東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

臨床メモ ① 麻木

2019.02.16

20190120_213019.JPG

 

 

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ 

 

「エキテン」清明院サイト

 

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

東洋医学的な症状名に「麻木(まぼく)」という言い方がある。

 

 

これは主に知覚麻痺、知覚異常(痺れ)を指す。

 

 

特定の経穴が麻木を起こす場合、特定の経絡が麻木を起こす場合、あるいはさらに広い範囲で、上肢全体、下肢全体、あるいは左半身全体や右半身全体など、臨床上、出方は実に様々。

 

 

これに素早く対応しないと、いずれ本格的な中風に繋がったりする。

 

脳卒中と東洋医学    参照

 

 

1276年(真柳先生説)、金代、李東垣(1180-1251)『蘭室秘蔵らんしつひぞう』に曰く、

 

 

麻木は風。

 

 

これを主治するに肺中の気を補う。

 

 

経脈中の陰火が陽分に乗ずれば麻木をなす。

 

 

時に咳嗽あるものは、秋涼外にあり上にありてなす。

 

 

温剤をもって皮毛を実すべし。云々・・・

 

 

とある。

 

金元の4大医家 李東垣(りとうえん)   参照

 

 

また、清代、沈金鰲(1717-1776)の『雑病源流犀燭ざつびょうげんりゅうさいしょく』には、

 

 

上からくる麻木と下からくる麻木がある

 

 

と述べている。

 

 

肺気、風、上下のベクトル問題・・・。

 

 

これ、鍼灸師としては『難経 14難』損至脈と合わせて、予後を考えたい。

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルサイト

 

 

清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

関連記事: 脳卒中と東洋医学麻痺と東洋医学

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です



:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

 RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿