東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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秋の七草

2016.09.18

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こんばんは、戸倉です。

 

 

最近、日が短くなり、秋になったことを実感させられます。

 

 

立秋を過ぎ、青々とした草花が茂っていた季節から、

 

 

徐々に数多くの秋の草花が見られるようになりました。

 

 

先日、趣味のドライブに出かけた際、途中立ち寄った道の駅で「秋の七草」について

 

 

書かれている案内板を見つけました。

 

 

1月7日の「春の七草」は人日の節句で食べる七草粥で有名ですが、

 

 

「秋の七草」と聞いてもあまり馴染みが無く、一つも思いつきませんでした。

 

 

秋の七草は「萩(はぎ)」「薄(すすき)」「撫子(なでしこ)」「葛(くず)」

 

 

「女郎花(おみなえし)」「藤袴(ふじばかま)」「桔梗(ききょう)」の7つ。

 

 

山上憶良という歌人が万葉集で読んだ歌が由来となっており、

 

 

秋の七草は食べたりする物では無く、観賞用して楽しむものだそうで、特に行事などは無いそうです。

 

 

実はこの七草、各々を調べてみると、それぞれが薬効を持ち、漢方や民間薬として使用されてきたようです。

 

 

・萩・・・生薬名は夜関門、咳止め・去痰などの作用がある。

 

・薄・・・利尿、咳止めなどの作用がある。

 

・撫子・・・生薬名は瞿麦、利尿作用があり、水腫などに使用する。

 

・葛・・・生薬名は葛根、発汗、解熱、鎮痛の作用があり、風邪の症状に使用する。

 

・女郎花・・・生薬名は敗醤、解熱、解毒、排膿作用があり、下痢などに使用する。

 

・藤袴・・・生薬名は蘭草、利尿作用があり、糖尿病や水腫に使用、浴槽に入れ痒み止めにも使用。

 

・桔梗・・・生薬名は桔梗根、去痰、排膿作用があり、扁桃炎やのどの痛みに使用する。

 

 

観賞用といわれる秋の七草ですが、季節を感じるとともに

 

 

漢方としても利用されてきた、日本人にとってなじみの深く、大切な野草です。

 

 

近年は、撫子、女郎花、藤袴、桔梗は数が少なくなってきており、特に藤袴や桔梗は絶滅危惧種だそうです。

 

 

これから徐々に秋も深まり、今年も紅葉狩りなど山野に出かけたいと考えています。

 

 

秋の七草すべてを見つけることは難しいかもしれませんが、意識して探してみようと思います。

 

 

 

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