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2017.02.07
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こんばんは 浅田です
前回の話
参照
今回は、心脾両虚による善憂思について
「脾は志に在りては思をなす」ことから、脾の臓と”思”は密接であることがわかります。
また、血の生成と運行の面では、心の臓と脾の臓が密接に関わっています。
心の臓は血を統轄して精神を主る神を蔵しており、脾の臓は血を生み出してコントロールしています。
脾の臓の調子が悪くて、食事を十分に摂れないとエネルギー不足となり、血を生成することができません。
血が生成されないことで、更に脾の臓や心の臓の働きを悪くし、悪循環のループに入ってしまい心脾両虚という状態になります。
甘い物の食べ過ぎ、酒の飲み過ぎなどの暴飲暴食、過労、慢性病などで、“思”を主る脾の臓が病み、”思”を含めた七情を統括する心の臓が病むと、くよくよして憂鬱になる、一日中同じことで考え込む、様々な考えが頭に浮かぶなどの精神的な症状が出てきます。
下痢、食欲不振など胃腸の症状に加え、動悸、多夢、眠れないなどの心の臓の症状を伴い、状態が複雑化します。
心配したり、考え過ぎたりすれば、脾の臓や心の臓に影響を及ぼしますが、脾の臓や心の臓の調子が悪くなることで、鬱病のような精神の症状が出てくることがあるのです。
精神疾患の場合は、気持ちの面や精神面だけを診るのではなく、身体の内側に生じている異常やアンバランスを診て治療することが重要になってきます。
続く…
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