東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

Search Results for: 陰陽

相撲と東洋医学(その3)

こんばんは、森岡です(^_^)

前回までのお話・・・

相撲と東洋医学(その1)

相撲と東洋医学(その2)

続き行きます!!

土俵の上には、「屋根」があります。

その四隅には、色の異なる「房」が垂れ下がっています。

四隅は「方位」であり、それぞれ東南西北と配当されます。

そして、東は青南は赤西は白北は黒となります。

これは、東洋医学の根本哲学である、「五行論」からきています。

五行については院長ブログ

「五行(ごぎょう)」って何ですか?(その1)

「五行」って何ですか?(その2)

「五行」って何ですか?(その3)

「五行」って何ですか?(その4)

「五行」って何ですか?(その5)

「五行」って何ですか?(その6)

「五行」って何ですか?(その7)

「五行」って何ですか?(その8)    参照

ここで、いやいや東南西北では「5」にならないじゃないか!!

と、お気付きの方がいらっしゃると思います。

おっしゃる通りです。

東南西北を決定するには、

”どこから見て”

東なのか、南なのか、西なのか、北なのか、という基準点を決めなければなりません。

この基準点を、方位においては「中央」とします。

「中央」から見て、太陽が昇ってくる方位を、「東」と決めたわけです。

そして、相撲において「中央」は「土俵」となります。

五行において、中央は黄色が配当されているため、土俵は土(黄色)により造られます。

また、四方(東南西北)には、この方角を守る、

「四神(ししん)」

と言われる神様がいます。

東から順に、

青竜(せいりゅう)、朱雀(すざく)、白虎(びゃっこ)、玄武(げんぶ)

であります。

(因みに、中央は黄竜、もしくは麒麟(きりん)が配当されます。)

青竜は青い竜、朱雀は赤い鳳凰、白虎は白い虎、玄武は亀(甲羅が黒い)と蛇を併せた獣となっています。

東南西北+中央で「5」となり、更に「四神」を含め、ここに

陰陽の調和のとれた空間、「四神相応の地」

が造り出されるわけです。

お相撲さんが、取り組の前に必ず行う所作として、

「四股(しこ)」

があります。

この四股の、「四」は、「四方」につながります。

四股を踏むことで、四神を鎮めることを表します。

横綱の土俵入りは、四神の見守る結界で土俵入りし、地から天へとせり上がる動きをします。

そして、力強く四股を踏むことで、陰である地を鎮め、陽である天へと、

天下泰平・五穀豊穣を祈りあげるといった、呪術的作法が背景にあります。

この土俵入りは、最も強い横綱にしか許されない行為です。

腰に、常世(とこよ:永久不変に変わらない世界)と、現世(うつしよ:変わっていく現実世界)を隔離する結界である、

注連縄(しめなわ)をまとい、柏手を打ち、四股を踏む。

その背後では、行司さんが祭文を唱えます。

つまり「地鎮祭」という、特別な意味が、ここに隠されています。

次回に続く。

愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!

↓↓清き1票を!   ↓↓清き1票を!
人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ


清明院オフィシャルホームページ(PC)

清明院オフィシャルホームページ(携帯)

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

勉強会に行ってきました!

こんばんは、森岡です(^_^)

今日から一週間よろしくお願いいたします!!

先日、積聚会が主催する、積聚会創立30周年記念大会に出席してきました。

会の代表である、小林詔司先生が「易(えき)」についての講演をされるということで、興味をもち行ってきました。

僕は、以前から「易」については興味がありました。

というか、僕らがいつも目指している、

「陰陽の調和」

を、とるためには「陰陽」の理解というものが必要不可欠です。

そして、陰陽の勉強を進めていくと、「易」は避けて通れないものです。

「易」または「易経(えききょう)」は、およそ3千年前に中国で生まれた最古の書です。

儒教のバイブルである「六経(易・書・詩・礼・楽・春秋)」の中の1つとして数えられています。

ではなぜ「易」が鍼灸師にとって重要か?

それは・・・

「易」とは、

「陰陽の変化をもって、天地人三才の道を述べたもの」

だからです。

少し難しいですか(苦笑)?

つまり簡単に言うと、

この世(大宇宙)のあらゆることを、

陰陽の変化・法則を使って解き明かし、

それを、人間(小宇宙)に反映させた

哲学書。

が、「易」です。

「易」と聞くと「占い」のこと? と思う方も、多くいらっしゃると思います。

この「易」における、宇宙観や整体観が、「占い」のテキストとなったわけです。

「易」には、太極(無)から両義(陰陽)が生まれるといった、陰陽の根源的内容を多く含んでおります。

ですから、陰陽を勉強するには避けて通れないわけです。

小林先生もお話の中で、以前は、

「鍼灸師が易を語る必要なんかあるのか」

といった、批判的な見方が多数だったと、おっしゃられていました。

しかし、時代は変わり、現在は「易」を重要視する傾向となってきています。

「易」というと、どこか難解そうで、今まで避けてきた方。

ぜひ一度、「易」の深淵なる世界を、のぞいてみてはいかがでしょうか?

愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!

↓↓清き1票を!   ↓↓清き1票を!
人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ


清明院オフィシャルホームページ(PC)

清明院オフィシャルホームページ(携帯)

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ