状が出てしまう
ということになります。
(つづく)
参考文献『中医婦人科学』
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